「みんなでふらふらフラダンス」(案内人:大関和子)

 

4時ぐらいにカドベヤに向かうと、もう看板が出ている!

扉を開けると、和ちゃんがお茶の用意も終わって、いそいそとお米をといでいるところだった。涼しげな顔で「今日は急いでやっておかなくちゃと思ってね。」と笑う。

このような一瞬が私は好きだ。やはり扉を開けると誰かがいるってほっとするものです。

まずは今日のフラダンスの曲をかけようと、和ちゃんの持ってきてくれた「月の夜を」のCDをかけると、心もなみなみとしてくる。

しりゅうさんもいらしたところで、あ、と思い付いた。今日あたりに大藪さんが旅立ったのだ。大藪さんがここにいたらどんな踊りをひろうしてくれただろうな。

 

そうそう、しりゅうさんにはまだ大藪さんの歌を聴いてもらったことがなかったね、と和ちゃんと話してCDをかける。なつかしい「ほらほら~」節。

「月の夜を」と大藪さんの歌という何とも素敵な取り合わせ。そんな感じで今日はフラダンスの夕べに向かっていったのでした。

 

 

 

私はフラの夕べは初めてで、どきどき。

 

 

 

 

 

和ちゃんとアシスタントの姫の二人に基本のステップを教えてもらいます。

 

 

腰をゆっくりふるカオ。カオをしながら左右にステップを踏むカホロ。左右の足を前に出すヘラ。ステップはもっともっとあるのだけれど、もう最初からむずかしい! 和ちゃんも姫も腰がきれいにふれているのだけれど、カオしながらカホロはもう難しすぎて…。

しかもここに優雅な腕の動きが付くのです。

ほとんど距離は動かないとはいえ、いえいえもう汗が出ること出ること・・・。

基本ステップと腕の動きを学んだところで、もうすぐに「月の夜は」に突入

 

 

 

 

 

月の夜は浜にでてみんなで踊ろうヤシの木かげ

手を腰にウクレレに合わせて踊ろうフラの踊り

きれいなレイをあげましょ。踊り仲間のあなたに

花の冠あげましょ。踊り上手なあなたに

踊り手がそろったら、さあさ踊ろう今宵一夜

 

和先生と姫ちゃんの合図でカホロ、ヘラ~、腰落とします~ととにかく後についていく。

いやあ、汗が出ます。

ちょっと休んだら、また頭から再開! 途中動きを確認して、そしてまた踊る~。

ここまでにしようか、という和先生に、みんなそろって「あと一回!」それが終わったらまた「あと一回!」

すっかり頭の中はフラ一色となりました。

今度は基本ステップを組み合わせて、ほかの歌で踊りましょう、という話になりました。

大藪さんの歌で踊れるかしら???

 

 

 

皆で一緒に食べるゆうめしはまだ残っていたジャガイモとニンニクで作ったサラダ、クラムチャウダー。

クリームのスープがおなかにしみる季節。でも心はハワイのまんまでした。(横山)