今日は、ハロウィンですね。

良くわからないまま、市民権をえているハロウィン。
クリスマスもそうですが、外国の物を何でも取り入れて、
独自の文化へ変えていく日本人てすごいなーと、いつも思います。
(どのイベントも、飾り付けとかカワイイしね♪)
 
私が、初めて「ハロウィン」の存在を知ったのは、小学校低学年のころ。

アメリカ人のハーフのお宅から、ハロウィンのお菓子を沢山もらい、
嬉しくて、しばらく眺めていたのを覚えています。

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今は、輸入のお菓子なんて、ネットでもどこでも買えますが、
その時代、“外国”はとても遠くて、
遠い「がいこくのおかし」は、ちびっこの私には、
映画の世界から、やってきたようなものでした。

そんな時代だから、「ハロウィン」なんて知らないハロウィン
親に聞いても、知るはずがありません。

全てのお菓子にプリントされている魔女とか、コウモリとかクモ。
大体、なんなんだ、このカボチャの絵は?と、
子供ながらに、アメリカ人のセンスを疑ってみたりしつつ、

外国のお菓子独特の香り(ふんだんに使用された人工香料!)に
心を動かされ、貰ったお菓子をひとつ食べてみました。

…尋常じゃなく、甘い( ̄□ ̄;)

でも、段々とその甘さがクセになってきます。

アメリカナイズされてきました。

次に食べたアメは…

舌がヘンな色になりました(((゜д゜;)))

グリーンみたいな黒みたいな色に舌が染まり、ビビる私…

でも、外国の味が止まらない♪

さすがにお菓子を食べすぎたので、最後に
【黒いパッケージに赤いカボチャ】が描かれた
キャンディーを食べて終わることにしました。

開けてみると、赤い飴が包まれています。
早い段階で、アメリカ色に染まった私は、慣れた手つきで
その赤い飴を口に放りこみました…



か・ら・いー(((( ;°Д°))))

とうがらしをそのまま食べたような辛さ!

思わず、口から出してしまいました。

さっきまで、私をうっとりさせていた「がいこくのもの」に
裏切られた気持ちな、ちびっこフジモリ(涙目)。

「アメリカが、私に いじわるするハズがない」と、
もう一度、新しい【黒いパッケージに赤のカボチャ】飴にトライするも
再び辛くて、口から出しました。。。

「アメリカの子供は、あれを喜ぶんだろうか」
パッケージには、英語でしか書いていないので、真相は分からず、
しかし、この事件は、私の中で だいぶトラウマになりました。。

「Trick or Treat」で、遠く離れた日本の子供が痛い目にあった、
私の中では、不思議な行事です。