今日はウダウダ書きます。
『頑張らなくてもいい』
と
近年よく言われるようになりましたけど
元々は
『頑張る！！！』
と言う事だけしか教えて来なかった
子育て感が問題だったと思う訳です。
ウチの息子二人で言うなら
頑張る事も頑張った上で
人生をエンジョイする事も教えている訳で
いわばその価値観の元は
当然私の子育て感から来ている訳ですが
その大元は
私の実父の
『やる時はやる！！
遊ぶ時は遊ぶ！！』
と言う人生論からだ。
以前にも書いたが
結果の出ない努力は
自己満足
と言うのも
結局は私の父から教え込まれた物から出ている訳で
1時間掛かろうが１年掛かろうが
結果が出てナンボな訳で
結果が出ない物は
『頑張った！私！』
って言うだけの物な訳だ。
それでもまだ
結果が出なかった事に対する
反省や次へのステップが有ればイイが
おおかたが
『頑張った自分！』
に納得するだけで終わっていて
『頑張った自分を褒めて！
頑張った事に対して褒めて！
結果はこの際問わずでヨロシク！！』
って言うのがほとんどだ。
でね
周りもそれに対して
事なかれ主義で
ホイホイ褒めるし
お上手言うもんだから
『コレでいいのだ！』
と
バカボンのパパ状態だ。
イイ訳ねーだろ。
でね
頑張りさえすれば結果を出さなくてイイと思っている奴ほど
その後の尻拭いは考えていない。
むしろ
その後の尻拭いや
後処理の手間を考えるくらいなら頑張れる訳であり
後々の展開まで自己責任として出来るのであれば
最初から『出来る様に』頑張れる。
ぶっちゃけ
そこの部屋を掃除しといてねと言われた場合
とりあえず部屋に行ってみてどんな状況なのか
どんな用意が必要なのかを見る事もアリだが
大体の人は
あらかじめ用意をしていく訳だ。
ところが
手ぶらで行ってみたり
雑巾１枚程度を持って行って
『こんなんじゃ終わらな～～～い
』
だの
１時間も２時間も３時間も掛かった後
頑張った自分を褒めて！
とドヤ顔をする。
社会に出ると言う事は
効率的・能率的に事柄を処理してナンボなんで
頑張っただけを評価なんてしてくれない。
結果が出てこその評価だ。
外回り営業さんが
２４時間３６５日
汗にまみれて歩き倒したとしても
販売実績が無ければ
会社にとっては
給料泥棒の何者でもない。
よく
『結果がすべてじゃ無い』
と言うが
それは物事による訳で
単なるランニング好きが
タイム関係無く走っているのと
競技選手が走っているのとでは
意味が違う。
小中学校で
『結果よりも過程が大事』
『結果は度外視して努力する事が大事』
と教えるのは
義務教育中は
結果が出なくても進級できるからですよ。
高校がイイ例で
当然結果によっては入れないのが高校だ。
いくら努力の人だと絶賛されていようとも
『受験』と言う物には結果が付き物である。
頑張って勉強した！
夜中まで勉強した！
と
いくら言おうが
で？それで結果は？
になる訳なんで
今まで
『結果は度外視して！』
と言っていたのとは違うじゃ無いかって話しだ。
なぜ現実の社会での生き方が難しいのか。
それは
社会の厳しさや世間の荒波を『悪』とする風潮が有るからだ。
で
別の視点から話すと
そもそも親自体が
子育てや家事や仕事に対して
『自分に甘い傾向』が有ると
必然として
子育てに手抜きが生じる。
『これくらいイイよね～』
『みんなやってるって～』
『別にイイじゃん！』
『誰にも迷惑掛けないんだしー！』
と
様々な事に手抜きをするが
ぶっちゃけ実際に
誰にも迷惑は掛けないのか？と言うと疑問だ。
そりゃあ
その手抜きした本人は
ＰＴＡにも出なけりゃ地域作業にも出ないし
気の会わない人とは付き合わないし
注意をされても無視すればいいだろうが
手抜きで育てられた子供は
当然社会の中で過ごす訳で
それこそ
子供本人だけでなく
子供を取り巻く環境にも
多大な迷惑をかける訳だ。
昔なら
『お前の子供が迷惑かけた！
どんな育て方してるんや！！』
と言われてたんで
当然な親が恥かいていたが
今は
バカ子やアホ太郎は
みんなからスルーされて
バカ子はバカ子のまんま
アホ太郎はアホ太郎のまんまで成長する。
ここでも何度も書いてきたが
高卒であろうと大卒であろうと
必ずや先には『就職』が待っている。
にも関わらず
その先に必ず待っている状況が
なぜか子育ての中には組み込まれていない訳だ。
どこをどう見て我が子を楽観できるのか？って話しだし
何を基準にして我が子は大丈夫と思うのか？って話しだし
毎年毎年同じ報道が繰り返されるにも関わらず
『就職難』って言う言葉だけが
耳に入っていないかのようだ。
私は子供達と接して話す時に
物凄く具体的な現実を話す事にしている。
『結果がすべてじゃ無いやろ！！』
と言う奴には
『結果が出んでもＯＫやって言うのは
「子供」の時だけの話やで？
アンタ一生子供のままでおる気なん？
例えばアンタのお父ちゃんがやな
「今月頑張って会社行ったけど給料０なんやー」
って言ったらＯＫか？？
アンタが腹減って帰って来てやな
家は汚いゴミ溜めみたいになってるわ
メシはなんにも出来てないわ
それでもお母ちゃんが綺麗に化粧して服着て
「今から友達とカラオケ～」
って言うのはＯＫか？
ちゃうやろ？
どんだけ頑張ろうが
ちゃんと給料持って来んかったらアカンやろ？
遊びに行くのもエエけど
掃除して洗濯して
ご飯作っといて欲しいやろ？
それって
「結果」を求めてるやん。
アンタの生活が今出来てるのは
お父ちゃんやお母ちゃんが
なんやかんや言うとっても
ちゃんと結果を出してくれてる状況やから成り立ってんねんで？
アンタ自身は周りの出した結果で生活出来てるのに
自分は結果なんて関係無く生きるやなんて
それは世の中に甘えてるってだけやん。
バッカでーす！アッホでーす！って
言うてるって事やん。
見下してる親に食わせて貰ってるアンタは
一体ナンボのもんなつもりなんや？
バカにして
しょうもない親やと思ってるにも関わらず
そのしょうもない親に食わせて貰わんとアカンあんたは
ナンボのもんやねんな。
子供を育てるのなんか当たり前やって言うんなら
その当たり前をやってる親やって事やろ？
そしたら
何でアンタは当たり前が出来んねんな。
アッチがする事は当たり前
コッチがする事も当たり前
そやけど自分がする当たり前は
アンタの頭には無いんや。
まずは当たり前が出来てから物が言えるんやないんか？
結果の出せん奴は
世の中では生きて行けんで。
結果が出んでもＯＫなんは
子供の間だけやで。』
って言うてる。 （なげーww）
『頑張らなくてもいい』って言うのは
『（そこまで）頑張らなくてもいい』って意味であって
基本的な部分はやらんとアカンでって
なんで言わんのかは
基本過ぎるからいちいち言わんだけである。
イマドキの子供も
イマドキの子育ても
その
『そんなん言わんでも基本やん』
って言う部分まで
いちいち言わんと
『聞いてません！』
『知りません！』
って
知らんのは恥やと思ってないから
堂々と知らんを言いよる。
知らんのやったら教えてやろうと説明しだせば
『そんなん決まってるんですか？』
『義務ですか？強制ですか？』
『個人の自由ですよね？』
と言い返す。
結局は
親のアンタが邪魔臭いだけやん
手ぇ抜きたいだけやん
と言うオチだ。
遊ぶんやったら
する事やった上でや！
と言うのは
今の教育現場では
価値観の押し付けになるんやろうね。
まぁ
する事半人前以下やのに
遊びだけは一人前って言うのは
大人でもウジャウジャおるから。
ちなみに就活終了した次男が
先日チョコッと旅行に行きましたが
その中に就職決まらずの奴も居たらしい。
そいつは
『気晴らしも必要や』
と言うてたらしいが
今まで気晴らしが多かったから
現在その状況やないの？
する事もせんのに
遊びだけは一人前。
ウチやったら
ありえへん。
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