【試合結果速報】
6月10日(木)後楽園ホール、ダイヤモンドグローブ
第1試合/18:00ゴング
※フジテレビ録画放送:6月13日(日)2:55
メインイベント
日本スーパーライト級10回戦
日本王者:永田 大士(三迫)
VS
挑戦者:鈴木 雅弘(角海老宝石)
新チャンピオン誕生
試合:日本スーパーライト級王者永田の2度目の防衛戦。サウスポー永田がガードを固めながら距離を潰してボディに的を絞り先制攻撃。挑戦者の鈴木は、真っ向から打ち合うと、左アッパー、左ボディを痛打し幸先の良いスタートを切った。2回、鈴木は左ボディ、右ボディアッパーを突き刺すと、シャープな右をヒット。3回も左のダブルのコンビネーションを決めると、ラウンド終了間際にはワンツーでバランスを崩させた。4回永田は左目下を腫らしながら強引に前に出て反撃。しかし、鈴木はジャブで距離を測ると右ストレートで迎え撃り冷静に攻め立てた。前半終了時の公開採点は、49-46×1、50-45×2で鈴木がリード。6回、しつこく前進する永田だが、ジャブを軸に試合を組み立てると右ボディをねじ込んだ。7回、劣勢の永田は、プレスを強めてワンツーで顔を弾き勝利への執念を見せる。激しいパンチの応酬にラウンド終了のゴングが鳴ると大きな拍手が送られた。9回、お互いに引かずパンチをぶつけ合って譲らず。9回、ギアを上げた鈴木は左アッパーから右ストレートで切り込み永田にさらにダメージを与える。最終10回、鈴木が冷静に攻め立てると右ストレートで顔を弾いたところで永田陣営が棄権の意思表示を示した。タイトル初挑戦の鈴木が新チャンピオンに輝いた。
提供:ボクシングモバイル
第1試合
スーパーバンタム級6回戦
小笠原 梢太(三迫)
VS
笈川 夏愛(角海老宝石)
中間距離からキレ味鋭いパンチを交換。サウスポー笈川が左ボディストレートをヒットすれば、小笠原も右を叩きつけて応戦。2回、笈川が左ボディストレート、右ボディを好打し流れを作るが、ラウンド終盤は小笠原がプレスを強めて左ボディから右ストレートを決めた。小笠原はボディにパンチを集めるが、笈川はジャブから立て直しを図るとワンツーをヒット。終盤は、足を使いながら左ストレートを打ち込む笈川に対し、小笠原がジリジリと距離を詰めてボディ攻撃という構図が続いた。ジャッジに委ねられた採点は三者三様の引き分けとなった。
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