先日のブログにも書きましたが、
NPO法人「エンパワリング ブレストキャンサー」→
特別セミナーにて、「二次再建」の勉強をしてきました。

私は、同時再建といって、「がんの摘出」をした後、
そのまま形成外科手術をした
んですが、

「二次再建」は、乳がんの摘出を行った方が、
しばらくしてから胸の再建を行う方法
です。


「どうやって、胸をつくるのか?」ですが、

まず、全摘出→乳腺と脂肪を取ってしまうので、
皮膚と筋肉だけで、真っ平らになります。

で、胸の筋肉の下にコレを入れます。

エキスパンダーというもの。
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胸の大きさや体によって、この大きさも違います。
(カタチは、メーカーにもよるのかな?)


この状態が表だそうです。
真ん中にあるのは、磁石。
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これを手術で入れた後、外側から注射針を刺し、
少しずつお水を入れて膨らませ、皮膚を伸ばしていきます。

その注射針をさす際に、注入箇所が分かるように
磁石が入っているんです。

胸に小さな磁石を毎回あてて、磁石が震えた
ところに針をさして、私も、お水を入れられてました。

術後、数ヶ月は、胸の皮膚の感覚がないので、
ブスっと針を刺されますが、何も感じません。


何の心配もなかったんですが、しいて言えば
磁石が胸に入っているので、MRIは受けられないので
事故とかには気をつけるように言われました。

インプラント(=シリコン)に入れ替える直前は、
ギリギリまで、水を注入するので、ビックリするぐらい、
大きく、膨らませます。

これが、インプラントです。
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表面は、少しザラっとしていて
弾力があります。(想像より、柔らかいと思います。)

袋に液体が入っていたのは、昔の話で
今は、凝固したゼリーというような感じ。
安全性も、昔とは雲泥の差です。

ほとんどの場合、一度入れたら 再度
入れ替えをする必要はないそう。


体に合わせて、ものすごい種類の中から
大きさ、カタチ…を選んで、患者さんに入れる。
これは、形成外科医の技術になってくるそうなので、
お医者さん選びが大切だなーと私も思います。

それについてをコラムに更新ました。
「がんコラム」


ちなみに、この
「エンパワリング ブレストキャンサー」さんは、
乳房再建をした女性たちをアラーキーさんが撮影し、
話題となった、「いのちの乳房」のスタッフの方が
立ち上げのきっかけだそうです。
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それから、【バストトップの再建】についてですが、
結構、「ほぇ~!」という話なので、
詳しくは、こちらをどうぞ→