さて、少しづつ暑くなりはじめ、エアコンの故障やガス漏れに気付いて電話が各社(メーカーや修理店、電気屋さん)に鳴り響きます。
そんな中でも最近の風潮というか、テレビなどの傾向でもあり。
DIYが大人気!!
それに類似して
「エアコンのDIY取付」や
「DIYガスチャージ」などでガスの補充方法(ガスチャージの方法)など
エアコンに関する情報検索が多くなります。
それは仕方のないことです。少しでも安くしたいという心理は重々承知しています(;^_^A
今ではエアコン本体だけをネットで格安で手に入れることも可能ですからね。
取付だけを依頼すると業者さんは嫌な顔したり、高額だったり、断ったり(高額になるというよりは同じ工事だが商品利益が無い為、その商品を販売して本来得ることが出来るはずだった利益が工事代に乗っかるというイメージですね)
だから自分でやってみよう!というのも分かるってもんです。
正直エアコン工事なんて慣れれば誰だって出来ます。
女の子だって余裕で出来ます。知り合いの空調屋さんには女子従業員がエアコンを取付していますからね。 慣れれば!ですよ?
で!別に私は自分でやってみるのは悪いとは思いません。
思いませんが中途半端な知識で危険なことをしていることもあるので
せっかくここに寄ってくれた方にはプロからのアドバイスをしようかな?と思います(*^-^*)
今回はエアコンのガスチャージ方法を知らべる前に!をお伝えします。
①エアコンのガスには種類がある
基本ですね。
外の機械にガスの種類(R134a、R22、R410a、R404a、R32など)の記載があります。
もちろん、違うガスを入れれば壊れます。
年数経ってると、見えにくい場合もありますよ(;^_^A
②ガスの容量が決まっている
どうように、外の機械にガスの封入量(ガスの容量)も記載されています。
ここで、よく勘違いされている人がいるようなのですが。。。
ガスを増やしまくればよく冷えるんだろ?
→冷えません。
この勘違いは多いです(;^_^A
エアコンの冷媒ガスの容量は適正でないといけません。
ガスが多いと電気の消費量だけが上がり能力は下がります。またコンプレッサー(圧縮機)を壊す原因となります。
ちなみにガスの量が少ないと電気の消費量も少ないですが能力も同様に低くなります。
なので、ガスの容量は封入量に合わせて入れてください。
私たちもきちんと計りを使って10g単位でガスの量を入れています。
また本当は一度ガスを全て抜いて、一度キチンと真空引きという作業工程を行いガスを入れることが業者としては常識です。
③そもそもガス漏れの原因がある
当たり前ですが、ガスが漏れるということはガス漏れの箇所があるということ。
工事がきっちりと成功している場合ガスは漏れません。
(ただし、工事の失敗とは関係なくエアコン本体からガスが漏れることも多いです)
たまにブログを見ているとガス漏れの箇所を直さずにただガスを入れてどや顔ブログを書いているのを見かけます。
いえディスってる訳じゃないんですよ(;^_^A
でも、バケツに穴が開いたところに水を入れたところでまた抜けていくだけで応急処置にしかなりません。
その穴の開き具合によっては1月ももたずにまた冷えなくなることもあります。
ですのでまずはガス漏れの原因を発見する技術や道具が必要になるんです。
そしてそれを修繕する技術も必要です。
私たちは漏れている箇所を特定して、そこを修繕しガスを補充します。
いかがですか?
これらの基本となる知識を踏まえた上で自分なら出来るやろう!と思われる方。
いいんや、まずは一時応急でも冷えれば!
という方はDIYエアコンガスチャージにトライしてみましょう。
やり方は、色んな方が動画なりブログなりUPしているので参考にしてくださいね☆
これ注意!!
最近のエアコンに使われているR32という冷媒ガスは引火性のあるガスになっています。
作業中にタバコを吸われる方などは注意してくださいね。