10月15日より始まりました秋の臨時国会が、2日間の会期延長を経て閉会しました。アベノミクスをさらに前進させるための成長戦略、消費税率引き上げによる経済への影響を最小限にとどめるための経済対策をしっかり議論し、産業競争力強化法などの法律として形にしてまいりました。一方で安全保障の面では、中国による一方的な防空識別圏の設定に厳重に抗議しつつ、日本の安全保障の土台となる国家安全保障会議の設置、安全保障に関わる秘密情報の漏洩を防止するための特定秘密保護法についても集中した審議の上、野党の意見も取り入れ法整備を進めてまいりました。先の「ねじれ国会」で残念ながら廃案となった法案についても、参議院選挙でいただいたご支持のおかげで今回の臨時国会にて無事に成立させることができました。
国会での議論はもちろんのことですが、自民党内部の会議でも毎日喧々諤々とした議論が行われています。自民党では毎朝８時から「部会」とよばれる政策分野別の会議が開催されており、当選１回生の議員でも自由に意見を述べることができます。ここでしっかりと法案の中身について理解し、議論を深めることが、党としての意思決定と国会での議論の質の向上につながっています。
政権与党の国会議員として、日々責任感と緊張感をもって会議に臨んでいます。誇れる日本を作るため、目の前の政策課題に一つ一つしっかりと取り組んでまいります。