今日は、ミッドタウンで行われている
書家の紫舟さんの「龍馬のことば展」へ行ってきました。

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紫舟さん(女性で美人さんです!)は、
NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字を書いてらっしゃいます!

実物も、ありました!
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【伝】の文字が、刀っぽくて素晴らしいですし、
【馬】の文字も 龍馬が乗り、まさに今、走ろうとしている馬に見えて
かっこいいなーと思っていましたが、
【龍】は、長身な龍馬と福山雅治さんを表している…と知り、
なんてスゴイ表現力なのだろうと感動しました!

この個展、無料でしかも写真撮影がOK(°∀°)b スゴイ!

龍馬が残した書簡などの文章からインスピレーションを受けて
紫舟さんが書いたものだそうです。

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「 世の中の人は何とも云わばいへ
          我が成すことは我のみぞ知る 」



私が泣きそうになった作品が…
うまく撮影できなかったんですがコチラ。
(天井から、らせん状に文字が吊るされていてユラユラしています)
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 「我 死する時は命を天に還し」

これは、龍馬が実際に言った言葉ではなく
司馬遼太郎さんの「竜馬が行く」の中に出てきた

われ死する時は命を天にかえし、
高き官にのぼると思いさだめて
死をおそるるなかれ


…という、文章からのインスピレーションだそうです。

「天によって生かされ、機会を与えられているのだ」
と考えていたからこそ、龍馬は恐れず、
あんな偉業を成し遂げられたのだと思います。

井上雄彦さんの「バガボンド」(宮本武蔵の話)もそうですが、
死ぬことが身近であった時代だからこそ、
昔の人たちは生きるということに、真剣に向き合い、
生まれてきた意味を深く考えていたのかも知れません。

 最近、持っているものを出すばかりだったので、
とても良い刺激として、吸収することができました(*^ー^)ノ

「龍馬のことば展」、明日までキラキラ☆