実は5月は一番熱中症が多い季節なんだそうです。まだ体が暑さになれていないからなんでしょうが、今年の5月はとにかく暑い。まだ梅雨も来ていないのに。もちろん雨もあまり降らないから、畑のことも気になります。それでも紫陽花はすくすくと育ってそろそろ雨が降ったら一斉に開花するぞという勢いです。
5月はちょうどカドベヤの誕生日の1か月前。そして、小宮さんのお誕生日の月ということもあって、しげるカフェを開催することにしました。今日は前日がお誕生日だったこーたさんのために、加賀さんがこーたさんの好きなゴボウを使ってケーキを作ろうということになった。そんなことできるのでしょうか。第一ゴボウってあくが強いし、おいしいケーキになるのかな。カドベヤに行ってみたらもう加賀さんが細かく切ったゴボウのキャラメリゼを用意しています。
匂いはどう見てもこれはゴボウなんだけれどなあ。それでも甘い匂い。
キャラメリゼしたゴボウをパウンドケーキ型の下に敷いて、その上にココアを混ぜたケーキ生地を載せていく。焼きだすとなんともいい匂いで、これは行けるかもしれないぞという気になります。
早めに来てくれた恵子さんは、のりたま教室に集まる子供たちへのカドベヤ参加者のラーメン寄付を山のように背負って配達に出かけます。やちよさんが寄付してくれた辛いラーメンは辛党のこどもに大人気だそう。庭田さんももちろん寄付をまた持ってきてくださいました。
今日はみんなで西森さんの用意した音楽のサブスクにいろいろなリクエストを入れていきました。西森さんはクラシックのファンだから、いろいろと異なるジャンルの曲が聞きたいということで、まだみんなが来ない間にリクエストしたのは、イギリスのBlurの曲です。4月30日に国立新美術館で、テート美術館のYBA &Beyond展を見に行って、1980年代後半からのイギリスアートにどっぷりつかってきました。当然美術と音楽の関係も深くて、90年代のブリットポップの代表グループの一つがBlur。・・ということで思わずリクエストした次第です。だんだん人が集まると、みんなが好きな曲をリクエストして、「懐かしいねえ」とか、「こういう歌詞なんだ」とか話題が付きません。途中からはモーツアルトのオペラもかかったりして、その中でバリスタののんちゃんがコーヒー豆を挽いてくれます。なんともいい香り。コーヒーが入り始める間にみんなでカードゲームに興じたりと好き勝手に過ごしました。
(どの曲をリクエストしようかなあ)
今日のんちゃんが持ってきてくださったコーヒー豆は、ビア&カフェのベルク(Berg)で購入してくれたお豆です。
あとで、ベルクのHPを見て、ああ、あの店だ!と懐かしさがこみ上げました。ルミネの地下に降りていくと合った小さなお店!前にここでコーヒー飲んだことがあったなとしみじみ。
のんちゃんが教えてくれたことは、このベルクはホームレスの方々の支援もなさっているということ。持ってきてくれたベルク通信がそれを語っていた。考えてみたら、新しい都庁に向かう地下通路には「ダンボール村」があった。ホームレスの人たちの居場所。1996年からそこに歩く歩道を敷設するため、ホームレスの人々が退去を命じられるということがあった。退去した後にオブジェが置かれてもうダンボールの簡易住居を立てることもできない状態になった場所のイメージはまだ強烈に記憶に残っています。
匂いというのは不思議なもので、コーヒーの香りからいろいろな記憶のもとを打繰り寄せていく。
今まではカフェの時ってみんなが思い思いに過ごしていたけれど、これからはそんな思いでもみんなで語る場になっていくといいなあと思いました。年代も異なれば思い出も違う。音楽も世代を超えてジャンルを超えて聞き合うのも楽しい。以前このカドベヤで裕人さんが行ってくれたみんなの聞きたい曲をリクエストしてかけまくるひと時は、楽しかったですよね、と庭田さんが言ってくれる。裕人さんにもまた来てもらうことにして、まずは西森さんに音楽の夕べをやってもらおうという話になった。そんな16周年のカドベヤのことを考えながら、今日のコーヒーをいただきます。
誰かのために誰かのコーヒーの豆を挽くというカドベヤ式の淹れ方は今宵も健全。私は結局誰かが引いてくれた豆をおいしくのんちゃんが淹れてくれたコーヒーを飲みながら、懐かしい曲を聞きながらみんなの中で余韻に浸っているのでした。
(小宮さんにも一杯どうぞ!)
なんていっていたら、ご飯が出来上がった!今日は虹色畑でとれたお豆(ツタンカーメンという種類)をそれこそたくさん入れたお豆ごはん。そして、チキンのクリームフリカッセ。そしてこれも虹色畑でとれた玉ねぎをあめ色になるまで炒めて、残った卵を加えたオニオン卵とじスープ。そこに順子さんが持ってきてくださった和菓子とやちよさんお手製のかりんとうとこーたさんが持ってきてくださった芯まで食べることのできるパイナップルと豪華なカフェご飯になりました。
(玉ねぎはこんなにトロトロになるまで炒めます)
もちろん最後の締めくくりは、ゴボウケーキ2種。一台は下にキャラメリゼゴボウを敷いたパウンドケーキ。もう一台は中にゴボウを練りこんで焼いたケーキ。
(こーたさんにしげるさんの写真をもってもらって、誕生日二人組)
(願い事の後に、ケーキ2種をこーたさんに切ってもらいます)
(下のキャラメリゼ部分がわかるかな)
しげるさんの写真を持ってもらってこーたさんに代表で二人分の願い事をしてもらいます。こういうのはたぶん苦手なこーたさん。でもバースデーが大好きだったしげるさんと一緒に「世界の平和」を祝ってもらいました。本当にそんな世界が来るかなあ。
それにしてもゴボウケーキのおいしかったこと。「これは売り物になる!」なんて言っている一方で「でも手間かけても儲けなんてほんのちょっとでしょ」と現実的な意見も出る。売らなくてもいいよ。
結局ここでみんなで食べるのが一番おいしいんだよね。
そんなしげるカフェ。
今日集まった皆さんも今まで来てくれた皆さんもこれから来る皆さんも、カドベヤで出会えたこと、出会えることにおめでとう!
















































































































































































