9/19角海老ボクシング”DUAL CORE"レポート | エビ☆ログ

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角海老ボクシングジム公式ブログ

◇ヘビー級10R

○藤本 京太郎(角海老宝石)vs

チャウンシー・ウェリバー(USA)×

【判定10R3-098-9498-9399-91)】


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ワンツーをガードで防いだ際、巨漢のウェリバーは

「こんなパンチは俺には通用しないよ」

とばかりに不敵に笑みを浮かべる余裕を見せていたが、

京太郎は左右に動き回りながら、

軽いワンツーを断続的にヒット。

初回の偵察戦を経て、試合は2Rからゆっくりと動き出す。

3Rもワンツーを上下に打ち分け、

出入りを繰り返す京太郎に対し、

ウェリバーは「打ち合って来いよ」

という意味を込めたであろう挑発を

仕掛けてくるものの、「勝ちにこだわる」

と試合前に話していた京太郎は陽動作戦に乗ることはなく、

スピードの差を活かしてヒットエンドラン

に徹する自らのペースを崩さない。

5Rになると、ウェリバーにも焦りの色が見え始めるも、

序盤でペースと自信を掴んだ京太郎を

捕まえることはできない。

7R以降は未知のラウンドとなる

京太郎もさすがに後半に入ると、

集中力を失い始め、9Rには右フックで

一瞬グラつくシーンもあったが、

試合全般を通じてコンスタントに

ワンツーをヒットさせた京太郎が

文句のない判定勝ちを収めた。戦略がはまり、

5戦目で世界ヘビー級15位を撃破する

快挙を演じた京太郎は5戦全勝(3KO)

ウェリバーは6553(20KO)75分。

64.5キロ契約10R

○土屋 修平(角海老宝石)vs

スティービー・オンゲン・

フェルディナンダス(インドネシア)×

【判定10R3-097-9498-94×2)】


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フェルディナンダスは初回、

土屋に巻き込むような右フック、

伸びる左ストレートをヒット。

またストレートに匹敵する右のリードで

顔面を弾くなど、

現役PABA王者の実力を存分に発揮。

対する土屋は右を巧みに使うサウスポー

の懐の深さに戸惑っている様子。

その攻撃には焦りも感じられ、

2Rにはヒッティングで左目尻をカットしてしまう。

3R、強引にプレスをかけた土屋だったが、

その強引さが仇となり、偶然のバッティングを誘発。

更に傷口を広げる苦境に立たされる。

4R序盤にも土屋はフェルディナンダスの右を浴びて、

一瞬動きが止まるシーンがあったものの、

ラウンド中盤以降はフェルディナンダスを

ロープに詰めて、下から上に返すコンビネーション

を幾度となくヒット。

こうしてフェルディナンダスの体力を地道に

削り取っていった土屋は徐々に流れを引き寄せる。

6Rにはロープ際に攻め込んだ場面で左ストレートを痛打され、

一瞬グラついた土屋だったが、

この頃にはフェルディナンダンスが

序盤に見せていた切れ味は既に失なわれており、

7R以降は疲労の色を濃くして、

体を預けてくるフェルディナンダスのボディを効果的に攻

めて、ポイントを掻き集めた。

採点は97-9498-94が二者の3-0

土屋はデビュー以来の連勝を14に伸ばした。

フェルディナンダスは1712(7KO)5敗。


S・フライ級8R

○奈須 勇樹(角海老宝石)vs

ワッチャラポン・ギャットプラパット(タイ)×

KO3R1:08】


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過去の来日成績が44敗のタイ人を相手にする

調整試合いうことで「下手は打てない」

という意識が強かったから、

序盤の奈須には少し硬さが見られたが、

3Rに入ると、一気にギアを上げて、

左フックからの右ストレートで

ワッチャラポンにタメージを与えると、

最後は右からの連打で沈め、

大の字になって起き上がる気配のない

ワッチャラポンに10カウントが数え上げられた。

日本フライ級7位、OPBFでは同級12位にランクされる

奈須は2923(16KO)6敗、

ワッチャラポンは2213(5KO)9敗。

◇ヘビー級8R

○ジョアン・デュオーバ(フランス)vs

竹原 真敬(緑)×

TKO6R2:14

◇バンタム級6R

○中川 とん虎(角海老宝石)vs

中島 聖規(マナベ)×

【判定6R3-058-57×3)】

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◇フェザー級6R

○森田 大介(角海老ジム)vs

池ノ内 ワタル(福田)×

【判定6R3-059-56×259-55)】


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62.5キロ契約4R

×中村 槙太郎(角海老宝石)vs
櫻井 孝樹(小熊)○

【判定4R2-038-3839-3838-37)】


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