昨日から、ピンクリボン月間が始まりましたねピンクリボン

「乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える」、啓蒙活動。
昨日は、色々な場所がピンク色にライトアップされていて、
東京タワーも、毎年恒例のピンクになっていました。

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私が、このピンクリボン運動を知ったころは、
患者さんは、20人に1人の割合と言われていましたが、
現在は、16人に1人と、確率があがっています

女性の皆さん、乳がん検診 受けていますか?

男性は、愛する人が検診を受けているか、
聞いたことがありますか?


年齢が高いほど、乳がんになる確率はあがりますが、
若くても、乳がんには かかります。
出産経験の有無も、関係ありません。

私は一昨年、20代の友達を乳がんで亡くしました。
今、こうして書いていても、悲しくて涙が止まりません。
どうして彼女なのか… 今でも、そう想ってしまいます。

私が生前の彼女に託された言葉は、

「どうか皆さん、他人事だと思わず、検診を受けて下さい。
そして、できたら保険に入って下さい」


最初は、なぜ保険のことを言うのか分かりませんでした。
しかし、理由を聞いて とても納得しました。

乳がんは、早期に治療をすれば治りますが、
がんの治療には お金がかかります。
そうした負担が、周りの人に影響しないためだそうです。

こうした言葉は、現実的になった人でないと、
言えないことだと思いました。


よく
「検診に行って もしも、がんだったら怖い」
と言って受けない人もいますが、
病気を漠然と怖いと感じているのだと思います。

怖いという気持ちは、
① どうなっちゃうのか(痛く、苦しいのか)
② 働けなくなるかも
③ お金がかかるんだろうか

…から、ほとんどきていると思います。

③に関しては、保険に入っていれば大抵はクリアできます。
②も、国の保険制度を利用すれば、ある程度のことは助けてくれます。
そして、①についてですが…
病気を放置して先延ばしにすることの方が、怖くないですか?

 自分だけでなく、大切な人たちを悲しませないためにも
ちょっとだけ勇気をだして、検診を受けてみてください。