明日、東京・後楽園ホールで開催される「第67回東日本新人王予選」には
角海老宝石ジムからフェザー級にエントリーする2戦士が出場します。
まずは第6試合で佐々木伸選手(白井・具志堅)と激突する川下直人
選手。
実は川下選手、これで3戦連続で佐々木選手と対戦することになるんですよ。
昨年2月のZEPP仙台でのデビュー戦の対戦相手は、西野耕司選手(八戸帝拳)でしたが、
続く7月の第2戦は佐々木洵樹選手(帝拳)。前回2月が佐々木小次郎選手(レオスポーツ)。
聞くところによると、川下家は佐々木という苗字の人物と昔から不思議な縁があるそうで、
川下選手の高校の担任は佐々木先生、ご両親の仲人を務めて下さった方が佐々木さん、
また元プロボクサーの川下選手の御父さんの現役時代のジムメートで
何十年ぶりかの新人王になった方がいるらしく、その人も佐々木さん、
当然、今回応援に来てくれる人の中にも佐々木さんは含まれています。
まあ2戦連続で同じ苗字の選手と対戦というのは
ダイレクリトマッチ以外にもちょいちょいあるとは思うんですよ。
でもね
「さすがに3戦連続で同じ苗字の選手と対戦というのは、
日本ボクシング史上でも過去にあるんですかね?」と
川下選手も自身の巡り合わせを楽しんでいる様子。
ちなみに川下選手と関わりのある佐々木選手は全員道産子で、
洵樹選手は旭川市、小次郎選手は札幌市東区、伸選手は松前郡松前町出身。
川下vs佐々木の勝者は、7月29日に温水祥平選手(石川)と当たることが決まっていますが、
必ず今回の試合を佐々木シリーズ最終戦にしてくれるでしょう!
続いては第7試合で木村昌憲選手(宮田)とグローブを交える森田大介 選手。
木村選手というと、昨年の全日本フェザー級新人王であり
先日、4月の月間新鋭賞を獲得した日本フェザー級12位・緒方勇希 選手が
昨年の新人王初戦で雌雄を決した相手ですが、
昨年4月には開始15秒でのTKO勝ちを記録。
これは昨年、国内で行なわれた公式戦で2番に早いKOタイムで、
その前の試合でも、角海老の中東俊介選手を初回KOで下している速攻型のハードパンチャー。
緒方選手と同じく加藤良紀トレーナーに師事する森田選手は
「相手の情報はあったんで、十分に研究できました。
右の威力が結構ある選手ですが、緒方さんが戦って勝った相手なんで、
自分も負けないように頑張ります」と強い決意を語ってくれました。
ところで、前回の試合も同じ興行(2月1日「ダイナミックヤングファイトボクシングIN後楽園」)に出場し、
ともにレイスポーツジムの選手を相手に
39-38が二者と39-37が一者の3-0で勝利を収め、
まさに「川下と森田はセットや」という感じの共通点を持つ川下選手と森田選手。
「先輩には勝利をもぎ取って欲しいです」と森田選手の言葉に対し、
川下選手も「自分も勝つので、勝って下さい」とエールを交換。
今回も次回もその先も、まるで映し鏡のように
両者揃って11月の決勝戦まで勝利を重ねてくれるはずです。
尚、第1試合の開始は午後6時の予定です。
◇角海老宝石ボクシングジム公式サイト
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