開所は18時、ワークショップは19時から。そして20時からシェフの愛情いっぱいの、暖かくて目にもおなかにもうれしい栄養満点の夕めしをみんなで食べます。

3月は新しい扉を開く月。別れを告げて、そして新しい出会いがあって、また別れた人ともまた巡り巡ってきっと会える。3月はそんな境目。心配?大丈夫!カドベヤの扉を一緒に押そう。

 

ということで、3月のカドベヤのスケジュールです!開始時間はその日によって変わるから、気を付けて!来たいときにふらりと来てね。ひとりでも大丈夫ですよ!

 

3月3日 春のしげるカフェは「コロンビア・ナイト」! コロンビアの国旗 19時開始

春のしげるカフェはお雛様の日に開催。でも今年のひな祭りは南米へとひとっとび!南アメリカ大陸の北に位置するコロンビアはコーヒーの産地としても有名です。コーヒーだってみんな同じ味じゃない。育った土地の個性があるんだね。バリスタのNOZOMIさんにおいしいコロンビアコーヒーを淹れてもらいつつ、コロンビアの音楽をかけたり、踊ったりと、春を陽気に迎えましょう!…気になるのはカフェ飯でしょ!コロンビア料理がでるのかな。そしてコーヒーがコロンビアだとしたら、デザートも??こうご期待です。

 

3月10日 こんな言葉を動いてみて!

「カドベヤ・ダンスタイム」 19時開始

同じ言葉でもいい方で雰囲気が変わる。意味も変わる。今日のダンスは、「お題を上げるから動いてみて!」がテーマです。逆に動きから、どんな言葉がわかるかな。皆の個性が光るダンスタイムです。最後にはグローバル・ダンサーの順子さんの振り付けで、皆の動きをつなげて一つのダンスにしてみよう。

 

3月17日 

出張カドベヤ 「こども食堂とアート体験」に参加  

18時開始 場所に注意

★☆★世界のうた・季節のうた~みんなで合唱体験☆★

※この日は「カドベヤ」では行いません。開始時間は18時です。

 

横浜市寿町健康福祉交流センターで行われる食堂とワークショップ。[認定NPO法人あっちこっち」と協力して、子供たちに楽しいアートとおいしい食事を届けます!今回はうたとピアノと春ごはんのマリアージュ!思いっきり歌って思いっきり食べよう。ワークショップへの参加の申し込み、時間と場所などの詳しい情報は、以下のポスターをご覧ください。

 

https://acchicocchi.com/news260226/

 

3月24日 

春の門出!虹色畑感謝祭 虹のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや  19時開始

今年で虹色畑は10周年を迎えます。これを機会に今までの畑にはお別れして、新しい一歩を踏み出します。うれしい種をたくさんまいて、そこでできたお野菜をカドベヤというスプーンに届けてくれた虹色畑!たくさんの感謝の気持ちを込めて、畑を支えてくれた方々に感謝の気持ちを伝える夕べです。虹色畑のことを知らなかった人もぜひともいらしてくださいね。カドベヤのそばに畑あり!と思ってもらえるひと時を過ごしましょう。

 

3月31日 

カドベヤ劇団第1回公演「5分で作るロミオとジュリエット」 19時開始 🌸

この春から始まるカドベヤ劇団。といっても役者は集まったみなさんです。毎回のテーマにあわせて場面を作り、みんなで最後は5分の作品を作ります。セリフあり、踊りあり、パントマイムあり!初回のテーマはせっかくなのでハードルを上げちゃおう!シェイクスピアの作品を5分で演じてみます。初心者でも大丈夫。リズムに乗って言葉を言ってみましょう。

 

これは去年の9月に亡くなった海東さんが描いた絵手紙です。習字の半紙にかかれているので、少し破れてしまったところもありますが、こうやって見ると味わいのある色と筆さばきです。今日は、良く晴れて花粉症の私は目がかゆい。海東さんの気持ちがわかります。海東さん、そっちでも花粉は飛んでいますか?

 

 

そして2日後の2月26日は小宮さんの命日。ということで今日は小宮さんがいつもちょこなんと座って楽しそうに見ていた地唄舞を小宮さんに捧げようと三千花さんに指導を賜りました。できたら、オリジナルの舞を踊れないかな・・・。

 

(こーたさんは昔のカドベヤでのワークショップの時の小宮さんの写真を持ってきてくれた。なぜかしら、今日は小宮さんのお供えもみんな紫。カラーコーディネートがばっちりです。)

 

三千花さんが準備の身体づくりをしている間に、西森さんがキーボードで音楽を奏でてくれる。やってきたこーたさんと一緒ににわかカラオケが始まりました。ユーミン大会の始まりです。

お喉の調子も整ったところで、さっそく三千花さんとウォームアップ。

 

花粉症の時って胸が縮こまりがち。まずは胸をきちんと開いてあげましょう。

 

そして丹田を意識してのウォーキングを始めます。まっすぐ前を向いて、胸の先から歩く。膝には力を入れないまま、呼吸求めず、右足をすっと出すときは左に体重。そして左足をすっと出すときは右に体重をかけます。こんな風に書くととても簡単そうだけれど、身体の内側を意識してぶれないようにする動きは難しいしとても疲れる。

 

皆の動きにも注目。

特に鼠径部はリンパのとおる大切な場所。ここをマッサージしてあげることも大切なんですね。

 

続いて扇を持って、「夕立」を舞います。

扇は最初一つだけ開いて、それからす~っと開いていくのですが、なかなかうまくできません。田治米さんの扇はきれいに装った爪の輝きとよく合います。

 

ここで大失敗は、あまりに舞に集中しすぎて、写真を撮ることを忘れちゃったこと!今回は、それぞれの舞の動きを小宮さんに重ねて、ビッグイシューを売る小宮さん、そろそろ帰りのころの小宮さん、「お~い」とお客さんに声をかけ、かけられる小宮さんと表現していきました。地唄舞の優雅な動きと小宮さんのお茶目ぶりのギャップがなかなかよろしい!

すっかり疲れちゃった1時間ですが、それでも膝をきちんとついて、先生に「ありがとうございました」とお礼申し上げると、踊ったなあとしみじみ満足。

 

明香さんのトレーナーにも扇の絵が!

 

ということで、ここからは料理の舞です。

本日は庭田さんが来てくださって、圧力鍋で、サバを調理してくださいました。

 

 

鹿児島の甘いお醤油で煮てくれたので、まるでかば焼きのお味。おいしい。

 

同時に庭田さんのリクエストで、加賀さんが筑前煮を作ってくれた。友情の料理交換です。

たっぷり野菜と豚バラで筑前煮を作ってくれた。ほっくほくの筑前煮はおつゆまでがおいしいです。

 

野菜の皮も無駄にせずきんぴらに!

 

 

 

小松菜のお味噌汁!

 

 

 

そして、今日は2月1日の庭田さんのお誕生日、2月19日の明香さんのお誕生日を祝って加賀さんが塩キャラメルケーキを2台焼いてくれました。

 

 

これは海外で買ってきたマジパンの果物のお菓子。ケーキの横に添えます。

 

2台のケーキにそれぞれ3本ずつのろうそくを立てて…西森さんの演奏で、みんなでHappy Birthday to YOU~~~♬

 

一緒に願い事をします!これからたくさん嬉しいことが起こりますように!!

 

消し方もいろいろ。ふうっと吹く明香さんと手でパタパタの庭田さん。

 

 

ケーキを食べ終わった後に、さやかさんの掛け声でみんなで音楽なしで丸くなって踊りました。こーたさんの提案で最後は「マイムマイム」で盛り上がった。ここにいる人もいない人も一緒になって踊っているような気になったのは私だけかな。

 

これがカドベヤなんだ…と思えるひと時でした。

 

 

2月最初のカドベヤ。今回は先週から続けて「創造力とコミュニティ」研究会の開催となりました。先週は自然と、そして動物と向き合う保苅優雅さんのお話でしたが、今回は人と向き合う教誨師の田中英真さんをお迎えしました。私は田中さんとは慶應義塾大学の通信教育部の夏の講座、「身体知」で出会いましたが、それも今から7年以上前のことです。その時から一度じっくりお話を聞いてみたいと思い続けた方でした。

とはいえ、私が最初にカドベヤでお話をしていただけないでしょうかとお願いしたのは、去年の10月のこと。その念願がようやくかなったというわけです。と言うのも、お坊さんでもある田中さんが30年かかってようやく教誨師(きょうかいし)になられたと教えてくれたからです。

 

 

ことは2020年の7月、教誨師への厳しい道を歩む田中さんからのメール

 

一歩ずつ教誨師の夢を捨てずに頑張ります。大きな寺で世襲されるのでなかなか新規で入り込むのは難しい世界なので厳しいですが、、。

悔恨、慚愧、懺悔、の念が沸かない人間は不幸です。

 

に始まります。一体教誨師とはだれ?どんな役割を担っているか?多分お坊さんとしてのお仕事なのだろうけれど・・・。と疑問は絶えなかったのですが、田中さんが丁寧に説明しくださって、これはいつかぜひともみんなで聞くべきお話だと確信したのです。そして田中さんが教誨師になる夢がかなったのは5年後の夏のこと。まさに去年の夏でした。ようやく私も「話が聞きたい」とお願いすることができました。

田中さんらしく、しばらく実際の役目を果たしてから、お話ししたいとのことで、それからまた半年がたって、この日を迎えることができました。

 

ということで教誨師とは・・・

教誨師は異なる宗教や宗派の宗教家が刑務所や拘置所、少年院などで収容されている人々の話を聞き、寄り添い、時にアドバイスを与える人々のこと。全くのボランティアで行われています。教誨師の「誨」とは、「おしえる、おしえさとす」という意味だそうですが、それぞれの人にそれぞれのスタンスがある。田中さんの場合は、同じ一人の人間として、「教える」のではなく、寄り添い、伴走するための道しるべを見つける役なのだと思います。

 

 

現在全国には234の刑務所があります。そこで服役している人々の数は4万人。そして働いている刑務官は2万4千人。そのうちの教務官が1万7千人。教誨師は1800名います。うち女性は66名。4%にも満たないのです。

田中さんはそれまでお坊さんとして、ひきこもりの若者を支援してきたり、少年院や拘置所で被収容者の話を聞いたりと教誨師に等しい働きを行ってきました。きょうかいし、と聞くと、頭の中では「教戒師」と変換してしまいそうですが、「教誨師」の仕事は、戒めるのではなくあくまで被収容者の求めの応じて面会に行くのであり、あくまでその人の言葉を聴くのであり、決してさばいたり戒めたり、後悔を促すなどではない、と田中さんは語ります。

 

田中さんが大切にしているのは、「犯罪者」とはレッテルにすぎず、そのレッテルをはがせば私たちと同じように一人の人間なのだ、どちらも迷いや苦しみを持つ人間なのだ、という視点です。お話を聞く相手との間には何も置かれておらず、二人は対面して座ります。限られた時間の中で沈黙だけが続くこともある。それでも田中さんはじっと待つ。こちらから、聞き出そうとはしないし、促す声掛けもしない。

 

 

田中さんは「傾聴」という言葉は好きではないと言います。多分、それは、田中さんが向き合うのは、ただの言葉なのではなく、そこにいる空気を田中さんが聴いているからだと思います。おだやかにただそこに一緒にいるというそのことだけでも「面会したい」と言う人の心に田中さんの存在が刻まれる。しかし、それはそんな簡単なものではありません。田中さんが対峙するのは、ときに沈黙と言う重いおもりです。でも逃げない。たとえ相手が拒絶するオーラを発していたり、もしかして結局拒絶するにしても、ただ、それを受け止めそこにいる。ただあなたと共にそこにいるという事実を存在で示すことであり、言葉を「聴く」ことではないのです。むしろ、その人の持つ沈黙に静かに耳を傾けているのです。沈黙していれば、ちょっとした心のさざ波にも気づく。それだけでもいいと田中さんは待ち続けます。

 

 

もちろん、話しをする人の語りは様々です。多くの方々は自分はやってない、やったとしても悪いことはやっていない、とおっしゃるそう。そして、『飯がまずい」とかほかの人への文句だったりも、さまざま。田中さんがおっしゃるには、男性の教誨師の前では同じ男性の被収容者はどうしても身構えて本音を語れないといいます。もちろんここでジェンダーの違いを過度に持ち出すことはしたくありませんが、やはりその人の持つオーラはどんなことであれ、他愛もないことであっても本音を引き出す磁石となり得ます。ジェンダーもそのうちの一つなのでしょう。

 

そして、田中さんは最後に必ず握手をすると言います。多くの被収容者は、その過去に親をはじめとし、まともな人間関係を経験してこなかった人々も多い。ましては優しさに基づく身体的な触れ合いなど、なかったことでしょう。だからこそ、手を握るのです。そのことを聞いていて、ふと思い出したことがあります。海外のテレビドキュメンタリーの中で、レポーターがこれから死刑執行になる前の受刑者に最後の願いを聞いていました。受刑者が「握手をしてください」と頼みました。レポーターはそれを断ったのです。その時は何とも冷たい、と思ったものですが、田中さんのお話を聞いていて、わかったことがあります。おそらくレポーターは心底怖かったのでしょう。死を目前にした人があまりにおだやかに「握手」を求めることの非現実性にレポーターは耐えられなかったのでしょう。

 

もう一つ思い出したこと。私は身体知の授業で、田中さんと組んで、ブラインドウォークをしたことがあります。一方が目を閉じて、もう片方が手を握り、いろいろなところに連れて行ってくれる。その時の互いの手の暖かさは、つぶった目に新たな視点を与えてくれました。そのことを強烈に思い出しました。唯の握手とはいえ、それはその人にとってのやはり言葉を介さないつながりの瞬間です。

 

田中さんはまだ死刑囚の方々の面会を受けたことはないそうですが、刑が執行される前にその方が望めば、やはり教誨師は面会します。田中さんにもその覚悟はあるそうです。

 

質問の中で「冤罪」の可能性を感じたことはないか、という質問が出ました。その時に、田中さんははっきりとおっしゃいました。「司法を信じる」。これも覚悟だと思いました。迷いは常にある。と言うか、迷いの中で私たちは生きている。でもいったんここではその迷いを捨て、自分の置かれた立場で精いっぱいに目の前の人を受け入れること。これもまた大きな勇気なのだと思います。それは、カズオ・イシグロが言うところのdignityなのかなと思いました。与えられた運命や役目の中で精いっぱい自分の正しいと思うことを果たす。

 

今日は私はぎりぎりにカドベヤに入ることになり、タネとスプーンの原田さんが車でここまで送ってくれたのみならず、台所も加賀さんと一緒にしきってくれました。加賀さんは、今日は田中さんがいらっしゃるということで、本当においしい精進料理を作ってくれました。

・揚げ出しの甘辛炒め

・人参のきんぴら(虹色畑の人参の葉っぱを添えて)

・キャベツと虹色畑の人参の味噌汁

・白菜とマイタケの塩煮

・虹色畑のブロッコリー炒め

・トミーさんが作ってくれたポップコーン

 (加賀さんの味付け・キャラメルと塩の2種類)

 

 

 

(すみません!写真を撮るのが一足遅れてしまいました!)

 

そして田中さんご自身がご家族と営まれている新百合ヶ丘のカフェ、ウールーズのおいしいクッキーと、そう、今日は節分と言うことで、お豆を持ってきてくださいました。

 

HEUREUSE(ウールーズ)/ チーズケーキラボ – 新百合ヶ丘の小さなチーズケーキ工房カフェウールーズ

 

heureuseとはフランス語で「幸せ」のこと。

私たちも隣の人にそして目の前の人に、少しでもこの幸せを分けることができるのだろうか。

 

皆で食卓を囲みながら、この幸せがあまりに稀有であまりにいとおしく思う自分がいました。

 

(小宮さんも一緒です)

 

今回の研究会にお母様と一緒に聞いてくれた中学1年生のEさんが感想を送ってくれました。以下に載せますね。教誨師の方の話をぜひとも聞きたいと自ら参加してくれたEさん。「悪」とは何か、「正義」とは何か。立場が変われば、その定義も変わることを頭ではなく心で感じ取ったEさんの言葉を私たちもちゃんと受け止めていこうと思います。

 

教誨師の人の話から考えた正しさ


僕は2月3日に、母の仕事の関係で、教誨師の人の話を聞くワークショップに参加しました。教誨師をそれまで知らなかったけど、犯罪者を更生まで導きサポートをする人だそうです。「正しい」ということはどういうことか、考える機会になりました。教誨師は色々な宗派のひとがやっているそうですが、メインの仕事は刑務所に行き、鉄格子のない部屋で犯罪者と向かい合って話すことです。

後は死刑執行の間ずっと、お経を唱えるなどの仕事があるそうです。


僕はその話を聞きながら4つ、とても印象に残りました。まず、刑務所に入っているにも関わらず、ほとんどの受刑者が「僕は悪くない、間違っていない」と主張するそうです。正しくないことをしたのに悪くない、と言う気持ちが僕にはちょっとわかりませんでした。残りの3つは、教誨師の方が特に大事にしていることです。一つ目は相手が話しかけるまで、自分も話しかけないとのことです。受刑者は被害者に対して、うまく言葉で話すことができなくて、暴力を振るったり殺したり、が大体のケースらしく、まず言葉で発してみることが大事だと言っていました。

次に相手を尊重するということです。犯罪を犯す人は、多くは小さい頃から尊厳がない家庭、ずっと親が遊びに行ってる家庭やずっと暴力を振るわれている家庭など、基本的人権が守られていないところで育っている人だとのことです。そういう人は、相手の意見を聞いて、尊重されていると気づかせることが一番大事と話していました。3つ目は最後に握手をするということです。受刑者は小さい頃からずっと人としての尊厳が感じないまま生きているので、ちょっとでも人の体温に触れさせることが大事だと言っていました

 

この話を聞いて僕は「犯罪は悪」だけじゃなく、その人に何があり、何を悪いと思い、何を正しいと考えているのか、それを考えることが大切だなと思いました。小さい頃から複雑な家庭環境で育ち尊重されないまま大人になった時に相手を尊重しようなんて感情はわかないよなと思いました。ただ忘れてはいけないのは、その裏では家族を亡くして悲しい思いをしている人が必ずいるということです。最後、ワークショップの人に「どうだった?」と質問されたので、「なんだかんだ自分はすごく恵まれた環境にいるんだなと思いました」と答えました。

 

 

 

 

 

創造力とコミュニティ研究会の第34回目。

保苅さんをこの研究会にお呼びしたのは、今からおよそ3年前に2022年11月のこと。

 

2022年11月15日「そして私は猟師になった~命をいただくということ」(1) | カドベヤのブログ

 

あれから3年。保苅さんはたくましくなって戻ってきた。今回は総勢21名の参加者を前にして、まずは自己紹介からお話を始めます。不登校だったころのこと、自然の中でのサバイバー、カメ五郎さんの動画に啓発されて、自分で採ったもの、捕ったもので自給自足してみたいと自ら西伊豆で野営生活を始めたこと。なんか頭のおかしい若者がおるぞ~とたずねてきた地元の人たちとだんだん交流が深まっていったこと。その後、西伊豆地域おこし協力隊に入ったこと。今もそうですが、西伊豆も鹿や猪による野生動物の被害の深刻化により、狩猟免許を取ってハンターとなったこと。26歳で独立して、西伊豆ジビエフードを立ち上げ軌道に乗せていったこと。

 

 

実は3年前はちょうどこの西伊豆ジビエフードを立ち上げた時だったのですね。この3年間で保苅さんは地元の人々に支えられ、自らも支えつつ着実にジビエの底力を皆に伝えています。

 

山奥に単身移住した20代。彼が引きこもりをやめたきっかけとは?【田舎暮らし】He moved to an old house deep in the mountains in his 20s.

 

鹿は農作物に被害を与えるのみならず、食べるものが少ない時は木の皮をはいでしまう。

猪は田畑を掘り起こすのみならず、車との衝突など人への気概も大きい。

それ以外にもハクビシンなど屋根裏に住み込む動物のことも知られています。

 

 

今回は、実際の捕獲の様子を詳しく説明していただきました。くくり罠と箱罠。箱罠は箱の中に餌を仕込んでおいて追い込むもの。くくり罠は罠の上を通ると、バネが作動して、脚に縄がくるりとかかるというものです。

 

 

ここで保苅さんはそのくくり罠を使って実践してくださいました。地面にバネの部分を埋めておいてその上を踏むとバネが跳ねて足の部分にワイア―が巻き付くというものです。

 

 

 

 

圧力がちゃんとかかること、そして、ワイア―の巻き付き方も大切。きつすぎると脚が折れてしまいます。またかかった鹿が暴れるとやはり脚が傷ついて、血が肉にまわってしまう。こうなると売ることができなくなるそうです。

 

(右は血が肉に流れてしまったもの)

 

 

もちろんハンターとしては保苅さんは仲間たちとさまざまな猟を行います。四方から皆で追い詰める捲き狩り、静かに寄っていく忍び猟、そして車で移動しながら獲物を探す流し猟。もちろん仲間たちは人間だけではなく、猟犬の存在。保苅さんと猟犬のすう君のパートナーシップももう長い。

 

今までの猟の中で危ないこともたくさんあったそう。鹿は基本的に逃げていきますが、猪は時々こちらに歯向かってくるそう。今まで3回ほど恐ろしい目に遭ったそうです。40キロぐらいの猪だったらまだしも、今まで80キロ級の猪に体当たりされそうになったことも。確かに車に衝突して大破することもあるぐらいですものね。体当たりならまだしも、噛みついてくることもあります。

ジビエは血抜きをして鮮度を保つためにすぐに処理して冷凍しなくてはなりません。

保苅さんはいま、解体所も持っていて、一人でさばいてきました。皮はするりと向けるのだそうです。ただ気をつけなくてはならないのは、寄生虫がいることもある。細心の注意が必要なのです。今回もお肉を持ってきてくださいましたが、さすがに野生の生き物には脂肪がない。霜降りをありがたがる私たちの食肉文化は人間本位なのだとわかります。

 

(保苅さんの解体所)

 

(寄生虫がいると肉は売ることができない)

 

狩猟文化は命と向き合い、仕留めた命を敬い、大切にいただくというプロセスです。しかし現在伊豆にいるでおよそ7000人いるハンターたちは高齢化が進んでいます。なかなか運んで解体するまでの体力もなく、きちんと掘って埋設することもできないので、そのまま山の奥に放置されてしまうことも。高齢化の弊害はいろいろな意味で大きい。

 

そして皆が知りたい問題は熊。本来伊豆にはいないはずの熊が100年ぶりに保苅さんの罠にかかったのも3年ほど前でした。そのころは麻酔銃を撃って山奥に放獣したそうですが、これから伊豆にも熊が増えてくるとなるとやはりハンターの手を借りなくてはなりません。そのためにもハンターの育成は重要になってきます。また熊たちはおそらく箱根から伊豆に折りてきたのだとすると、やはり人との共存も大きな問題となります。地面はつながっていますから、私たちの暮らしそのものが自然との共存を促しているのです。

 

 

もちろんジビエをもっと知ってもらうための試みも保苅さんの大きな課題です。これもチームの取り組みが大切。まず料理人たちが、食材として使いたい!と思うことが大切。もちろん食材に向き合う料理人の態度も重要です。

 

もう一つ。地域食材として地元の人々にこそ知ってもらうこと。究極の地産地消でもある保苅さんの取り組みですが、同時にジビエを通して、まさに地元の食文化そのものも変わっていくはず。

 

 

最後にこの地元に対する思いを保苅さんは語ってくれました。

 

 

「何の能力もなかった私を迎え入れ、育ててくれた西伊豆町。

移住してからの困難も、地域の皆様の支えがあったからこそ乗り越えられました。

このジビエ事業を持続可能な産業にし、若者が戻ってこられるような基盤を作ること。

 

それが私の、地域への恩返しです。

 

 

続く時間は質疑応答にあてられましたが、皆さんからの質問が途切れない。

最後に脇に立って聞いていたこーたさんが手を挙げてコメントをくださいました。

3年前も保苅さんのお話を聞いていたこーたさん。台所前のカウンターで2年前に亡くなった小宮さんと聞いていたそう。小宮さんが「声が小さくて聞き取れねえよ」とぶつぶつ言っていたのを思い出して、今日は小さなマイクを持ってきてくれた。「でもそれ、今日は必要ありませんでした。すごく声もとおるし、自信に満ちて、3年前と全然違う。それ、自分でもわかります?」

会の終わりにふさわしいコメントでした。

 

さて、今日はもちろん台所チームはジビエ料理に取り組みます。3年前も保苅さんの持ってきてくださったジビエに向き合った庭田さん。

 

「そして私は猟師になった」(2)庭田シェフ、ジビエに挑む | カドベヤのブログ

 

今日はさらにジビエについて研究して、カドベヤに臨んだ。

作ってくれたのは、

 

・ジビエのビリヤニ(バスマティライス)

・ダルカレー

・サラダ

・ジビエのチリコンカルネ

・神戸からの直行おいしいパン(飛行機で神戸から今日のために来てくれたJさんがおいしいパンを持ってきてくれました)

 

 

 

ビリヤニは何度も家で試してみたという庭田さん。バスマティライスがどうもうまくいかないと言いつつ、今日は塩加減もスパイスとの愛称、そしてなんといってもほろほろの鹿肉ともうばっちりの炊き具合でした。

 

様々なスパイス。黄色い袋がバスマティライス

 

 

ジビエには脂肪分がない

 

 

しっかり水につけたバスマティライス。

 

チリコンカルネは肉を炒めるところから。「ジビエは普通の肉と違って弾力が違う」と言いつつ、食材と向き合う庭田さん。食材の研究とうまみを出す方法はやはり料理人のなせる業。今日はスーシェフに徹する加賀さんとのチームワークも素晴らしく、たっぷりのおいしい料理が出来上がりました。

 

 

ジビエは料理していても手にその弾力が伝わる。こうしてチリコンカルネが出来上がります。

 

 

今日は虹色畑の原田さんも来てくださいました。

 

総勢20名の皆さんと囲むテーブル。今日は話だけで帰宅しようと思っていた方も、保苅さんのお話を聞いて残ってくれました。

そう食べるまでが今日の話の結論なんです。

今日のもう一品はダルカレー。こーたさんが手際よくよそってくれる

 

お豆のカレーです。

 

ビリヤニにはドライオニオンと切りたての玉ねぎも添えて。

 

おいしそうなチリコンカルネ

 

一人でも多くの方々に私たちの自然との共存を味覚でも考えてもらうこと。

それがいただく命への恩返しなのかもしれません。

 

 

久しぶりのにぎやかな女子テーブル

 

もちろんこれでもかと作った鹿肉のビリヤニは完食。

 

ご飯を食べ終わった後もしばらく歓談が続きました。今日はシロアリ研究者の林先生も来てくださいました。

 

食はみんなをつなげて、あらためて異なる視点から聞いたお話を振り返るツールになる。

 

保苅さん、庭田さん、加賀さん、そして皆さん、ありがとうございました。

そして、西伊豆ジビエフードをこれからもよろしくお願いします。

 

西伊豆ジビエフード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12分の一が過ぎようとしている2026年。毎日それなりに生きているつもりですが、時の流れが速すぎる!!

私たちの心臓は一生のうちに20億回脈打つのだそうです。その一回一回が時を刻んでいくわけなのでのんびりゆっくりいきたいものです。

なんてのほほんとしていたら、もう1月も終わり。

今週の火曜日は3年ぶりに西伊豆ジビエフード代表のハンター保苅優雅さんをお迎えして、なんと神戸から飛行機でやってきてくれたJさんをはじめとし、自然とともに生きていく現実に想いを寄せました。庭田シェフと加賀シェフが作ってくれたジビエ料理も本当においしかった…。命に感謝しながらいただきました。

 

一方では、人は人との共存すらままならない。アメリカでは移民排斥に反対する人が撃ち殺され、イランやガザやウクライナ、ロシア、スーダンの人々も日々命を失っている。これはもう「憎しみ」などと言う言葉を越えた顔の見えない殺戮なのではないでしょうか。顔が見えないからこそ、殺戮ができるのか。人も動物ですから、攻撃性が前に出るともう止めることができないのか。

 

何て暗くなってしまっても仕方ない。せめてカドベヤは来る人がつながる場所になりたいと思います。ということで、2月のスケジュールです。

 

2月3日 第35回「創造力とコミュニティ研究会」 

受刑者の言葉に耳を傾ける~教誨師として生きる~

   田中英真さん(僧侶・教誨師)  18時半開始

 

皆さんは教誨師(きょうかいし)をご存じでしょうか。受刑者の言葉に耳を傾け、その苦しみや問題に寄り添い、伴奏し、その過程で道しるべを与える方々です。今回は、仏門に入ったのち、30年越しに数少ない女性の教誨師となられた田中英真さんをお迎えします。どうして教誨師になろうと決意なさったのか。受刑者に寄り添うとはどういうことか。英真さんの決意とエピソードを伺います。

 

 ※今回の開始時間は18時半です。参加希望者は、chacky@keio.jpまでお申し込みください。 詳しくは、以下をご覧ください。

https://lib-arts.hc.keio.ac.jp/event/1037

 

2月10日 カドベヤはお休みです

申し訳ございませんが、この日はカドベヤのチョッピリ遅い冬休み

 

2月17日  出張カドベヤ 「こども食堂とアート体験」に参加 

★☆★アーティストとお絵かき!そして小さな美術館へのいざない★☆★

※この日は「カドベヤ」では行いません。開始時間は18時です。

 

横浜市麦田地域ケアプラザで行われる食堂とワークショップ。[認定NPO法人あっちこっち」と協力して、子供たちに楽しいアートとおいしい食事を届けます!今回はみんなで絵を描いて、小さな美術館を作ってしまうワークショップ!もちろん「にわとりぐみ」のシェフたちも食材で絵を描きます。詳しい情報と申込みは、以下をご覧ください。人気のワークショップです。申し込みはお早めに!

 

https://acchicocchi.com/news260120/

 

2月24日 「しげるの日」にカドベヤの舞を作って踊ろう!

2月の終わりは、「しげるの日」!春が近づき、いろいろなものが茂って花が咲きます。今宵は一足早い春を愛でて、カドベヤオリジナルの舞を作って踊りましょう。踊るのはちょっと恥ずかしいけれど、小道具を作ります!音を奏でます!と言う方々も大歓迎。最近腹が立ったことや、誰かにちょっと話したい楽しいエピソードもそのまま踊りにしちゃいましょう!地唄舞の花崎三千花さんが皆さんの振り付けのお手伝いをしてくださいます。

 

カドベヤの新年は必ず書初めから始まる。「新年は必ず~」と書くことができるのは幸せなことだ。2年前の新年は能登半島地震が起こったのだった。いつもの景色がまったく変わってしまうこと。いつもそこにあると思っていたものが急になくなるということ。いつも一緒にいることができると思っていた人が急にいなくなること。考えないようにしているけれど、それは現実だ。毎週の火曜日はただの積み重ねだけれど、いつも来る人が急に来なくなったり、時々来てくれる人に変化があったりと、ざわざわすることはある。ずっとざわざわして、それがやがて収まって、でもその人のことを忘れることもなく、あけていればまた会えるかなと言う期待が残る。そして本当に来てくれることがある。火曜日になると、カドベヤの明かりはついているのかな、と思うんだそうだ。

 

今年の新年はそんな風にして明けました。また同じように火曜日が訪れます。去年の1月は、福笑いをやったっけ。ということで、アナログゲームをみんなで行うのもカドベヤの1月となっている。ゲームと言えば、ゆーすけさんなのですが、今回は都合が合わずに急遽、おなじみのゲームをみんなでやってみることになった。

 

 

 

 

 

まずはこれも必ず、の「ジェンガ」。小宮さんが大好きだったあのゲームです。ここから始めないと何事も始まらない。高く積んだ3ピースで一階分を作る高層ビルのピースを建物を崩さないように気をつけながら、指だけで抜いていくゲーム。根気よくどのピースが動くかどうか確かめながら、息を殺して抜く。今回は案外早く壊れちゃったけれど、それも次のゲームに行きましょうという合図。

 

 

今日は、頭も使う言葉ゲームに移りました。その名も「ボブ辞典」。海外由来のカタカナ言葉を、カタカナ言葉を一切使わずに日本語だけであらわしていくというもの。これは前にもやってみたゲームだけれど、ヒントの出し方が微妙なのです。例えば、「コーヒー」は「茶色で苦い飲み物」だとすぐに当たってしまうので、ヒントも一ひねりしなくちゃいけない。「猫のうんちに混じっていたもので作る飲み物はとてつもなく高い」とかね。最初は始めていらしたMさんとみのりさんがとにかくすぐに当ててしまうのですが、だんだん西森さんが追い上げて、皆熱くなる。中にはどうしてこんなヒントで当てられるの、と言う人もいて、言葉と推測のセンスが問われます。合間合間に海外経験の長い順子さんが、各国の言葉の説明を入れてくれたりして、その解説もまた楽しい。

 

自分の言葉のことも考える。日本語はとにかく縮めてしまうのが得意だよね、とか言葉の話題で盛り上がります。確かに「ボブ辞典」のカードは、短縮がないので、「リハビリ」も「あれ、なんだっけ?」となる。そこで、Mさんが「駅」という英語に似ているものが後に着く、と言ってくださって、「リハビリテーション」となる!言葉の勉強にもなるね。結局勝者はみのりさんと西森さんでした。つよし!

 

 最後に「私の本音トーク」というゲームをやってみましたが、今度もう少し、マスター力を上げて取り組みたいと思った今日のゲームマスターの私でした。「本音」ってお酒を飲まなくてもいいけれど、場があったまらないと本音が出ないもの。でも今日はその後に本音トークが始まりました。

 

今日は久しぶりに来てくれた美帆ちゃん。ご飯を食べながら美帆ちゃんの人間関係の人生相談にみんなが乗る。少ない人数だからできること。私が辛めのことを言うと、西森さんが人間関係の中の愛情や思いやりについてじっくり聞いて語ってくれる。みのりさんは、煮詰まったときの新しい出会いについてもアドバイス。

今回は一つの問題をみんなで違った側面から語るというしっかり「本音」の時間でした。人生相談は聞く方の人間性も出るものです。

 

さて、今日のご飯!これも本音でおいしかった。

 

 

 

今日の主役は順子さんが築地で買ってきてくれたマグロの尾っぽの部分。真ん中はコラーゲン。フルフルでおいしい。加賀さんがオーブン焼きにしてくれた。好みのスパイスで食べよう。

そして私の大好きな加賀さん特製のゴボウきんぴら。

 

胡麻はあとから好きなだけかけて食べる。

 

キャベツと小エビの和え物

 

玉ねぎたっぷりのスープは・・・

 

トマト缶とオーガニックのオートミールを混ぜて、何ともおいしいスープに変身

 

 

 

今日のおいしさは明日になると忘れるかもしれない。でもここで笑っていたこととか、誰かのおいしそうな顔とか、やはりふとよみがえってくるものだ。

少なくとも場は覚えているだろう。

 

来週の火曜日は子ども食堂。

再来週にまたここで会いましょう。

 

 

いつものように先週の火曜日が終わって7日目の火曜日ですが、年が変わって今日は2026年。何も変わらない、でも何かがちょっと変わる。まずは、今年のテーマをこの最初の火曜日だけは決めてみようと思う。

そう、1月のはじめの火曜日は、カドベヤの書初めと決まっている!

 

そして、もちろんお雑煮のカドベヤ。

 

毎年年賀状を送ってくれる徳永松游先生、今年はハングルのHappy New Yearも加わった。

 

 

お隣の言葉が面白い!この好奇心は私たちもまねしたいもの。そしていつものように、先生の俳句の数々もカドベヤに並びます。これも毎年楽しみの光景なんです。参加者はみんな自分のお気に入りの先生の書を選んでみる。

 

 

ひとつの俳句の中にいろいろな書体が並ぶのもまた素敵な光景、素敵な景色。「紫陽花や 風にひらめく 三色旗」の歌なんで、本当に風にひらめく旗が見えるかのよう。

先生は旅日記にも写真に書を添えて素敵な記録を作っている。

 

ということで、人が集まってきたところでいよいよ書初めの開始です。

 

まずは先生の自己紹介。書の師範としては徳永松游が先生のお名前。

 

 

そして先生の書の説明。今年の「馬」の文字は、すでに橋本敦心先生から習っていた私たち。あの時の知識が今回の書にもつながります。

 

筆さばきもいろいろ。漢字も一つの絵なんだね。

自由に自分の思いを筆に託す。今度はみんながそんな人時にどっぷりつかる番です。

 

 

Nさんの「温故知新」「続」。古きに学び新しきを知り、それをまた続けて次世代に伝える!

 

さやかさんは小宮さんの代わりにいつもの「元旦」を書いてくれる。

 

 

 

「合格」は、来年受験のお子さんを持つYさんの一言。「酒」もいいね。

 

そうくると「酒と泪と男と女と」とくる。「生きがい」と「つつしまない」の微妙なカプリングも元旦を挟んで向き合っている。皆が書いたものをどんどん並べていくと、それはそれで詩になるのが不思議。

 

西森さんには、この二つを持っていただきました。どちらも江草さんの書。NPOも笑う門には福来る!でのんびり行こうと思います。

 

 

最後にはみんなで自分の書いた書を持って記念撮影です。

 

今日はお雑煮と言うことで、恵子さんが本格的に出汁を取り、京都風の白みそで何ともおいしいお雑煮を作ってくれた。これも新年のカドベヤの恒例なんだよね。

 

鰹節と

 

昆布で丁寧に出汁を取る。

 

丸もちがどうしても手に入らなくてそれが残念でした。京人参の赤とサトイモの白が紅白でおめでたい!いつもながらあっという間になべの底が見えます。

 

加賀さんはお大根たっぷりで醤油味の関東風のお雑煮を作ってくれたので、みんな東西のお味を楽しむことができました。

 

あともう一つ。恵子さんが用意してくれたのは、梅干しと昆布にお茶を雪ぐ「福茶」。

 

加賀さんは黄な粉とお海苔も用意して、安倍川もちと磯辺焼きも堪能します。

ここに恵子さんの京都土産の生八つ橋が加わって、京都が押せば、

どっこいお正月と言えばみかんだよね、と松岡さんが横浜でご購入のみかんの差し入れ。

 

 

最後はもう一つ大切なことが!12月の終わりに誕生日だった順子さんのお誕生日をちょっぴり遅れて新年と共にお祝いしました。加賀シェフの濃厚パウンドケーキでお祝いです。

 

 

今年の順子さんの抱負は、「とにかく生きる!」

そう、いろいろ辛いことも、おかしいことも、怒りたいこともあるだろう。でもみんなで「そんなこともあるさ」と笑ってとにかく生きよう。

私たちには命という計り知れない富がある。それをみんなで大切にしよう。

本当に月並みかもしれないけれど、あらためてそんなことを思った書初めのカドベヤでした。

 

皆さん、今年もカドベヤをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

居場所「カドベヤで過ごす火曜日」2026年1月

今年もよろしく!のカドベヤ

  今年は1月6日から始まります!お正月・新年 | フリーイラスト素材集〔イラストミント〕 - Part 2


 

はじめて居場所としてのカドベヤの扉が開いてから今年で16年目。毎日鍵を開けてみんながこの扉を開けてくれて、ただそれだけの繰り返しでここまで来ました。開けてくれたみんなが受け入れて、作ってくれた場所。これからも作ってもらう場所、受け入れてもらう場所が火曜日のカドベヤです。今年はどんな出会いがあるかな。嫌なこと、悲しいことがある日もあるだろう。もちろん、うれしくって誰かに話したいこともあるでしょう。背中を押してもらいたい日もあるだろう。でもこのまま帰るのもなんだからカドベヤで人にあってご飯を食べようかな、という普通の日がほとんどかな。ぽっとともった灯りを目指していらしてくださいね。にっこりとほっこりとおいしい、の3つを用意してお待ちしています。

              

(18時/18時半/19時からのワークショップスケジュール)

ワークショップの開始時間は日にちによって変わります。1月20日は18時、27日は18時半開始、そのほかの日は19時に開始します。

 

1月6日 徳永彰 (書遊人) 「カドベヤで書初め!2026」 そのあとは、新年のお雑煮

 毎年1月恒例のカドベヤの書初めです。徳永先生の新年の書も毎年の楽しみ!

言葉には力があります。あなたの今年の漢字や夢を紙に記してみよう。こんな年にしたいという思いを込めて、元気、勇気をその思いに込めて、筆と墨と真っ白な紙に全集中!そのあとは恒例のカドベヤのお雑煮です。今年はいくつお餅を食べることができるかな。

 

1月13日  新春カドベヤゲームの日

 新春といえば、ゲームでしょ!今宵はどんなゲームを楽しみましょうか。結構頭を使ったり、体を動かしたり、相手の表情を読んだり、その場の思い切りで決断しなくちゃいけないものもたくさん。今宵は体も頭も相手の表情を読み取る直観力も使うゲームで新春を寿ぎましょう。笑う門には福来る!

 

1月20日  出張カドベヤ 「こども食堂とアート体験」に参加 

★☆★大人気のヴァイオリン体験 弾いて聞いて楽しいみんなのステージ☆★

※この日は「カドベヤ」では行いません。開始時間は18時です。

 横浜市寿町健康福祉交流センターで行われる食堂とワークショップ。[認定NPO法人あっちこっち」と協力して、子供たちに楽しいアートとおいしい食事を届けます!今回はヴァイオリンと新春ごはんのマリアージュ!詳しい情報は、以下をご覧ください。

 https://acchicocchi.com/news251209/

 

1月27日 創造力とコミュニティ研究会 第34回 

  自分の生き方を自分で選ぶ~野生とともに生きる~        

                   西伊豆ジビエフード代表 保苅優雅さん 

※別途申し込みが必要です。この日の開始は、18時半です。

 

ひきこもりの経験を経て、西伊豆で猟師という生き方を選んだ保苅優雅さん。

2022年に第16回目の「創造力とコミュニティ研究会」の講師としてお迎えしました。野生と向き合い、命をいただく営みを通して、イノシシやシカのジビエを届ける仕事を始めたのは、「自分の生き方を自分で選ぶ」決断でもありました。あれから3年。自然との向き合い方や、働き方・生き方の価値観が大きく揺れ動く中で、どんな日々を過ごし、何を大切にしてきたのでしょうか。

社会の枠にとらわれず、野生とともに生きるという選択の先に見えてきたもの。自然と の共存、そしてこれからの暮らしや生き方について、素直に語っていただきます。 参加希望者は、chacky@keio.jp (横山千晶)まで申し込んでください。

 

(いつものようにワークショップとお話のあとはみんなでおいしい夕ご飯を食べます。)

            

(参加方法とお願い)           

 参加費は500円(1月27日の研究会のみの参加は無料です。)

・ 1月20日の開始時間は18時。27日は18時半です。この2日の参加は別途申し込みが必要です。 

・ 熱があったり、体調がすぐれなかったりする方は、参加をご遠慮ください。

・ スケジュールはやむなく変更することがあります。ご参加の前に今一度「カドベヤのブログ」 を検索して、変更や中止がないかどうか確認してからお越しくださいね。

 

 

 

クリスマスが終わったら、いよいよ年越し。今年はうまあく火曜日が12月30日が最後ということで、大掃除と年越しを皆で過ごすことにした。

今日お誕生日を行う予定だった順子さんは体調不良で早めに帰ることになった。残念!それでも魚を入れた箱を持ってきてくださったのに、どうにも入れる場所がなく、また持って帰っていただいた・・・。順子さん、すみません。1月にお祝いしましょうね。

 

ということで、さすがに30日とあって、去年よりも人は少ないけれど、それでもワイワイとにぎやかな年越しです。皆で別れて、来た人から作業開始。

西森さんと私は戸棚と文房具箱の整理。

大坪さんは冷蔵庫の中の整理。賞味期限切れのものは処分して、冷蔵庫の中をきれいに掃除。

庭田さんと江草さんは台所の整理。いつも小宮さんは床下収納庫に入って掃除してくださったけれどそちらも一緒に掃除していただく。

やちよさんはハイター使って窓ふきをしてくださる。

Sさんは、次々と出るごみをせっせと運んでくれる。

加賀シェフはその間も黙々とかき揚げの準備。

結構汗をかいてしまいます。

ひと段落したところで西森さんがライブでキーボード演奏をしてくださる。リクエストすると、それに合わせて弾いてくださるので、お掃除にぴったりのBGMになる。

 

スピーカーも全部持ってきてくださった西森さん。赤のセーターも決まっている。

 

今回は思い切っていろいろなもとお別れした。大藪さんやかんちゃんたちがいたときにみんなで作ったコラージュも。ただ思い出はちゃんと胸の中にあるから、断捨離とは違う。断るとか、捨てるとか、離れるとかはありえないので。

必死になって掃除していたら、写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。

 

掃除を終えると、なんとなく寂しい気持ちになる。すっきりするのもいいけれど、1年分の、いやもっと多くの思い出とお別れしたからか。

 

そんな気持ちをアゲてくれるのは、かりっかりのかき揚げで食べるうどんと蕎麦!

加賀さんが必死になって大鍋でゆでてくれる。

 

蕎麦とうどんの2色。今日のお茶にはやちよさんが持ってきてくださったクランベリーとチェリーのジュースも加勢します。

 

やちよさんが持ってきてくださったカボス、そして、加賀さんが作ってくださった白菜の梅和え。

野菜たっぷりのおつゆともちろんかき揚げ!

 

お菓子も果物もそろって・・・

 

さあ、食べよう。

しっかり硬めに上げてくれたかき揚げは、おつゆに溶けずにかりかりとおいしいこと!

気持ちがぐぐっとあがったひと時でした。

 

来年も皆さんとのなが~~~いお付き合いが続きますように。

皆さんにとって来年が素晴らしい年となりますように。

カドベヤがうれしい縁を紡いでくれるように。

 

月並みだけれど、祈ります。

 

 

 

1年は早いなあ。特に12月は。でもウキウキするときでもある。去年の2月に亡くなった小宮さんは年が明けてしばらくたつと「もういくつ寝ると~」とうたいだす。でもその前にはクリスマスもあるよ。つくづく日本はイベントが好きなので、10月はハロウィーン、それが終わるとすぐクリスマスの飾りつけ、それが終わるとすぐにお正月と商店街も忙しい。最近はきれいなクリスマスツリーのデコレーションをそのまま新年まで残しておく商店街も増えてきました。

 

ということで、今日は年内最後のしげるカフェ。今日はのんちゃんのおいしいコーヒーに、さやかさんのダンスと五感で楽しむクリスマスとなりました。ダンス会場を広めにとるために、のんちゃんのコーヒーストールは、キッチン前のテーブルにて開店。

 

赤いテーブルクロスを引くだけで、場が華やかになる。

 

西森さんがコーヒー用のコップを用意して・・・。加賀さんが用意しているドライトマトの赤も一緒に華やかさの演出に加わる。キャベツの緑もいいかな。

 

真っ赤なリンゴをするすると向くNさん。見事に赤い皮のネックレスが出来上がった。

今日はNさんのギターでさやかさんがクリスマスのダンスをおどってくれるのです。ところがだ!ギターを誰も持ってこなかった!

カドベヤのみんなは臨機応変なので、そこで、のんちゃんがすぐにホステルビレッジにひとっ走り!

 

ギターを借りてきて、まちの弾き語り師さながらに抱えて走って戻ってくれました!

かっけえ~。

 

そのまままたバリスタになったのんちゃん!Nさんがコーヒー豆を挽く。

 

ということでおいしいコーヒーのにおいがカドベヤを包み込む。

まずはいっぱいということで、みんなでストールの周りに集まって…。

 

(コーヒーカップもクリスマス仕様。シールを貼って素敵な演出)

 

今年がどんな年だったかをみんなで考えてみる・・・。う~~ん。一言で言うとどんな年?Mさんは「疲れた~」。わかるわかる。でもここではほっと一息ね。

庭田さんは「そろえる」!一人暮らしをしながら環境に優しい節約を考えている庭田さん。最近はそれに合わせて家電にも配慮するようになった。最近買ったのは、圧力鍋。鯖の味噌煮も15分で骨までほろほろになる!なるほど~。カドベヤにもこーたさんが持ってきてくださった圧力鍋がある。今度庭田さんに教えてもらって使ってみよう、という話になりました。

そんなこんなでおいしいコーヒーとリンゴで話がはずみます。

 

その間にもテディベアをまだ選んでいない皆さんが、里親になってくださいました。

庭田さんはもちろんシェフのクマさんを選んでくれた!庭田さんの分身です。

 

 

7時半からいよいよダンスタイム。Nさんのギターに合わせてさやかさんが躍る。コーヒーをもって隣に移動します。

 

 

手作りのチラシが配られました。

 

「人ののぞみとか、よろこびとか」 今日は栄えある第1回公演。

バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』の演奏に合わせてさやかさんが表現するのは、「主」よりも「人」。決して善き存在というわけではなく、下品だったり、無垢な面もある。それこそが人がおかしくって愛おしい存在にしているのだ。そんないろいろな面を併せ持つ人のありようを踊りで表すさやかさん。

それはまるで私たちが今手の持っているいっぱいのおいしいコーヒーのような5分間。

Nさんのギターとの競演です。

 

さやかさんの動きに合わせて演奏するNさん。

激しかったり。

静かだったり。

 

Nさんのギターパーカッションに合わせて踊る。

動きが止まるとNさんが演奏で場を満たす。

静かな感動も場に満ちます。時間は不思議。たったの5分でも永遠の5分です。

 

もちろん場を満たすのは匂いでもある。コーヒーにかぶさるようにおいしい匂いが後を追う。

 

今日の主役はさやかさんリクエストの「マリーミー・チキン」!加賀さんがドライトマトから作ってくれます。

 

お供は焼き立てアツアツのベーグルです。

 

ちゃんと焼き色が付くように、途中でオーブンの中の位置を変えるのです。

 

サラダには、順子さんが持ってきてくださったオリーブ漬けの山羊乳チーズ。参加してくださった明子さんがそのオリーブオイルを使ってドレッシングを作ってくれた。チーズの味を生かすためにお塩はほんのちょっと。

 

それだけじゃない。ごぼうの一品は、お粉を振ってあげたもの。香ばしい!

 

明子さんが食べやすくほぐしてくれた。

 

スープはコーンポタージュ。コーンの粒粒が口に残るのが食べごたえあり!

 

加賀シェフの説明を受けて・・・。

 

さあ、たべよう!ベーグルはほっかほかでどのおかずともよく合う。おいしい・・・。

 

しばらくぶりのみんなの食卓です。思いっきりふかふか食べてね。

 

頑張ってくれたNさんにはホカホカのベーグルをプレゼント。手のひらのハートに収まります。

 

そしてのんちゃんは、最後にちょっぴり猫背のくまくんの里親になってくれた。その名も「くま」となったそうな。

ギターとホステルビレッジにおすそ分けのベーグルとコーヒー、そしてギターと「くま」を抱えてのんちゃんとさやかさんのパーフェクトパートナーが寒い外に元気に飛び出していく。

 

あ~楽しかった23日。12月はワクワクするけれど、一日が終わるとちょっと寂しい気持ちになる。でもまだカドベヤにはコーヒーと優しい匂いが残っている。また来週までこの記憶をカドベヤが覚えていてくれますように!