2・23「DANGAN29」にT-田中の2トップ出陣! | エビ☆ログ

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角海老ボクシングジム公式ブログ

ウェイティングサークルで王座挑戦の機会を窺っている

TEAM田中の2トップ

日本ウェルター級7位・下川原雄大選手と

同S・フェザー級7位・杉崎由夜選手の次なる戦いが

2月23日(水)、東京・後楽園ホールで開催される

DANGAN29」で行なわれることが決まりました。


エビ☆ログ-杉崎由夜


セミファイナルに登場するのは杉崎選手。

20戦(14勝5KO5敗1分)のキャリアを誇る杉崎選手ですが、

今回は初めて外国人選手との対戦をマッチメーク。

相手はOPBF東洋太平洋S・フェザー級9位・夏洞(中国)。

ボクシングビート誌のOPBFランキング表には「夏鈕欽」

ボクシングマガジン誌には「夏鈺欽」と表記される選手です、おそらく。


情報が乏しいので、

「BOXREC」で調べてみると、戦績を14戦8勝(1KO)4敗2分。

この数字だけを切り取ると、極めて凡庸な選手に映りますが、

4敗2分のうちの2敗2分は

グリーンボーイ時代のデビュー4戦目までに喫したもの。

つまり直近10試合は8勝2敗という成績を残す

身長171cm、リーチ173cmの28歳。


日本人とは地元・中国で2度対戦し、

08年3月のABCOコンチネンタルタイトルマッチでは

畠野幸雄選手(宮田)に12R判定勝ち。

昨年1月には松田トモヤ選手(トヤマ)にも7RTKO勝ち。


また昨年9月、内山高志選手(ワタナベ)の持つ

WBA世界S・フェザー級王座に挑戦したロイ・ムクリス(インドネシア)とも

08年7月に敵地・ジャカルタで対戦。

その他にもタイ、モナコ、ウクライナに遠征した”ジャーニーマン”の

豊富なアウェー経験もそこはかとなく不気味さを醸し出します。


とはいえ、日本ランクの中位で地固めをしてきた

”小堀二世”杉崎選手は内容も問われる一戦。

謎めいた難敵との対戦というプレッシャーに打ち勝ち、

王座挑戦の機運が一気に高まる

鮮やかな勝ちっぷりに期待したいと思います。


エビ☆ログ


杉崎選手と同じ田中栄民門下の下川原選手の

舞台はセミセミファイナル。

日本同級5位・千葉透選手(国際)との

サバイバルマッチが用意されました。


現在6連勝中の千葉選手はランキング的にも格上にあたり、

17戦14勝(11KO)2敗1分の戦績を誇る強打のサウスポー。


熱いハートと尻に火がつく強敵に違いなく、

昨年9月の「最強後楽園」決勝で

同じ豪打のサウスポーで現・日本同級2位の

渡部あきのり(協栄)との熾烈な打ち合いを展開し、

苦汁を嘗めた経験が血となり、肉となっているのか。

その成果を試すには申し分ない相手と言えるはずです。 


2月の庄司恭一郎戦(戸高秀樹)では連続KO勝利が途絶え、

5月の渡辺浩三戦(斎田)でも薄氷を踏む勝利に終わった

昨年2010年は”熱血漢”曰く

「最悪、クソったれの年」


明けて、勝負の年となる2011年、

最初のジムワークを行なった1月5日には

大先輩の坂本博之さん(SRSジム会長)から

「一戦一戦を大事にしろ」という魂のこもったアドバイスを賜わり、

奮い立つ何かを感じ取った下川原選手。


”角海老の松岡修造”とも言われる熱い男は

生き残りをかけた一戦でも男魂全開、

寒さも吹き飛ばす熱戦を繰り広げてくれるはずです。


後楽園ホールに到着するまでは

寒さに震えなくてはならないかもしれませんが、

帰りはホッカホッカな気分で家路に就けると思いますよ。


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