『1日早いですが、お母さんの母の日をお祝いしませんか』

 

 

母(夫の母と言うのもちがうし、義母という表現も好まない私)を誘い、

 

昨日、お祝いの食事をしてきました。

 

少し早い夕食を外でとりました。

 

いつもたくさん気遣ってくれる母は、

 

娘が飽きないよう、そして私がゆっくり食べられるように、

 

娘をお店の外に連れ出してくださいます。

 

(お母さんにゆっくりしてほしいのですが……)

 

 

 

そして今日も『一緒にお外行く?』という母の掛け声に、

 

力強くうんと娘はうなずきお店の外へ。

 

そして十数分後、母と娘が戻ってました。

 

カーネーションの花束とともに。

 

 

 

『ほら、空ちゃん。ママに渡してあげて』

 

 

 

ママになった私へ、万遍の笑みとともに、

 

娘と母からのプレゼントでした。

 

そして母が言いました。

 

『お母さんにも飾ってあげて』と。

 

 

 

私を産んでくれた母が亡くなってまもなく1年が経ちます。

 

娘の母になったうれしい気持ち、そして最愛の母を亡くした私の気持ち、

 

両方に寄り添ってくださっている母の気持ちがうれしくて

 

涙が溢れてきました。

 

涙は母にも伝染し、母の目もうるんでいました。

 

 

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ありがとうの気持ちがあふれた日。

 

Happy Mother's Day。

 

 

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Photo Writer かどまどか  / Kado Madoka

 

 

上から読んでも下から読んでも、かどまどか。
撮り手で書き手。
主に旅、ライフストーリー、文化、家族をテーマに執筆。
教科書の教材やインタビュー記事も執筆している。
執筆テーマに沿った素材の撮影はもちろんのこと、家族写真も撮影。
写真ストックの中から写真提供も行っている。
中学校で命、生き方、国際理解をテーマにした出前授業も行う。

 

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