昨日の「第66回東日本新人王準決勝」で田村瑞樹(ドリーム)選手と対戦したミニマム級の鈴木翔 選手は三者ともに39-38の判定勝ち。
11月3日(祝・火)に行なわれる決勝戦(東京・後楽園ホール)に駒を進めました。
これで角海老勢は、前田健太 選手(L・フライ級)、塩澤直紀 選手(フライ級)、鳥本大志 選手(S・バンタム級)、緒方勇希 選手(フェザー級)を加えた5人が決勝に進出。
過去65回の歴史を紐解くと、74年のヨネクラジム、04年横浜光ジムの4人が最高で、5階級制覇は前例がありません。
ボクシングは基本的に個人種目ですが、この記録は一人の力では達成できないもの。
選手個々に余計なプレッシャーを与えてはいけないのは百も承知ではあるものの、新たな歴史が作られる瞬間を目撃できるかもという期待に胸が膨らむのも事実。
とにもかくにも5選手とも本領を発揮できれば、自ずと結果は伴ってくるに違いないし、記録がかかる試合に出場できることを誇らしく感じてもらいたいと思います。
ちなみに04年に横浜光ジムで新人王を勝ち取ったゴールデンエイジの一人が小林生人 選手(フェザー級)。
新人王と同じくトーナメント戦に現在参戦中の小林選手は、10月23日に後楽園ホールで「レイジングバトル」60.0kg級決勝戦を控えています。
「トーナメントの角海老」という異名がつくほどの大旋風を巻き起こし、実り多い収穫祭となりますように。
6選手の決勝戦、今からスケジュール帳にチェキっといて下さいな。