ユーロを中心に大分値を戻してきたが、調整が終息したかを判断するには時期尚早ではないだろうか。

通常調整は1ヶ月程度続くこと、ギリシャを中心とする南欧諸国の債務懸念が払拭されていないことがその要因。

しかし、市場の関心がヨーロッパよりも米国債権格下げにシフトしていることも事実。

今はどちらに動くのか判断が難しいため、取引は控えるべきだと考えている。
ユーロ/ドルを売れば利益を出せると思っていたが、
こんなに早いスピードで進行するのは予想外だった。

だが、実際にIMMのポジションを見てみるとショートが先週より積み上がっている。

今週は、ユーロ/ドルが1.4を割るかどうかに注目したい。
今、リスク回避時に円高に触れる原因の一つに挙げられるのが、

企業、家計が所有する金融資産が国、地方の借金を上回るため。

しかし、このままでは早ければ2013年中にとんでもない円安が来るだろう。

その理由は以下の通り。

現在、国、地方の長期債務は10年度末で約869兆円、

一方、個人の純金融資産は約1077兆円。

しかし、昨年度は44兆円の赤字国債を発行している。

さらに、今回の大震災によって被災総額は10~20兆円が見込まれている。

少なくとも今年は税収が増えることはないだろうし、
来年も大幅に増加することはないだろう

また、個人の金融資産が増えることは考えにくい。

つまり、2013~2014年の間に日本がデフォルトすることになるのである。

1986年のプラザ合意以降続いた円高が円安へ転換する日は近いのかもしれない。