【2024.8月】かでなごと(他人が他人に戻るだけ)
許すとか許さないとかいうものでは無くて、もう
終わったんだな、という種類のもの
旦那の実家で、旦那のお父さんから理不尽な
暴言を受けた
今後、仮に謝罪を受けたとして
元通り、今まで通りの付き合いが出来ますか?
答えは、否です
それは暴言を許す許さないではなく
ただ、十数年かけて築き上げた義父との関係が
終わったんだな、と思うだけ
まだ自分の両親には、事を話していない
知ったら、どれだけ両親が傷つくだろうか
大切な娘を罵倒されて
義父が私に暴言を吐いた瞬時、旦那が義父の胸
ぐらを掴んで「許さねえぞ、この野郎」と怒鳴った
私にとっては、もともと他人の義父との関係が、
他人に戻っただけ
何より私は、私の為にとった旦那の行動に、多幸
感でいっぱいだった
【2024.7月】かでなごと(十七年一人で思っている事)
十七年前に流産している
数週間しか、お腹にいなかった
母子手帳さえもらえない、まだまだ小さい段階
あの夜、病院の個室の壁に貼ってあったカレンダーには、
赤ちゃんの笑顔
一晩中、あの子がいなくなった、痛むお腹を抱えてずっと
見ていた
ほぼ毎日、あの子を思って生きている
謝罪と
産まれていたら今頃はいくつで、イヤイヤ期で
今頃は反抗期で
今頃は思春期で
性別もわからないあの子の事を、いつも考えている
そんな事を口にしたら、周りに気を遣わせるので言った事
はない、当然旦那にも
いくら旦那と私の赤ちゃんとはいえ、会ってもいない存在
を思い出すかと問うのは酷過ぎる
男女のすれ違いの一つかも知れない
私が母親だった期間は、ごく短かった
炊飯のにおいが不快でたまらなかった事
普段全く飲まない炭酸飲料を欲した事
常に眠たくて車の運転がきつかった事
毎日が不安で二日に一度は妊娠検査薬で、あの子がお腹
にいる事を確かめた
いつか会えたら
沢山のごめんねと沢山のありがとうを、思いっきり伝えたい
姉がいる
五歳差の姉がいる
歩いて五分程度の場所に住んでいる
当然姉には姉の考えや事情がある
家がほぼゴミ屋敷同然なのも、食生活が乱れている事も
家族の話を受け入れない事も
何かしらの考えがあるのだろう
年に数回家に来る
母の日、父の日、両親の誕生日、大晦日
のし袋に入った一万円を手に、当日以外の日に数十分滞
在する
自分の仕事がいつも忙しい事、休みが無い事、常に体調
が悪い事、それらの全てを話して帰って行く
両親の体調、病院事情、困りごとその他もろもろ等は一切
聞かない
勿論、妹夫婦の事など聞くわけもない
仕事が忙しいとはいっても、通常午後五時頃に帰宅、週休
二日制、年に数回の長期休暇、年三回の賞与、その他手当
等々があり
常に体調が悪いのは、自炊をせずにお菓子等で食事を済ま
せているから
シングルマザーで息子一人を育てたが、その半分以上は両
親の支えあっての事だ
幼い息子を連れ、実家に戻って来た姉
数年後、姉は両親と喧嘩の末、歩いて五分の集合住宅を見
つけ、息子と共に出て行った
その後も両親の助けがあって、息子は立派に社会人になった
家を出て、たまに帰って来ては自分の母親より、おじいちゃん
おばあちゃんに顔を見せる、いい息子に育った
姉の立場、体調、環境をそっくり同じにしなければ、姉の考
えや思いを、全く同じように私が感じる事は出来ないけれど
姉は、今後の人生をどう描いているのだろう
【2024.2月13日】毎年恒例、旦那の検査結果を聞きに行く
2024.2.13
今年も一月にCT,エコー、大腸カメラを受けた旦那
二月、検査結果を聞きに夫婦二人で病院へ行く
毎回、重大そうな結果が出る際には、私も一緒に先生の
話を聞く事にしている
結果は問題なし
後は通常通り、一か月半に一度の定期検査
また来年にCT,エコー、大腸カメラ
病院は、八時過ぎから行っても、昼過ぎまでかかるので
一日仕事を休む旦那
でも、毎回、朝は職場に顔を出してから病院に行っている
この日の朝は、布団の中で過ごしていた
休暇を取得しているのだし、そもそも職場に顔を出す必要
は無いが、どうしたのかと尋ねると
「何だか面倒になっちゃった」と答えた
きっと、検査結果が不安なんだな、と思い
それ以上は追求せず、朝ごはんにした
大腸がんになって、再発した過去
また何か見つかるかもしれない不安
こういう時、私は何かを言うよりも何も言わない選択をする
それが正しいかはわからないけれど
【2023.10月10日】父、転ぶ
2023.10.10
夜中、階下で確かに物音がした
その後、話し声も物音もしなかったので、両親のどちらかが何か
してるのかな、と思い
そのまま、すぐにまた眠った
結果、父が転んだ音だった
夜中トイレに行こうとベッドから起き、足元がおぼつかず、後ろに
よろけた際、壁際にある棚に背中を打ち付け、両肘で体を押さえ
ようと、そのままズルズルと滑り転んだらしい
ベッドに付けてある手すりの活用を願いたいものだ
両腕は手首から肘まで、15センチ程の傷と出血
着ていた肌着は血で汚れ
両腕には、湿布が貼られていた
父本人が行った処置らしい
・・・痛むから湿布、て
出血している傷ですが・・・
湿布自身も本来の役目とは裏腹に、どうにかこうにか血を吸う努
力はしてくれていた
なぜ、母を起こさない・・・
いや、なぜ起きない・・・
本人は当然ごねたが、病院に連行
骨折は無く、傷も縫うまででは無いとの事
その後一か月、毎日の傷の手当やお風呂の介助など母が請け負っ
てくれたが
父の、己の老化、傷の痛み、思い通りにいかないストレス
母の、朝晩の手当、お風呂の世話、言う事聞かない夫
両者のストレスが重なって、かなり不穏な一か月ではあった
転んだ時に一声欲しかった母と、寝ている妻を起こすのも悪いと
思った父の、双方の双方への思いがあるんだろう
他にもあると思う
転んだ恥ずかしさ、起きなかった罪悪感その他もろもろ
