昨日は、オークヴィレッジ自由が丘にて、
代表の稲本さん、C.W.ニコルさん、「NARISAWA」の成澤シェフによる
「森の恵みで日本を元気に」という、
スペシャルトークイベントがあり、参加してきました。

まずは、成澤シェフによる【プチ・おもてなし】
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左から
 「木のエッセンス」…杉とオークを1:2で、水に5分漬けたもの
「パン」…木の粉などが入っています
「サブレ」…クリなどの木の粉が入っています


お水は、さわやかな木の薫り、
パンはモチモチで美味しく、ヨモギとサンショウ?みたいな香りが。
サブレも、サクサクで おかわりしちゃいました♪

世界でも認められる成澤シェフは、食材への探求心や
自然からの恵みの中から、いつしか
「森も食べられるのではないか」と考え、
普通では使われていなかった植物を料理に取り入れた方。

 森へ入り探し当てた、香りが良く、美味しい植物たちは
実は“忘れられていただけ”で、昔 森に住んでいた人たちは
口にしていたり、日常的に取り入れられていた物が多かったそうです。

 実際「木のエッセンス(木の香りがするお水)」に使用された
杉の木は、日本酒の樽の材料で、その香りが日本酒についています。
オーク(ナラの木)は、ワイン、スコッチ、バーボンの樽に使用され、
木の香り無しでは、お酒が完成しないのです。

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そして、ずっとずっとお話を聞いてみたかった、C.W.ニコルさん

日本国籍を取得するほど、日本を愛してくれている方。

特に「アファンの森 震災復興支援プロジェクト」には、
涙が出そうになりました。

詳しくは → ☆

 私も昨年から、これからの日本の未来を築くには、
森の力が不可欠であり、この国にはそうした財産が沢山ある

思い、行動していますが…

 肝心な“国の人たち=役人の方々”に、なかなかそれが
伝わらないことが多いように感じます。

 もちろん、全部の役人さんがダメというわけではありません!
志の高い方もたくさん知っています。

ただ…従来の考え方や、やり方でないと動けない“何か”が
そこには見え隠れして、悲しくなることばかりです。

 でも、稲本さんたちのような方々の活動を知ると、
立ち止まりそうになる心に、勇気を与えて貰えます。

 昨日は本当に貴重なお話を聞けて良かったです。