10月13日は大学の公開講座で、そして14日は京都のインパクト・ハブ・キョウトでジョン・ラスキンの話をする機会に恵まれました。13日は私の勤めている大学が一般市民に向けて行っている講座シリーズです。300名以上の方々がいらっしゃいましたが、90分のお話の後で感想をくださる方、メイルをくださる方もいて、非常にありがたかった。

14日は15人という非常に小さな規模でのワークショップで、それはそれでまた顔が見える距離がありがたい。

 

この小さな居場所を始めたのも、実は私の研究している19世紀のイギリスが下地になっている。

私たちは毎日あたたかなベットで寝て、おいしいものを食べて、いい音楽を聴いて、いい本を読んで、散歩して、美術館に時々行って、もちろん同僚たちと一緒にストレスがあったり、締め切りがあったり、それでも充実した仕事に恵まれている・・・と思っている。でもそのうちの一つでもかけたら、ということは普段考えないかもしれない。

 

最近は「クリエイティブ」という言葉がとにかく氾濫しているけれど、考えてみれば、生きていくことそのものが本当にクリエイティブだ。ルーティンに入ってしまえば、どうにかしてそれをもっと面白くしようと頑張ってみる。ちょっと上司にたてついてみる。人の目は気になるけれど、少しそんなのどうでもいいや、と自分を意識してみる。そんなちょっとしたことがクリエイティブにつながる。どうってことはない。

 

今回京都でもいろいろ話し合ううちに、皆で行きついたことが結構、「料理」と「食べること」のつなぐ力だった。毎日やっていることだけれど、クリエイティブの種はここにもしっかり隠れている。例えば知らない人同士で料理を作ってみるってものすごい冒険だ。それぞれの味覚の違いに気が付いたり、手を動かしながら話もしながら、手と口は結構バラバラに動くもんだと驚いたり。その一方でどこかでちゃんと分業ができていて、料理ができていく。振り向けば、もうだれかが一皿作っていたりして、その横ではどんどん洗い物をしている人がいて・・・。あ、これってカドベヤだ、と日曜日に気が付いた次第。

 

こんな機会ってすごいことじゃないか。

そこで今日のカドベヤは、とにかくみんなで料理する、ということを心で決めていた。

 

早く来てくれた姫ちゃんと買い物に行き、秋の季節感に二人で大喜び。リンゴを箱買いして、ルンルン帰れるのもうれしい。

もう待っていてくれた海東さんと小宮さんも巻き込んで、早速おろす、する、切る、と作業開始。そこに来たしりゅうさんにも入ってもらって男性3人組で一品作ってもらうことにする。

現れた井上さんにはもちろん箱買いのリンゴをどんどん向いてもらって、手を動かしてもぐもぐ口も動かして、ついでにおしゃべりもしながら、あっという間のお料理タイム1時間が終了。

 

 

 

 

 

10分遅れでそのまま今日のお絵かきゲームに突入!用意したカードにある言葉が書いてあって、描く人はとにかく1分間で絵だけでその言葉を伝えるというものです。なぜかしら今日も言葉カードの内容は今日のお料理タイムをそのまま映し出している。「大根おろし」とか「コショウ」とか「醤油」とか。

 

これ当たるかな、と思ってあたったのが「井上さん」。姫の絶妙なお絵かきで、だれからともなく「井上さん!」本人は不満げだったけれど。

 

今日もまた、こんなので当たるのかな、が続出でしたが、どうしてこんな絵でわかるの???さすがにアーティスト軍団のカドベヤでした。

 

 

 

ということで今日の夕飯は

1.根菜たっぷりのけんちん汁

2.男料理人の作る鮭とホタテの醤油海苔巻き、山芋添え

3.姫の作る小松菜とエリンギのシャキッと炒め物

4.新井さんの大好きなぬか漬け

5.チヂミ

6.青森のあま~いリンゴ

 

後片付けもみんな揃って行いましたとさ。

 

(横山)

今日は「高砂」を稽古します。

 

いつものように、礼から始まります。

舞をする為の準備体操をします。

肩の力を抜いて自然に立ちます。

深呼吸をします。

お腹を使って、背中を使って深呼吸。

大きく腕を伸ばして深呼吸。

腕を伸ばす時、手の中指を外から引っ張られるように

両の肩甲骨は、お互い引き合うように。

肘は下向きです。

 

次は下肢の準備。

一方の足を前に出します。

重心は前後の足の真ん中におきます。

前の膝を少し曲げながら、前足に体重を載せます。

ゆっくり元に戻します。

今度はゆっくり両膝を少し曲げて、腰を落とします。

お尻を後ろに出してはいけません。

ゆっくり元に戻します。

どちらの動作も足の裏は床から離しません。

前に出す足を交互に変えながら繰り返します。

これを丁寧におこないます。

 

この動きに慣れてきたら、

次はそのまま「すり足」で歩きます。

それから後ろを向いたままでも歩きます。

身体と対話しながら歩きます。

 

 

 

さあ準備が出来たところで

「高砂」の舞ですよ。

扇を持って最初から最後まで通しで舞ってみます。

次は所作を一つ一つ説明しながらゆっくり舞ます。

何回かこれを繰り返し稽古します。

最後は、各自の「高砂」を舞います。

 

 

 

そして最初の体操に戻ります。

歩き、下肢の準備、深呼吸。

礼をもって静かに稽古をおえます。

 

 

 

そうしてお待ちかね!

今夜の夕飯は、みんな大好き海南鶏飯だ!

タイではカオマンガイと呼ばれている、あれです。

コープクンカー(タイ語で有難うと言ったつもり)

おいしかったこと、おいしかったこと。

 

高砂や

この横浜 舟に帆をあげて 月もろともに出で潮の

浪の慶良間の島影や

遠く台湾の沖過ぎて

はや海南島につきにけり

はや海南島につきにけり

 

至福

 

 

花崎三千花

 

 

 

 「あなたの好きな字、言葉を漢字で書いてみよう」という打ち出しで

書・習字ワークショップをオープン!

さて何人集まるか?不安が走る。

8名の参加となった。

 

 

 

 

 

まず、筆遣いの基本を練習するには、楷書の点画が集約してある「永」という字が最適!

皆さん、最初は慣れない中、まじめに取り組む。

慣れて来たところで、自分の好きな漢字を書く。

 

立」、「本」「深海」「笑」「今」「元旦」私は「遊」横山先生は、なんと「喝」

皆さんとご自身への激励「KATSU-」なのでしょう!!!

 

「踊」るポンポコリンはいいですねー!!

皆さんとワイワイ、和気あいあい、楽しくびました。

 

(徳永)

 

 

 

徳永さん、楽しいワークショップ、本当にありがとうございました!

気持ちを集中させて字を書く。でもなかなかバランスがうまくいかないんだなあ。徳永先生のようにうまくは書けません…。でも何度も練習している紙がたまっていくのも快感。

習字は準備も後片付けも大変です。

準備も後片付けもほとんど行ってくれた徳永先生に感謝感謝。今回は文鎮や下敷きや墨もすべて先生が買い足してくださいました。

本当にすみません。

来年は皆で書初めをまたやりたいです!

 

 

今日のゆうめしは「和」に対して「中華」。手塚先生と新井さんが丁寧に刻んで炒めてくださった。

以前頑張った最初からのマーボー豆腐と回鍋肉(ホイコーロー)

考えてみたら「麻婆豆腐」と「回鍋肉」も習字で書けばよかった。

書道も料理道も難しいです。

(横山)

トーキング・スティック(案内人:シリュウ)

 

 

はい、どうも~、今回はトーキング喧嘩煙管を行いました~。

・・・え?

いや~、でも参りましたね、当初やろうと思っていたのはトーキング三節棍をやろうと思っていたんですけどね❗

ちょっと待とうか?

あ、いや勿論チラシに書いてあったのはトーキングスティックなのでそれが内容になるんですけどね・・・

いや、だから聞けって‼

ん?おぉ、久し振りいつからいたの?

さっきからいたよ❗

あ、そうなんだ❗気づかなかった❗・・・で、何?

何かと言われたら幾つか聞きたいことがあるんだけど、まず一つ、三節棍って、なんだ?

え?あー、知らない?ヌンチャクってあるでしょ?

あー、あの鎖で棒が2本繋がってるやつな

そそ、それの棒が3本になってるやつが三節棍だよ。物によっては鎖の部分が全部納められて一本の棍棒になるやつもあるみたいだよ❗

ほ、ほう・・・

どうしたのさ、納得いってないの?本当だよ?

いや、その情報に関しては疑ってないよ

え~、なんで~?

疑われたかったのかよ❗

私ってちょっと扱いづらいんだ❗

威張ってんじゃねぇよ❗

ねぇねぇ

なんだよ?

本題忘れてない?

こっちの台詞だよ‼・・・まあ、話し戻すけど、もう一つどうしてもほっとけない単語があるんだけど

うん

喧嘩煙管って、何?

あれ知らない?らんま1/2

あー、知ってるけど

そのなかに出てくる八宝菜ってキャラクターが持ってた煙管が喧嘩煙管

へー

まあ、私が持ってるのは真っ黒なやつなんだけどね

お、おぅ

きっと殴ると痛いよ❗

だろうな❗

鉄製だからね❗

じゃあもう一つ質問

何?

なんでそんなもの持ってるの?

?・・・買ったからだk・・・

そんなこと聞いてるんじゃないんだよ❗何故にそんなもの買ったかって聞いてるんだよ❗

うちになかったから・・・

いや待て、答えになってない❗

いや、でもさもしもだよ?さっき言ったアイテムが既に家にあったら買う?

いや、そりゃ買わないけど・・・

でしょ❗

いや、だからってそれが買う理由の全てにはならないぞ❗

・・・う~ん

どうした?

そこは一回乗っかるってのもあったんじゃないかなと思って

出来るか❗ここには突っ込み俺しかいないんだぞ❗

あ、それもそうね・・・ということでね、今回はトーキング喧嘩煙管をやったのさ

 

 

 

 

いきなりだな❗ってかその内容が一番謎なんだけど・・・あれだよな、トーキングスティックが元ネタとか言ってたよな

うん、そうそう。以前ワークショップってタイトルの本読んでねそこに書いてあった手法の一つなんだけど

うん

スティック一つ用意して話す人は持つ。それ以外の人は話しを遮ったりしないで黙って聴くというものでね多分これは喋りの練習よりも聴く練習になるんじゃないかなと思っ

なるほど

で、どうせやるなら普通のスティック用意してやるんじゃつまらないと思って・・・

で、本来なら三節棍と?

そうそう・・・あ‼

どうした?

そうだ、トーキング大腿骨でもよかったな~、って今思った❗

また説明がいりそうなアイテム放り込んで来るなよ‼

いや、これに関してはそこまでの説明はいらないよ、えっとね、あれですよ人の脚、まあ、太股の骨だね、それを模したペンたてがあるんだけどそれ使ってもよかったなと思ってさ

またお前は妙なもの持ってるな❗

でもこれはペンたてだからね❗実用性はあるよ‼

どれくらいの大きさなんだよ?

平均的な成人の大腿骨そのものくらいだよ🎵

でかいよ‼

あ、でも勿論それだけ大きいんだもん❗まさかペン一本ってことはないよ?

そりゃそうだろうな、何本だよ?

3本

少なっ‼

いや、でも三色ペン3本刺したら9本のペン立ててるのと変わらないよ‼

それでも体積に見合ってねえよ‼

じゃあ10色ペンなら・・・

キリがねえよ❗ってかそんなもんあるのか⁉

持ってないけどあるにはあるよ?

だとしてもそんなもの色の種類で言ったら同じのしかないだろ❗

あ、そうだ、これも当日雨だから断念したんだった🎵

ああ、そうかよ‼

まあ、感想としてはそうだな、案外盛り上がったと思うな❗結構人は他人の話しを聞いてるようで聞いてなかったり、自分の言うことを優先したりしちゃいがちだと思うんですよ。だから人と話しをするときイメージで話してる人が三節棍を振り回しながら話してるって思ってみるのもいいんじゃないかなと、そんな教訓が得られたカドベヤでした。

絶対違う‼

 

 

 

 

 

↑この日の夕めしです。

いよいよ大学の夏休みも今週で終わり、私の勤めている大学は来週の24日の振り替え休日から授業が始まる。

ということで、今週は慶應と、お茶の水女子大学となんとイギリスの大学を卒業したばかりの学生さんが総勢6名カドベヤに遊びに来てくれました。

 

 

 

 

 

 

先週も参加してくれたF君もまた来てくれて、早速皆で料理の開始。

台所では男子3名が張り付いて、カウンターでは女子とシリュウさんで刻んだり、放り込んだり、炒めたり・・・。

イタリア料理店で働いているというN君はさすがにみじん切りがうまい。

サラダ担当のOさん(どっちもOさんだね)はぽろぽろ涙こぼしながら紫玉ねぎを刻んでくれました。

今日の絵手紙担当の海東さんも7時まで台所に立ってくれました。

 

 

 

 

 

こーたさん、徳永さん、もちろん新井さんも来てくださって、にぎやかに絵手紙の夕べの開始です。

まずは筆を軽く上から持って手慣らし。ゆっくりゆっくりと筆を動かして線を引きます。円を描きます。

結構ゆっくり集中して描くって難しい。私も海東さんの手ほどきを受けながら線を引くと、なかなか味わい深い。

それから海東さんにお手本を描いてもらって、みんなで目の前にあるものを描き出す。

今日はキウイ、リンゴ、ナシ、ニンジン、ナス、にんにく、トマト、玉ねぎといった顔ぶれ。

やっぱり季節のおいしいものを描くのは楽しい。

 

 

 

絵が描けたら、それに言葉を付けるのも楽しいもの。

「キウイは何でキウイっていうか知ってる?」

「成す」

それぞれの言葉も効いています。

そのままズバリ

「おなかすいた」というのも!

あと10分というところで小宮さんがやってくる。今日も頑張って『ビッグ・イシュー』を売ってきたのだね。お疲れさま。

 

 

 

 

出来上がった作品を並べて品評会。同じものを描いていても、みんなそれぞれ視点が違って面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、終わった後は早速ゆうめし。

今日は若者たちみんなで作ったオクラのドライカレー、キャベツとソーセージのコーンクリーム煮、そして紫玉ねぎとトマト、キュウリのあっさりサラダ。

どれもこれも協力して作ったからおいしい。

8合炊いたご飯もぺろりと平らげました。

海東さんの持ってきてくれた絵のモデルたちはそのままデザートに

 

 

 

ご飯のあとは、シリュウさんのマジックショーとそれはそれはぜいたくなカドベヤの夜でした。

学生さんたち、また遊びに来てくださいね。

 

横山

先週は台風でお休み・・・。

開いているかな、と見に来た井上さんは、やっぱりしまっていたと帰ったということです。

その後は北海道で地震が起こり、本当に自然災害が立て続けに起こる。

海外の友人は、本当に信じられない、あんなに小さな国に立て続けに災害が襲うなんて、というけれど、ここが私の帰る場所だし、カドベヤもここにある。

 

 

 

っというわけで今日は火曜日のカドベヤのチラシ作り!

一人で黙々と作るのは結構しんどいけれど、みんなでワイワイ作るのは何気に楽しいもの。

クレヨンに筆ペン。クレパスにパステル。どれもこれも違った書き味で、なかなかいいものです。

クレヨンもったの何年ぶりだろう、なんて言う人、ねえ、一緒に作ろうよ、と声をかける人。

そうそう。

 

今日は初めて来た学生さんのF君にも協力してもらってみんな揃ってゆうめしの支度もした。

ゆうめしも一人ではなくってみんなで作ると俄然楽しい。

 

カドベヤはストレッチとゆうめしという2本立てでずっと走ってきたのだが、そのどちらも大切だ。

食べる人のことを考える、というのは楽しんで作る、ということでもある。

私はやっぱりクックパッドはどうにも使い出が悪く、レタスクラブやオレンジページみたいな紙媒体のレシピが一番いい。

今日もレシピのページをみんなで回しあいながら、レシピはあっち行ったり、こっち行ったり。そっちはどんな具合?それが終わったらこっちもてつだって、とわいわい言って茶々を入れて、気が付いたらどうにかワークショップの前には夕ご飯の支度が終わっている。

おいしそうにできるともうそれだけで幸せだ。

 

 

 

小宮さんの「もう7時だよ」の掛け声で早速チラシづくり。

 

 

 

たくさんのチラシができたので、これから少しずつ世に出していきますね。

 

 

 

 

そして小宮さんの「もう8時だよ。ごはんだよ」の掛け声で、みんな揃って食卓の準備。お皿が移動する。大皿はどれにして、どんな感じに盛ろうか…。ああ、きれいなんて言いながら、さあ、食べよう。

そしておいしく食べた後は姫の一声で今日はひさびさにじゃんけんで後片付け当番を決める。

 

何気ない一つひとつを大切に。そのハーモニーがうまくいくときと行かないとき。それも火曜日のカドベヤだ。

でも今日は、火曜日はいつもいつもがこんな感じだといいな、と思えるような一日でした。

皆さん、カドベヤ、今日もありがとう。(よこやま)

ぼくもあなたもコレオグラファー(案内人:大崎晃伸)

 

誰にでもできる振りつけワークショップも3回目になりました。

 

軽くストレッチした後、円になり、ひとりひとつずつ動きをだし、しりとりのようにつなげていきます。

これで、ふたつのダンスを作りました。

今日カドベヤに来た人たちで作ったダンスです。

何度か練習して、覚えます。

 

そして、音楽をかけて、踊りました。

その場所から動いてもいいし、振りの順番は変えてもいいことにしました。

そうしたら、すばらしいセッションになりました。

動きがずれて、体が影響し合って、ダンスがカドベヤに広がっていきます。

頭でわからなくても、みんなの体は、もうダンスをつかんでいる、と思いました。

 

 

 

 

それから、言葉からダンスを作りました。

「どんな動きでもできる、スーパーダンサー」を想像して、そのダンサーにやってほしい動きを5つ、短冊に書いてもらいます。

それをまぜてから、一人5枚引いてもらいます。

その5枚を自由につなげて、ダンスを作ってもらうのです。

人から与えられた言葉で、ダンスを作るのです。

 

 

踊ってもらうと、みなさんとても真剣でした。

いつもは見られないその人の体が見られるのが、とても楽しいです。

Sさんは、ダンサーとしてのすごみが増していました。

ふだん地唄舞を習っているAさんの踊りは、しっとりと抑制された動きであり、地唄舞をやっているだけあると思いました。

ふだんの稽古が体に出てきて面白かったです。

 

 

 

夕めしは、ホルモンをリクエストしました。

でもなんと横山先生はホルモンが苦手!

すみませんでした!

それでもこてっちゃんとニンニクの芽の炒め物を作ってくださいました。

懐かしい味でとてもおいしかったです。

そして、マーボー豆腐に回鍋肉。

辛かったなぁ。

 

 

 

この日は、以前にも私の振りつけワークショップに来てくださったIさんが、また来てくれました。

1年ぶりくらいだそうです。

「カドベヤどうしてるかなぁ、横山さんどうしてるかなぁ」って気になってね、とおっしゃっていました。

再会できて、うれしかったです。

皆様、大切なお知らせです。

9月4日の居場所「カドベヤで過ごす火曜日」は台風の接近に伴う交通機関への影響をかんがみ、お休みとさせていただきます。9月11日からはいつものように皆様をお待ちしています。

皆様も台風には気をつけてお過ごしくださいね。

 

はじめの仏教(案内人:瀬野美佐)

8月28日「釈迦族の滅亡」

 

お釈迦さまの「釈迦」というのは、もとは部族の名前です。現在のインド北部、ネパールとの国境付近に釈迦族の国がありました。当時のインドにはマガダ国と、コーサラ国というふたつの強国があったのですが、釈迦族はコーサラ国のいわば属国で、お釈迦さまのお父さまであるスッドーダナ王が亡くなられた後は、マハーナーマンという人が一族を率いていたのです。

 

あるとき、コーサラ国のパセーナディ王から釈迦族に、お嫁さんが欲しいという要請がきました。パセーナディ王はすでにお釈迦さまに帰依していましたから、ひとつにはお釈迦さまと縁続きになりたい。もうひとつの理由としては、属国から人質を取っておきたいということもあったのでしょう。

 

釈迦族の人たちはこの申し出に激怒しました。というのは、彼らはとてもプライドが高く、また同じ部族の中でしか結婚しないという伝統があったからです。

 

そこでマハーナーマンが一計を案じました。自分が召し使いに生ませた娘を美しい衣装や宝石で飾り立て、「ちゃんとした王族の姫です」といってコーサラ国に嫁がせ、釈迦族には「気にすることはない。あれは自分たちの本当の娘ではないんだから」といって納得してもらうことにしたのです。麗しい娘を見たパセーナディ王は大喜び。お妃さまとして迎え、すぐにヴィドゥーダバ王子という跡取りも産まれました。これでとりあえず一件落着、誰もがほっと安心していたのです。

 

 

 

ヴィドゥーダバ王子が八歳になったとき、母親の実家である釈迦族のところに弓矢の修行に行くことになりました。しかし、お参りに行った神殿で「さがれ、奴隷の子」と言われてしまいます。ヴィドゥーダバ王子は事実を知って、大変に釈迦族を恨みました。大人になって王になったら、絶対に復讐すると誓ったのです。

 

成長したヴィドゥーダバ王子は、本当に父親に対してクーデターを起こし、コーサラ国の王となりました。そして、念願の釈迦族討伐に乗り出します。

 

 

 

ところが軍を進めて行きますと、お釈迦さまが道端のちっぽけな木の下にすわっておられます。もっと大きな木の下の方が涼しいでしょうに、どうしてこんなところにおられるのですか、とヴィドゥーダバ王がいうと、「たとえちっぽけな木でも、故郷の木は嬉しいものです」と、お答えになりました。ヴィドゥーダバ王はそれで討伐を諦めて引き返しました。

 

次に軍を進めたときには、お釈迦さまは枯れ木の下にすわっていらっしゃいました。「どうしてもっと青々と茂った木のもとにいらっしゃらないのですか」「たとえ枯れていたにしても、故郷の木はありがたいものです」。ヴィドゥーダバ王再び撤退です。

 

三回目には、お釈迦さまはじっと遠くを眺めておいででした。

 

「そんなところで、何をご覧になっているのですか」

「何も見るものがなくても、故郷の眺めは懐かしいものです」

 

ヴィドゥーダバ王は、お釈迦さまのお気持を想像し、自分も涙ぐみながら馬を返しました。

 

それでも、ヴィドゥーダバ王は、四たび、討伐軍を率いて出発しました。どうしても、そうせずにはいられなかったのです。

 

お釈迦さまも、もうお止めにはなりませんでした。お弟子の一人がどうして止めないのかと尋ねると、「無理だ。釈迦族が滅びるには、滅びるだけの理由があるのだ」と。ここから「仏の顔も三度」まで、という成語が出来ました(本当かしら)。さらにお釈迦さまは進んでいく軍隊をご覧になりながらふと、「彼らは七日のうちに滅ぶだろう」と、予言されたということです。

 

 

 

さて、釈迦族の人たちがたてこもる城に到着したヴィドゥーダバ王は、城の中の人間はみんな殺せと命令します。マハーナーマンはさすがに言い訳などせず、まして泣き言など並べません。堂々と「よろしい、降参です。ただ、大国としての度量を見せてはくださるまいか。私が堀の水にもぐっている間だけは、城から避難する人びとを見逃していただきたい」と申し出たのです。

 

ヴィドゥーダバ王はそれを許しました。それで、マハーナーマンは城を囲む堀の中に身体を沈め、城からは続々と、釈迦族の人たちが避難して行きました。安全な国境に向かって。

 

ところが、マハーナーマンがなかなか浮かんできません。いくら息が長いといっても、これはおかしい。兵たちが堀の水の中にもぐってみると、彼は自分の長い髪の毛の、まげをくずして蓮の根もとに結び、身体が浮かび上がらないようにして、すでにこときれていたのでした。

 

 

 

念願の復讐をなしとげたヴィドゥーダバ王は、釈迦族がいなくなった城で、盛大なお祝いの宴を催しました。でも、みんなが酔っぱらって眠っている間に、ガンジス川が氾濫して、堀にかこまれたお城は水没してしまったのです。兵たちも馬も象も、みんな流されました。お釈迦さまの予言が、本当のことになってしまいました。‥‥‥

 

 

 

「釈迦族の滅亡」はお釈迦さまの最晩年の出来事で、その後、ほどなくしてクシナガラの地でお釈迦さまは亡くなられました。コーサラ国もマガダ国によって滅ぼされ、約100年後にマウリヤ朝のアショーカ王によって、インドがほぼ統一されることになるのです。

 

 

 

話している間には、『諸行無常』『縁起法頌』とかいったむずかしい仏教用語もたくさん出てきたんですけど、みなさん熱心によく聞いてくださいました。ありがたいことです。前回に引き続き劇的なお話を長々とさせていただいたので、お腹がとても空きました。

 

 

この日のメニューは、かぼちゃごろごろ夏野菜のサラダ、えのきとブロッコリー豚肉の炒め、ふんわりにら卵、鮭と豆もやしの合えもの、ごはん。デザートは甘い西瓜です。

いつもながら、野菜たっぷりで助かります。横山先生ありがとうございます(合掌)。

 

 今日はお盆の15日。カドベヤで盆踊りをしよう!と出かけたところ、寿町の夏祭りで盆踊りをしているとのこと。しかも、われらが小宮さんがお世話役で活躍しているので、みんなで参加することにしました。海東さんは動きやすいように、とジャージに着替えて準備万端。シリュウさん、横山さん、新井さん、稲田の5人で会場の寿公園へ向かう途中、小宮さんが出迎えてくれました。

 

 

 寿公園の中央には櫓が建てられ、浴衣姿の子供たち、盛り上がっている若者たち、親子連れやカップル、静かに見守る年配の方まで、多くの方が集っています。一人一人に団扇が配られ、その団扇を片手にパパンッと叩きながら、盆踊りの輪に加わりました。「寿音頭」、「ドラえもん音頭」は、初めて踊るので振付がわかりませんでしたが、見よう見まねでも踊れる簡単で楽しい振り付け。「ドラえもん音頭」は子供たちが先生になってリードしてくれ、愛らしい姿に自然と笑顔がこぼれます。

 

 

そして、カドベヤでもお馴染みの「炭坑節」がかかると、われらがカドベヤーズは自信たっぷりに踊ります。もう一曲はラテン音楽でしたが、「炭坑節」の振付を速いスピードで繰り返すもので、クルクル櫓の周りを踊っていると流石に目が回りそう。でも、ここでは間違ったって、途中で休んだってかまいません。みんながマイペースで踊ったり、おしゃべりしたり、休んだり。祭りの場を一緒に楽しく過ごすことが目的です。

 

気持ちよく体を動かして汗をかいたところで、盆踊り大会は終了。会場の設営、運営には寿町の方々と学生や若いボランティアが活躍していました。感謝、感謝。暑い中、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 私たちもおなかがへってきたので、カドベヤに帰ります。今日の夕飯は、シリュウさんが届けてくれた備蓄用のトン汁。そこへ余っていたキノコや野菜を追加して、横山さんと新井さんが、パパッと手際よくお肉とニラの炒めものも作ってくれました。プチトマトもカラフルでおいしそう。朝から寿祭りで働いていた小宮さんは、特におなかがへった様子。「早く、早く」とみんなを席に促します。6人揃って、「いただきます!!!」。やはり、みんなでワイワイ話しながら食べる夕飯は美味しいものです。最後は、横山さん特製のヨーグルトのデザートも。真夏の夜の夢。今日はぐっすり眠れそうです。(稲田奈緒美)