どうも、夏場だろうが冬場だろうが、台所でのみ素早く動ける男。加賀です。

最近の悩みなんですけど、意気揚々とカバンと両肩に荷物をパンパンに背負いながらカフェ企画に出陣すると雨が降るんですよ。(2戦0勝)

どうにかなりませんかね?雨男とかじゃ無いと思いたいんですけどねぇ?晴れている方が個人的には好きですゾ。冬晴大好き。【横山の横やり:暑くなってきたから、これから晴れが続くかしら。でも台風の季節ですよね。】

 

作ったレシピ置いときます。来てくれた皆様に手伝っていただいた事により、自分があまり関与しない手順があります。

 

美味しかったメインディシュこと「コロネーションチキン」の鶏むね肉を私は茹でて裂いただけですので、クリームソースの詳細とか、トマトのサラダは代表にお任せします。【横山:オッケーです!】

 

・クラフトコーラ(体にも良い!)

 カフェ企画恒例のクラフトコーラです。前回との違いは、レモンを生+果汁の二手に、カルダモンちゃんとクローブ君がパウダーとホールを入れ替えて、黒胡椒が軽く挽かれたみたいです。

 

中ザラ糖       800g

水          1,600ml

クローブ(ホール)   小瓶の半量

カルダモン(パウダー) 同上

シナモンパウダー   〃

黒胡椒(粗挽き)    2〜3g

レモン        今回は1個

→パウダー等を収める為のお茶パック

◯仕上げ用

レモン果汁      10滴前後

バニラエッセンス   上に同じ

炭酸水      今回は3l分

 

(材料一覧)

 

レモンをワックスが付いている場合はぬるま湯で洗う。そうじゃなければ水で表面を洗う。

レモンの両端を切り落とし、1cm未満で輪切りにする。スパイスをお茶パックに入れ、仕上げ用以外の材料を(お茶パックに分ける際は保存容器の個数分に入れるのを等分配しましょう。今回はし忘れました。シロップ1:シロップ2:炭酸水が0.5:0.5:3〜4になります。気をつけて下さい。)鍋に入れ、中火で中ザラ糖を溶かすのを意識しながら煮立たせる。

 

(軽量からの煮出し中。体にいいものいっぱいです)

 

煮立たったら、火を少し弱め、20分弱煮る。

火を止めて、粗熱が取れたら保存容器に入れ、冷蔵庫で半日以上置く。

仕上げ用の材料を入れて振り、炭酸水で好みの濃さで割る。

 赤ワインとかで割っても美味しい。

 

(決め手の一撃はこの二つ!)

 

(カドベヤでは出せないけれど、ワインとも相性あう!)

 

・エッグタルト

 何時かの中華料理の時に作った物のリベンジ。今回はクラフトコーラで余った中ザラ糖を表面に振ってみました。いっその事粗熱が取れた後に冷蔵庫で冷やしても良いかも。

 

◯外側のビスケット生地

 ビスケット   300g前後

 加塩バター   50g近く

 牛乳      100ml以上

         纏まるくらいに

 ジップロック等の厚手の保存袋

 麺棒等ビスケットを砕けるやつ

 フォーク

 ◯型が無かった時用にアルミホイル

 ●手で伸ばすならばビニール手袋

 

ビスケットを厚手の保存袋に入れて、麺棒などで叩き砕く。ここでキレイに粉末にしないと型に入れた後の穴開けの際に崩れるので気をつけましょう。(写真よりは細かめに)

 

(俺にストレス発散の一例)

 

 

(まだまだ甘かった粉砕)

 

加塩バターを溶けるまで軽くレンジにかけて、砕いたビスケットと牛乳と混ぜて捏ね、纏める。

お好きな型(今回は18cm型と小皿に合わせた張ったアルミホイルの型2つ)に合わせて麺棒などで伸ばすか、ビニール手袋で粘土細工みたいに型に均一になるように押し込むのもアリ。

 

(ボーリング後のクレーターがナンセンス)

 

オーブンを180℃で温めながら、フォークで生地に縁と底面に穴を開ける。

180℃になったら型を入れ、10分近く焼き固める。

 

◯中身のカスタード

 卵黄      4つ

 →卵白は後にスコーンにしますので残しました。砂糖と一緒に泡立ててメレンゲでも良いかと思います。

 

 三温糖      スプーン4杯

 薄力粉      スプーン3杯

 牛乳       適宜

 バニラエッセンス 数滴

 →大人な感じにしたかったら、ラム酒を少し。

 

 中ザラ糖     好みで

卵黄、三温糖、薄力粉をフライパンに入れ、木べら等で擦り合わせる。

1,牛乳を50ml位入れて混ぜる。

2,弱火にかけながら焦げ付かないように混ぜ続けて、とろみが付いたら火から下ろす。

3,再度牛乳を入れて全体を混ぜ合わせる。

 

(バンド名「カスタードになる奴ら」)

 

(固めてのばしての繰り返し)

 

(黄色のモーゼの海割り!)

 

1と2と3を繰り返しながら好みの量、硬さにする。

 

オーブンを200℃に温める。

焼き固めたタルトにカスタードを入れて、中ザラ糖を振りかけて、表面の中ザラ糖が溶けるまで、200℃で20分加熱する。

 

 

(焼かれてます!)

 

(タルト三兄弟、切るのがもったいない)

 

・スコーン(カドベヤの定番!)

 代表が持ってきてくれたアプリコットジャムと共に。

 薄力粉      600g

 タルト生地で余った卵白と卵

 牛乳で調整しながらの300ml程で 

  加塩バター    100g近く

 三温糖      スプーン大で2〜3

 ベーキングパウダー 大1〜2

→今の時期はダレる割合なのでスプーン2つで分けました。

 

加塩バターを室温で置いておき、柔らかくする。

材料をボールに入れて混ぜる。

 

210℃でオーブンを温める。

時間があるのならば冷蔵庫で少し冷やすと油分が固まって、分けやすいです。今回は急いでたのでそのままで。スプーン2つで16個程で分けました。

 

210℃で25分程加熱し好みの焼き色で完成。

 

 

・きゅうりのサンドウィッチ

アフタヌーンティといったら定番のサンドウィッチ。これはみんなで作りました。

一口でつまめるように四角に切ったサンドウィッチのパンにツナときゅうりを挟んでいきます。最後はツナが亡くなったので塩もみをしたきゅうりとマヨネーズで作りました。なんということない料理だけれど、やっぱりおいしいんだよね。

 

・ポテトサラダ2種

 虹色畑さんがご近所の方から頂いた段ボール箱の底面を埋めるじゃが芋with3個の玉ねぎ。使わない訳にいかないじゃん。

◯共通部

  じゃが芋  2種類分で中15〜17           個分

水       鍋による

マヨネーズ   好きなだけ

→入れたかったら、黒胡椒・辛子等々

 

じゃが芋の表面の泥を流水で落とし、ピーラーなどで皮1枚を目安に剥く。

水を張ったボール等に入れ軽く混ぜ、包丁の刃の根本や先端を使いながら芽や気になるところを取る。

 

(芽とり前の待合室)

 

 中くらいのじゃが芋で四半分の三等分▷12等分を目指して切り、鍋に入れて水を被る位入れる。

 

中火にかけて柔らかくなるまで煮こむ。

(ジャガイモの入浴中)

 

柔らかくなったら、火を強めて水気を飛ばしていく。ココで木べらで潰しながら混ぜるか、長めの菜箸で芋の合間を滑らすかで、芋の残り具合が変化できる。

 

(「芋感」を残したかった菜箸君)

 

 

ある程度水気が飛んで纏まってきたら、耐熱できるボール等に移して粗熱を取る。

 

 

此時の鍋肌に付いて取れないジャガイモのデンプン質はスープに流用したので洗ったりしないで残しとく。)【横山の横やり:これがね~本当においしいスープになった。最後まで材料を大切にするのが加賀風です。】

 

 

触れても大丈夫な温度になったら、マヨネーズ他の具材等の好みのモノを入れて混ぜる。

 

 ◯柴漬けのポテサラ(粗め寄り)

  柴漬け  業務スーパーでの2パック

  柴漬けの汁気は捨て、軽く刻む。

 

  

 ◯普通?のポテサラ(マッシュ寄り)

  人参    一本

  キュウリ  一本

  塩     適宜

 人参は、上→銀杏切り→半月切り→輪切り→下(写真参照)で気持ち切り揃える。

キュウリは薄めを意識しながら輪切りにする。

 

 

双方をボールなどで塩揉みし、時間を置いてから出てきた水気を絞る。

(橙と緑の塩揉まれ)

 

・コロネーションチキン

 代表にお願いされた一品。何でも載冠式を起源とするイギリスの伝統料理らしいです。【横山の横やり:エリザベス2世の戴冠式の記念の料理らしい】ほえ〜。美味しかったから、今度うちでも作ろうと思います。

◯チキンの部

 鶏むね肉    600g程度

 コンソメスープの素

 水

 →後に茹で汁をスープに統合するので、濃くはしないくらいで。

鍋にコンソメスープの素と水を張り、鶏むね肉を入れて、中火以下で30分近く、火を入れていく。

中に火が通るまで火を入れたら、スープから上げて粗熱が取れたらほぐす。(残ったのは後のオニオンコンソメスープで使いました。)

 

◯クリームソース

 サワークリーム

 カレー粉

 はちみつ

 パセリ

 クラッシュアーモンド

 お好きならばレーズン【横山の横やり:今回はレーズンは入れなかった。】

 

 

◯付け合せの人参のマリネ

 人参        2個

 塩         塩揉み分

 レモン汁      数滴

 オリーブオイル   ちょっと 

人参をつま用のスライサー又は、スライスした後の千切り等で出来る限り、細かくする。

塩、レモン汁、オリーブオイルを和えて少し置く。上にコロネーションチキンを乗せて完成。

(じゃ~ん。きれいでしょう。ニンジンとの相性が最高です。)

 

・トマトのサラダ2種

虹色畑から頂いたトマトと参加者さんが持ってきてくれたトマト。そのままの味を楽しみたかったので、輪切りで2種類やってみました。

 

 トマト

 ヘタと芯を取り、好みの厚さで輪切りにする。

 ◯イタリアン風

 オリーブオイル

 塩

 バジル、パセリ

 

 

 ◯上野さんのドレッシング

 材料で足んないのがあるかもしれないです。

 

 玉ねぎ(みじん切り)

 酢

 塩

 三温糖

 

 

(参加者の上野さんは料理上手。その場にあるものでチャチャっとドレッシングを作ってくれました。】

 

・オニオンコンソメスープ

ポテトサラダの際に鍋にこべりついたじゃが芋のデンプン質とコロネーションチキンの鶏むね肉を茹でた際のコンソメスープ。虹色畑さんから頂いていた玉ねぎをみじん切りで。

 

 ポテトサラダでじゃが芋を茹でた際の鍋

 コロネーションチキンでのコンソメスープ→量や塩気が足りなければ水、コンソメ、塩

 

玉ねぎ

オリーブオイル

 

じゃが芋の茹でていた鍋に、コンソメスープを加えて、中火にかけてこべりついたじゃが芋を木べらなどでこそぎ落としながらスープに溶かしていく。溶け切ったらOK。

 

玉ねぎをみじん切りにし、フライパンにオリーブオイルを敷き、玉ねぎを入れ炒める。玉ねぎが透き通ってきたら、鍋に加える。味を見て、水、塩、場合によってはコンソメを加えて完成。

 

(ジャガイモのトロミとの相性が最高です)

 

 

(順子さんが持ってきてくださったブラウンチーズはキャラメルの風味がする不思議なチーズ)

 

 

そして、デザートと一緒に飲むコーヒーはのぞみさんが丁寧に淹れてくれた。もちろん順子さんの持ってきてくださったバタフライピーティーと江草さんが下さった紅茶もスタンバイ!でもコーヒーがおいしすぎてみんな2杯はお代わりしてしまいました。

 

クラフトコーラに始まり、おいしい料理の後はおいしいコーヒーと青いバタフライピーティーで締めくくる。

 

 

本当にフルコースのしげるカフェでした。