かづきの逆ギレポジティブな日々

かづきの逆ギレポジティブな日々

思い通りにならない人生でも、
大切なものがあれば、幸せに生きられる!(*^▽^*)
そんな私は俳優の小西遼生くんや牙狼にハマり中vv
痛いですが、いろいろバカみたいに語ってます~(;^_^A

文芸社より本本を出版致しました。



夢と知りせば/日鷹 香月
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「夢と知りせば」著:日鷹 香月


古文の先生に恋をした女子高生の物語です。

ご興味のある方は一度ご覧になって頂けると嬉しいですドキドキ


あらすじと言うか、内容を少しご覧になりたい方は、前回のブログ記事へ↓


http://ameblo.jp/kaduki0202/entry-10604315525.html

世界的にも個人的にも大激動の2024年、9月に入りました(^▽^;)

思えば元日から能登半島地震が起きたり、南海トラフ巨大地震の前兆が見られると発令されたり、本格的に用心して備えていかないと…と思わされていたところ、個人的に大きな事故に見舞われてしまい(T_T)

いろんな意味で一生忘れられない2024年となりました(ーー;)

まだ完治ではないですが、どうにかピークは過ぎ去って徐々に回復傾向にあるので、こうやって少しずつ振り返ることができています。

私だけじゃなく、周りの人達もいろいろと大変で落ち着かない日々を送ってます。

なんとか年内には、去年のように平穏な日常が取り戻せるといいなあ……

 

今年の4/24に転んで右肘を骨折し、5/2に手術、その10日後に退院して自宅療養し、その約1ヶ月後6/13に職場復帰したのですが……

連日37度38度続きの猛暑の中、電車・バスを使ってのリハビリ通院と、そこからまたバスと電車を乗り継いで、更に20分以上歩いて職場に向かうという…とっても過酷なスケジュールで、7/31にリハビリ中熱中症&過労で倒れてしまい、お盆明けの少し暑さが和らぐまで仕事をお休みさせてもらいました……

 

と言っても休んでる間、全然気持ちが休めなかったです(ノ_-。)

右腕はずっと痛いままだし、何をするにも右腕のことを考えて行動するので、読書やスマホゲームも楽しめない。

推し活もとんちゃんの配信をコメントせずに眺めているだけ(´Д⊂ヽ(大事なワンマンライブの拡散宣伝できなくてごめんね)

どん底に落ちている時は、誰にも連絡できず、少しずつ浮上してきてから連絡取れるようになりました。

5月から8月半ばまで、自分から発信したり動いたりができなかったのです。

動けないのに、時間はたくさん余り過ぎていて…何をしていいかわからない…

1人でいると、悶々とネガティブなことばかり考えてしまう。

 

唯一の楽しみは、Amazonプライムビデオで過去の配信ドラマを観ることでした。

最初は入院中大好きだったTRICKを観始めて、そこからSPECや時効警察など、好きだったドラマを観直してました。

 

そのうちまだ観たことない「あなたにお薦めのドラマ」というのを観てみようと、いろいろ観てみました。

その中でも面白かったドラマもあって、いずれブログでそれらの紹介と感想を書いてみたいなと思ってました。

まあ、中には数分観ただけで眠くなってしまうのもあって(^▽^;)そういったのは、そこで視聴をやめて違うものを観たり(笑)

プライム会員なので、無料で観放題のものばかりをチョイスして観れるのがとても便利でした。

 

その中でも一番ハマったというか、ほぼ憂鬱な時間しかない私に、何も考えなくていい時間をくれた作品がありました。

 

それが主演山田孝之さん、監督福田雄一さんの「勇者ヨシヒコシリーズ」です。

勇者ヨシヒコシリーズは、言わずと知れた大人気RPGゲーム「ドラゴンクエスト」のパロディードラマです。

 

 

下にプライムビデオのリンクを貼っておきますので、Amazonプライム会員の方はクリックするとご覧になれます。

(シーズン1のだけ、なぜか2話からのリンクしか貼れなかった(^_^;))

 

シーズン1(2011年)「勇者ヨシヒコと魔王の城」

 

 

 

シーズン2(2012年)「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」

 

 

 

 

シーズン3(2016年)「勇者ヨシヒコシと導かれし七人」

 
 
 
 
 

 

 

元々このドラマ、旦那さんが放映当時観てたのをチラッと横から観たことはあったので、存在自体は知ってましたが、プライムビデオの「高評価ドラマ」のところに必ず載ってるので、まあちょっと観てみるかと最初は期待薄な感じで観始めました。

 

福田監督と山田孝之さんが、ドラクエをモチーフにしたドラマ作品を作りたいというところから始まり、テレ東深夜のドラマ枠で低予算の中製作されたものとなってましたが、確かにいきなりラスボス戦でチープなアニメーションに変わったり、出てくるモンスターが手作り感いっぱいな感じだったり、冒険に立ち寄る村のセットがほとんど同じだったりしました(笑)

なのに、ヨシヒコ一行の前に立ちふさがる盗賊役に、めちゃくちゃ有名な役者さんが登場してたり(クレジットでは友情出演となってました)

5分ぐらいの登場シーンに小栗旬さんとか、菅田将暉さんとか「ええっ!Σ(゚◇゚;)この人がこんな端役でいいの!?」ってぐらい豪華で(笑)そのギャップが面白くて、一気にシーズン1から3まで観てしまいました。

一話30分という短さもあってサクサク気軽に観れ、シーズン3のラストを観たら、またシーズン1の最初から観たくなる仕組みになってるのが憎いなあ~(笑)と思いつつ、何度もループして観てました(*^_^*)

 

勇者ヨシヒコが、仲間の戦士ダンジョー、魔法使いメレブ、村の少女(のちに魔法使い)ムラサキと共に、仏の天命に従って魔王を倒すために、いろんな村に立ち寄り、魔王退治のためのアイテム装備を揃えたり、経験値を積んで強くなったり、

序盤から中盤までは、割とゆるゆるギャグ満載だけど、ラストの魔王との戦いの場面は結構シビアでシリアスなところもあったりします。そのギャップもいい。

 

山田孝之さん演じる主人公ヨシヒコは、純然たる主人公らしい主人公(笑)

生真面目で正義感が強く、お人好しであるがゆえに真っ直ぐ過ぎてちょっとおバカなところもあり、でも憎めない。

その真っ直ぐな性格がさいわいして、途中立ち寄った村で美しい女性と恋に落ち「もう魔王なんかどうでもいい!」とそっちに一直線になってしまうこともしばしばありました(笑)

そのたびに呆れ果てる仲間達だけど、彼の優しさや勇敢さを信じているから、仏の助けもあってすぐに改心して戻ってきても、彼を勇者として認め、一緒に旅をしている姿が素敵です。

元々山田孝之さんという俳優さんのことはもちろん有名なので知ってましたが、あまり出演されている作品をちゃんと観たことがなくて意識してなかったです。

でもこのヨシヒコと言う役柄を演じてるのを観て、すごく華があって器用な役者さんだなあと感心しました。

普段のヨシヒコは真面目で正義感溢れる熱い主人公ですが、メレブのおかしな呪文でおかしくなってしまったり、別人格になってしまったりしても、ヨシヒコ像は崩れることはなく、ちゃんとヨシヒコとして作品の中で冒険しているのがスゴイなと思いました。

この作品を観て以来、CMなどで山田孝之さんを観ると「あ、ヨシヒコだ」と思ってしまう(笑)

 

宅麻伸さん演じる戦士ダンジョーは、一行の中の最年長で一番戦闘に慣れている頼れるな仲間。

他の3人よりも年上なので、保護者的な感じで後ろからパーティーを支えている存在感があります。

特にヨシヒコを誰よりも勇者として認めていて、父親や師匠のような目線でヨシヒコの成長を見守っている感もあり、戦闘中はすごく頼りになる人だけど、美女や可愛い動物に弱く、それで痛い目にあったりと、意外にお茶目でカワイイところもある。

普段ダンディーで渋い感じだけど、笑うとすごく笑顔がチャーミングで素敵です。

 

今や売れっ子俳優さんとなってしまった(笑)ムロツヨシさん演じる魔法使いメレブ。

魔法使いと言っても、使える呪文は毎回くだらない呪文ばかり(甘いものが食べたくなったり、ブラがズレてるような気がするとか、顎がシャクレるとか(笑))

でも知識は豊富なので、解説やツッコミ役に回ることも多く、意外にも一番頭脳明晰な人なのかもしれない。

ムラサキといつもケンカというかじゃれ合ってる姿が、仲のいい兄妹みたいで微笑ましい。

実際ムロさんとムラサキ役の木南晴夏さんも、現場ではとても仲が良かったみたいです。

いつもさりげなく、ヨシヒコのマントの襟部分を直してあげてるシーンがあって、多分ムロさんのアドリブなんだろうけど、メレブの優しさを感じられて好きです。

 

木南晴夏さんが演じる紅一点ムラサキ。最初はヨシヒコを殺された父の敵と思い込んで襲い掛かってきたけれど、ヨシヒコの優しさにほだされて、一緒に旅を続けることになった。

密かにヨシヒコのことが好きみたいだけど、ヨシヒコの方はムラサキがタイプではないのか(笑)他の女性にメロメロになってしまうたびにヤキモチ妬いたり呆れ果てたりしつつも、4人で旅をしていることが楽しいみたい。

他の3人はあまり変化がないけど(メレブのフェイスラインが丸くなったぐらい(笑))ムラサキはシーズン重ねるごとに、キレイで大人っぽくなっていく過程が観られます。

すごくカワイイ女優さんなのに、白目向いたりリアルなゾンビメイクされたりハゲヅラ被らされたり(笑)いろいろ容赦なくやらされているのに、一切恥じらいなく思い切りはじけているのが素敵です。

ムラサキは男勝りで口調も悪く、メレブや仏から「胸平」とからかわれたりと割とひどい扱いを受けているけれど、それでも可愛らしく見えるのがすごいなあ。

美人なのに躊躇なく思い切りギャグができる女優さんが、私は好きです。TRICKの仲間由紀恵さん、SPECの戸田恵梨香さん、時効警察の麻生久美子さんしかり。

他のドラマを観ていて、ギャグが上滑りしているというか…頑張ってコメディーしてます感が出てる女優さんがたまにいるけど、周りとの調和を図って恥じらいを失くして役に徹して欲しいなあ…と思ったりもするので(^▽^;)

この勇者ヨシヒコシリーズを観て、木南晴夏さんの演技力や意気込みがとても好きになりました。

 

あと福田監督作品には欠かせない俳優さんの一人、佐藤二朗さん演じる仏。

仏なのに神々しさの欠片もなく(笑)すごくゆるい感じの仏で、ある意味一番人間臭いキャラ。

メイキング映像の中で言ってましたが、佐藤さんの奥さんのご実家がお寺なので(^▽^;)婿がこんな煩悩まみれの仏を演じているのを住職であるお義父様に観られたら、離婚されてしまうかもしれないと話してました(笑)

佐藤二朗さんは、他の作品でも割とクセのある演技をされるのですが、この仏はよりクセ強な感じなので、まれにウザいと思われるかもしれないです(笑)

 

そしてもう一人レギュラーキャラとして、岡本あずささん演じるヨシヒコの妹ヒサ。

いつも最後に出てきて兄を心配するだけに登場してくる隠れキャラ的な存在。

シーズン重ねるごとに演技がお上手になっていきましたね(*^_^*)

 

この6人が中心となって進んで行く冒険活劇、どのシーズンもオープニングが、映像も曲もオシャレでカッコ良くて大好きなのです。

 

 

 

特にシーズン3は、シーズン1・2が大人気になってしまって低予算ではなくなったのか(笑)めちゃめちゃCGバリバリな上、曲を牙狼シリーズでもお馴染みのJAM Projectが担当していて、めっちゃカッコイイですo(≧▽≦)o

あのオープニングだけ観ると、仏も含めて全員強そうに見える(オープニング詐欺(笑))

映像もキャラ紹介の文字とか、歌ってるのがJAMプロだから余計に牙狼っぽく見える( ´艸`)

(その動画だけ見つからなかったので、観たい方は本編を観てね)

 

エンディング曲は打って変わってほのぼのとしていて、どのシーズンもヨシヒコを先頭に4人が並んで歩いている可愛らしい映像です。たまにメレブがムラサキにちょっかいかけたり、それを後ろからダンジョーがたしなめたりしてる感じがとても好きです。

 

基本ドラクエというゲームのパロディーでもあるけれど、いろんなドラマやバラエティー番組のパロディーも散りばめられていて、特に面白いなあと思ったのが、ドラクエと双をなしている大人気RPGゲームファイナルファンタジーの世界も登場した回。

ドラクエとFFの違いを面白おかしく再現されていて、どちらのゲームもやったことのある私は、そうそう!FFだとこうなんだよ!!と共感しながら観てました。

FF世界の主人公役を城田優さんが演じてて、FFパーティーの方々のビジュアルが、あのゲームのまま実写化され違和感なかったのがすごかった!!

日本人離れしたスタイリッシュなFF界の登場人物に城田さんを推薦したのは、山田孝之さんだったそうです(笑)

 

他にも金八先生や鉄腕ダッシュのパロディーだったり(笑)←テレビ局を飛び越えてそれやって大丈夫なのか?

ニッテレーとか相棒っぽいテレアーサとか、そこまでやっていいのか?許可は得てるのか?とか(笑)

TOKIOのモノマネの似てる似てないの差が激し過ぎだったりとか(笑)いろいろツッコミながら観るのが楽しかったです。

 

一番好きな回は、大地真央さんがゲスト出演したシーズン3の第7話ミジュコの村のお話。

この回は何回も観ました。これの未公開シーンが観たくて、シーズン3「導かれし7人」のDVDボックスを買ってしまいました(笑)

 

 

 

 

 

ホントはメイキング映像や未公開映像観たいから、全シリーズ揃えたかったけど、そこまでは予算的にね(^▽^;)

せめて大好きなミジュコの回の未公開シーンが入ってるシリーズ3を選んで購入してしまいました。

 

ミジュコの村の回は、いろんなミュージカルのパロディーが散りばめられていて、大地真央さん始め、ミュージカル界で活躍されている方々の素敵な歌声が聴けるのです。

それに負けじとヨシヒコ一行もミュージカル調で歌ったり踊ったり、特に山田孝之さんと木南晴夏さんはすごく歌が上手です。

宅麻伸さんも渋い歌声が素敵、撮影当時60歳という御年齢で、皆の足を引っ張らないようにと、必死でダンスの練習をされていたそうです。ムロさんのミュージカルシーンだけなぜか未公開(笑)なんでだろう?

 

ここからはネタバレもあるので下げて行きます。

 

 

 





 

 

 

 

シーズン1、2にも少しだけミュージカル調になる場面が出てきましたが、このミジュコの村の回は全編に渡ってミュージカルしていて、有名なミュージカル劇のパロディーが次々出てきます。

最初は呆気に取られたんですが、何回か観てるうちにどの曲もすごく良く思えて、覚えてしまうぐらい好きになってしまいました(笑)

 

「レ・ミゼラブル」「ライオンキング」「ベルサイユのばら」

「ウエストサイドストーリー(未公開)」「美女と野獣」「キャッツ(未公開)」

 

メレブのソロミュージカルシーンである「ウエストサイドストーリー」と4人が牢屋に入れられ猫にされてしまう「キャッツ」のシーンはDVDでしか観れないのが本当に残念。

メレブの歌唱力がひどいと言われていたけれど、あれはあれでメレブらしくていいと思うのになあ(笑)

特に牢屋のシーンは、すごく重要なセリフ等もあったのに、なぜにこれをカットしてしまったのだろう。

キャッツのメイクも多分すごく時間かかっただろうし、猫にされてしまった4人がそれぞれの個性のまま、ちゃんとミュージカルになってるのがすごく面白かったから、ぜひとも本放送でも入れて欲しかった。

 

メイキング映像でやってたのですが、ムラサキがアンドレになってオスカル(本物の元タカラジェンヌ)と一緒に歌って踊るシーンもすごく好きでした。木南さんめっちゃ歌上手い(*´ω`*)

このシーンのバックダンサーの中に木南さんのお姉さんがいらして、木南さんが宝塚メイクしてるのを見て泣きながら福田監督に「子供の頃姉妹でベルばらごっこしてたんです~夢が叶いました(ノД`)」と言ってる姿が印象的でした。

 

そして最後は大地真央さん演じるレオパルドとその配下の者達、ヨシヒコ一行と仲間になった魔物全員で大フィナーレソングを歌い踊るシーン。

この踊りを覚えるために、キャストの皆さん撮影後夜中近くまで練習していたそうです。

日本の村っぽいところで、洋風の恰好した人や勇者の恰好した人、魔物たちが踊ってる姿は異様かもしれないけれど、皆が高らかに勇者ヨシヒコの思いを歌い上げて踊ってる姿は圧巻で感動します。

最後ヨシヒコのソロ歌唱のところ、圧倒的主役のオーラが出ていてすごいなあと感心します。

この歌が純粋にいい歌なんだよなあ~(*´ω`*)

 

元タカラジェンヌでもある大地真央さんの男役から、魔法が解けたあとの変わり映えも見事で(笑)

「そこに愛はあるんか?」のおかみさんでお馴染みのCMを彷彿させる大地真央さんのすごさを見せつけられました。

 

いろいろ思い悩んだり、右腕が痛かったり、元気が出ない時このミュージカル回を何回も観て「戦え我らの勇者~~♪」と口ずさんでました(笑)

 

勇者ヨシヒコシリーズ、大人気なドラマだというのは知ってましたが、自分が観てハマってその理由がわかったような気がします。

メイキング映像を観て、すごくキャスト陣もスタッフさん達も楽しんで作品作りをしていました。

ゲスト出演されて「大好きなヨシヒコに出られてすごく嬉しい」と言ってる人達が何人もいました。

放送では数秒しか映らないモンスター20体を全てダンボールで作り、撮影に間に合わないから他のスタッフやキャストの人も手伝っていました。

すごく作品に対する愛情が溢れていて、それを観て好きになる人がたくさんいるんだなあと感じました。

 

休職中いろんなドラマ作品を観たけれど、一番ヨシヒコを繰り返し観ていたのは、現実逃避ではないけれど、あまり深く考えずにヨシヒコたちが冒険している世界に浸って笑えて一息つけたからなのだと思います。

思えば私の人生でピンチだった時、必ず助けてくれる存在がありました。

それが今回勇者ヨシヒコシリーズだったのかなと思います。

骨折して落ち込んでいなければ、この作品を観ることもなかったかもしれないし、観てもハマっていたかどうかわからない。

出会うべくして出会ったタイミングだったんだなあと、感謝しています。

 

まだ揃えてないシーズン1と2のDVDも、購入できるときが来たら買って楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

ピンチを救ってくれてありがとう、勇者ヨシヒコよ(-^□^-)

 

8月最後の日、明日から9月です(*^_^*)

台風10号がこちらに接近中のため、仕事が月曜日までお休みとなりました。

今のところ雨風ともにそこまで強くはないですが、これから激しくなる恐れもあるため、今日明日は家で大人しくして用心しています。

 

先日整形外科の診察がありまして、骨折して手術した右肘のCTを撮りました。

前回の診察の時は、肘が90度以上曲がらないままだったので、弱い麻酔をかけて無理やり曲げて行くという( ̄▽ ̄;)少々荒めの治療を行い、そのあと次回はもっと強い麻酔をかけて同じことをするか、それとも再手術入院するかと言われてしまいました(ノД`)・゜・。

あの拷問みたいな荒治療法も勘弁だけど(-_-;)また手術入院するのはもっといやーーー。°°(≧□≦)°°。

 

せっかくここまでリハビリこつこつ頑張ってきたのに(ノ_-。)また手術となったら、一からリハビリやり直しになってしまうじゃんか(T▽T;)

リハビリスタッフさん達も、あまり強引なやり方をするのは心身ともによくないので、時間がかかってもいいから、リハビリで治していけるように頑張ろうと励ましてくれたり、先生にそのことを伝えて打診したりしてくれました(゜´Д`゜)

 

そのおかげもあってなのか、CTの結果も問題なく、手術や荒治療の話はなくなりました。

前回の診察の時は、先生も早く治したいという思いで手術を推し進めてきていたのですが、今回はあまりグイグイ言ってくることはなく、リハビリ引き続き頑張って下さいと言われてホッとしました。

本当にリハビリスタッフさん達のおかげです(T_T)

 

特に私の担当になってくださってるAさんは、若くて爽やか美人な女性スタッフさんで、どの患者さんに対してもいつも一生懸命リハビリに取り組んでる頑張り屋さんです。

自主トレの仕方を毎回紙に書いてくれたり、リハビリの時間の調整など気を遣ってくれて、すごく優しくていい方です(´Д⊂ヽ

熱中症で倒れた時も、ストレッチャーに私を乗せて救急病棟まで付き添ってくれました。

主担当スタッフさんが彼女だから、一緒にここまで頑張ってこれてます(T▽T;)本当に深く感謝してます。

 

他の方々も皆とっても親切で明るく気さくな方ばかり。ベテランの女性作業療法士さんが、毎日頑張ってリハビリ通わなきゃ右腕治らなくなってしまう…と思い詰めていた私に「毎日無理して通わなくても、涼しい家の中で自主トレすればいいからね。ここには自主トレの復習しにくるようなものだから、体調悪い時とか無理しなくていいのよ」と優しく言ってくださいました。

前回診察の荒治療した時、Aさんと一緒にそばについて見守っていてくれました。

その翌日リハビリ行った時「痛いのによく頑張ったね」と労ってくれたのが嬉しかったです(T_T)

 

Aさんがお休みの日は、他の男性スタッフさん達が交代でリハビリしてくださいました。

口数少なくて物静かだけど、まるでダンスをするかのような動きで肩をグルングルン回してくれるほぐしの名人もいれば、友達みたいに気軽にタメグチで世間話しながら楽しくリハビリしてくれる人もいます。

CT撮影と診察前にもAさんにリハビリしてもらってたのですが、受け持ちの患者さんを待っていたその人が「肘動くようになった?」と声かけてくれました。

「前よりは動くよ、これからCT行ってくる!」「おう!頑張れ!」と彼らしい励ましをくれたのも嬉しかったです(*^_^*)

 

あと入院中に担当してくださった方で、人生初骨折&リハビリでいろいろビビってる私に親切丁寧に接して下さり、右腕が使えない状態で気を付けることを教えて下さった師匠みたいなスタッフさん。

その方は入院患者さんの担当なので、リハビリ外来の方に来ることはないんだけど、リハビリ室で顔を見るたびに必ず手を振ってくれます(T▽T;)

担当の患者さんがいない時は、近くまで来て「頑張ってますね、応援してますよ!」と励ましてくれるので「師匠ーー。°°(≧□≦)°°。」と心の中で感涙してます(笑)

 

ここ数ヶ月は職場よりもリハビリ室に通っていたので、だんだん居心地よくなってきてすっかり常連患者となってました(笑)

Aさんがお休みの日にいつものように診察ファイルを持っていくと、スタッフさんの一人がジッと診察ファイルを確認しているので「〇〇です」と名乗ったら「それは存じ上げてます(笑)」と笑われてしまいました(笑)

今日の担当が誰なのかを知りたかったみたいでした(^▽^;)

 

広いリハビリ室には、私と同じように通ってきている患者さん、退院するために頑張ってリハビリしている入院患者さん、

どの人達も自分の痛みと向き合い、頑張って治そうとしています。

スタッフさんに支えられて歩く練習しているおばあちゃんを見て、母も今頃こんなふうに歩く練習しているのかなあと思ってました。

かと思えば、小学生ぐらいの男の子と若い男性スタッフさんが、リハビリしながらまるで同級の友達みたいにゲームの話をしていたり、外国人の患者さんもいてスマホの翻訳アプリで会話をしながらリハビリしている光景もありました。

 

老若男女、いろんな年代や国籍の方々がいて、病院の待合室とはまた違う雰囲気です。

今までリハビリというものをしたことがなかったから、どんなものなのかわからなかったけれど、自分が骨折してリハビリに通うようになったからこそ、今まで知らなかった光景を見て知ることができたんだろうなと思います。

退院前、心の中で勝手に師匠と呼んでいるスタッフさんにリハビリ受けながら言われた言葉があります。

 

「リハビリは手術や薬剤投与の治療と違って、患者さん自身が治そうと思って自分で動かないと治っていかないものです。そのモチベーションややる気は一人一人違う。やる気のある人はどんどん良くなっていくけれど、痛みに負けてやらなくなってしまうと治らなかったり、悪くなっていってしまう」

 

だから無理強いしてしまうと、リハビリが嫌になってしまってやらなくなってしまう人もいる。

車いすから立とうとしない高齢の方に「じゃあ、一回だけ立てたら病室に戻ろうね」と言ってる姿も目にしました。

スタッフさん達はその人の心に寄り添って、無理な時は無理せずに患者さんに合わせてあげているのだなと感じました。

頑張れる人もいるけれど、精神的に頑張れない人もいる。その人に対して無理に頑張れとは言えない。

だから皆とても親切で優しいのだろうな……

理学療法士や作業療法士という資格を持って、技術的なことや人間の体の仕組みの知識などはもちろん必要だけど、患者さんの気持ちに寄り添うことも大事なんだろうなと思いました。

師匠やAさん達に出会えてよかったです。すごく勉強になりました。

 

そして、今現在私の右肘は95度から100度の間まで曲がるようになってきました。

CT撮影&診察を受けた日の夜、左手でご飯を食べていたのですが、ご飯をスプーンでキレイにすくうことができず、右手に持ち替えてすくい取って左に持ち替えることをせず、一度そのまま右手で口まで運ぼうとしました。

まだこの角度では届かないか…?とプルプル震えながら、できるだけ顔もスプーンに近づけてなんとか口に届きました!!!

 

できた…ギリギリだけど、やっと右手でご飯が食べれた!!!

 

そのあと箸もできるだけ先の方を持って、口と手の距離を箸の長さで埋めれれば届きました(≧▽≦)

飲み物も500mlのペットボトルの底の方を持って、右手で飲むことができるようになりました(T▽T;)

まだおにぎりとかお菓子とか、手づかみで食べるものは届かないけど、それができるようになれば、もうあと少しで完治です。

もう一生治らないのかもしれないと落ち込んでいた時もありましたが、ちゃんと治ってきてます。

リハビリの成果は徐々に表れているので、あと少し、もう少し頑張ります!!!

8月もあと少しで終わり、9月に入りますね(*^_^*)

一時の猛暑に比べたら、最近少しずつ暑さが和らいできたような気がします。

ただ今週末にくる台風が心配ですね…(ーー;)

あまり被害がひどくならないことを祈りつつ、今のうちに台風対策しておきたいと思います。

 

さてさて、つい先日26日に無事誕生日を迎えまして、ひとつ年を取ってしまいました(^▽^;)

今年は一生のうちでも忘れられない春~夏になってしまったので(T_T)

この先誕生日を迎えるたびに、あの年は大変だったなあ~と思い出してしまうのかな(笑)

 

衝撃の骨折から4ヵ月…だいぶ動くようになってきたものの、まだ元通りじゃないから完治とは言えない。

それでも、少しずつできることが増えてきて、元の日常が戻りつつあります。

車の運転ができるのが一番大きいなあ…通院、通勤もだけど、買い物や図書館など、徒歩や交通機関では行きにくかったり、右手不完全な状態で重い荷物持って帰宅するのも大変だったから、ほんとに車って便利だなあと改めて思います。

健全な状態の時は当たり前だと思える事も、病気やけがをしてできなくなってしまうと、その当たり前が当たり前ではなく、とてもありがたいことだったのだなあと気づかされました。

 

誕生日の前日の日曜日に、旦那さんがケーキを買ってくれて、お昼に大好物のうな丼もご馳走してくれて、その上誕生日プレゼントとしてニンテンドースイッチを買ってくれましたヾ(≧▽≦)ノ💖

スマホでちまちまゲームしてるのも疲れてしまうし、ずっと前からやりたいと思っていた「桃太郎電鉄WORLD」をやれるようにと、中古品ですがスイッチ本体を買ってくれました(゜´Д`゜)

 

 




昔から桃鉄ゲームは好きで、新婚当時旦那さんとよく対戦して楽しんでました。

十何年ぶりかに、2人で桃鉄をやれてすごく楽しかったです。

基本桃鉄は日本全国版が多くて、日本の地理や特産品、観光地などに詳しくなれるものの、毎回日本だけだと飽きてしまうから、今回は世界各国を廻って、世界地理にも詳しくなるかもしれない。

今は旅行とかお出かけとか考えられないけれど、気持ちだけでも世界旅行している気分に浸れます(笑)

 

車運転解禁から少し浮上できましたが、骨折してから腕の痛みやリハビリの進み具合からくる不安や、職場での人間関係の悩み、入院している実家の母の心配など…ストレスを抱え込み過ぎて落ち込むことばかりでした。

人に気を遣ってしまうので、人前ではあまりそれを出さないようにして、リハビリ中もできるだけ明るくいようと努めていたけど、泣きそうになることが何度かありました。

職場の人達の自分勝手な言い分に腹が立って、すごく言い返したかったけど、迷惑かけてしまってるのは事実だから…言い返すこともできず、自分の心の中でその人達を憎たらしく思ってました。

骨折前までは、一応仲良くやってきたつもりだったんだけどね……

 

ずっと我慢して溜め込んでいたものを、旦那さんには吐き出して受け止めてもらえました。

今回の件で一番よかったことは、夫婦の絆が深まったことかなと思います。

入院や通院の付き添いから、家のことなどすごく支えてくれて、とても感謝しています。

 

それから入院中の母も、この前の日曜日に面会に行ったのですが、だいぶ足も精神的にもよくなっていて、顔つきが元の穏やかな感じに戻り、入院前のように会話もしっかりできるようになってました。

車の運転できるようになったという話をして「暑い中電車と歩きで通うの大変やったね、えらかったね」と労ってもらえたのが嬉しかったのと同時に、母にそんなふうに面と向かって労ってもらえたことなんてあまりないから、同時期にお互い大変だったけれど、母娘としての愛情を再確認できてよかったと思います。

お互いリハビリを頑張ってきて、すごく時間はかかったけれど、あと少しで2人とも良くなって、来年は一緒にどこかお出かけできるといいなと思います。

 

家族の他にも、いつもLINEや電話で励ましてくれたり、支えになってくれる友達の存在もすごくありがたいです。

来週ようやくちいちゃん、みやちゃんに会うことができます(T▽T;)

4月3人で鶴舞公園のお花見したのが、すごく昔のことのように思える(ノД`)・゜・。

 

6時間にも及ぶ大手術をするような骨折をしてしまったのは、とても不運なできごとで、それに重なるようにいろんな悪いことが次々起きて、平穏だった日常生活がガラッと変わってしまったけれど……

大事なものや大事に思ってくれる味方はちゃんといるんだなと再認識できるいいきっかけになったと思います。

 

今年の夏はいつもと違う大変な夏だったけれど無事に誕生日を迎えられ、苦しい事も嫌なこともたくさんあるけれど、大事な人達と一緒に日々を送れることを幸せに思います。