思ってたより長く書いちゃったので、読む人は覚悟してしてね😂




バカ繋がりシリーズが続いています。


って、私の中で共通するテーマが続いているような気になっているだけなんですけどね。



ムスリム知人がSNSでシェアしてたので改めて読んでみた。

https://www.nippon.com/ja/features/c04006/?fbclid=IwAR2mZ4cUXzJo2A5U5nExYqxhsPdJ7gjZ8uACQ1LBVUQCE7nuAGPtORCjJB8


どんな立場で読むかで感想は変わる。


TVないからあくまでもTwitter情報ですが、

最近はどうも宗教2世問題が賑やかであるようだから、信仰なんて糞食らえ、宗教は麻薬、イスラムも統一教会も一緒というスタンスから読めば

「娘ちゃん、賢い選択したね」

となるのであろう。


私は統一教会やエホバや創価等の信者ではないから、あくまでイスラム教の信者としての視点での感想だし、そのイスラム教徒の中でも、かーなーりーいい加減な信者なので、そういう立場から物申すとですな、


まず残念なのはイスラム教から離れてしまったこと。これは勿体ない。せっかくご縁があったのに。でも、本人の気持ちでいつでも戻ってこれるので別に大した問題じゃない。

だから、娘ちゃんの選択は別にいいんじゃないの?って思う。


ただ宗教というか信仰を持っていることによるメリットは決して小さくないから、それを十分に知らずにいたら気の毒かなとは思う。

『宝くじに当たってるのに、それを知らずに換金してない』みたいなものとでも言えば分かりやすいかもしれない。


宗教儀礼に関する面倒なところはあるし、たまにうんざりする人にも会う。でもそれはどんな組織に属していても同じこと。

だけど私にとってはイスラム教というものにぶら下がっていることで得られるメリットが大きいし


「お前のような不埒な信者はムスリムではない!モスクにも来るな!」


なんて言われることもないので、適当な距離を持って属していられる。周りがどう思ってるかは知らんけど、イスラム教においてはあくまでも『神対自分』の関係が大事だし、教義上、相手に対してネガティブな気持ちを持つ方にデメリットがあることになっているので、私は痛くも痒くもない。


私の子どももいわゆる「ハーフ」と呼ばれる立場なので、同じように「ハーフ」や外国人の子どもが集る場が得られたのは子どもにとっても良かったはず。

例えばクラスに数人「ハーフ」がいたとしても、「ハーフ」だからという理由でメチャクチャ仲良くなれるってのは中々ない。

それはママ友みたいなもの。

海外に住む日本人が日本人だからと言う理由でみんなが仲良く出来る訳がないのと同じ。

ムスリムの子ども達もムスリムだから仲良くなれるというよりも、数が集まれば気の合う子合わない子が選べるという良さがある。

色んな家族、色んなやり方、とにかく自分と違う人達にいかにたくさん会えるかで、子ども自身にも選択肢が広がると思う。

少なくとも「ハーフ」で「ムスリム」の子どもは自分だけじゃなくて結構いるんだなと知るだけでも違うと思う。

さらに破格の料金(無料のこともある)でアラビア語や色んな言語に触れられたり、日本にいながら多様な文化に触れるチャンスもすごく多い。

私が子ども頃はTVの画面を通してしか兼孝かおるの旅を味わうことが出来なかったが、私の子どもは私がこんなにも資本のない貧困家庭の親のであるのにも関わらず「リアル兼孝かおる」をやれているのも私たちがムスリムだからだ。


このお嬢さんも同じように他のムスリムに会っていたようだけど、かなり閉鎖的なムスリムが多かったのかなと感じる。


それが悪いということではないけれどね。

でも色んなムスリムに会えてたら多少は違ってたんじゃないかな?とは思う。



さて、では何故、このお嬢さんはムスリムとして存在することを辞めてしまったのか?


それはズバリ親の無知のせい。


得手してボンムス(生まれながらにイスラム教徒として生まれた人のこと)はイスラム教について勉強しないという人が少なくない。

ま、それで本人は幸せにやってこれたからいいのかもしれないが、

同じ国の同じエリアの馴染みのイマーム、法学者の説法だけで生きていけるのは、本人もそこに引き続き暮らしている場合だけではないだろうか。

しかし、そんな状況でも時代は変わる。

やっぱり多少は勉強して自分の中にあるイスラム教の教義をアップデートしないといけない。

色々なムスリムの生き方を知った方がいい。

ましてや外国に移民しているのだし。


これは宗教教義を現代風にアップデートしろという意味ではなくて、逆にしっかり古典や色んな文献を貪欲に読み込む学者の話しを聞いてみるという意味。


郷に入れは郷に従えで「イスラム教徒も土葬をやめて火葬しろ」とか「豚も食え」みたいな意見がヤフコメなんかでは散見してますけど、「それは無理」ってやつで…


親が知識を得ることで自分と信仰との距離感などを育てる時間を子どもに与えてあげたらよかったのになと思う。


外国で家族を養って生きることが精一杯で教育のことまで手が回らないのは移民あるある。


そうじゃないのが中国系、インド系でエリートになっていく層だけど、あんな風に育てられるのは本人と親が賢いからで、誰もができることではない。




よく耳にするのが

「旦那さんを愛しているのならば、旦那さんの宗教も愛してあげないと」というもの。

「日本人の奥さんがボンムスの旦那さんと一緒に信仰しないと子どもはイスラム教から離れてしまう」

まあこれも正論ですけどね。

でも人生、正論だけで生きていける人は少ないでしょ。と、私は思う。

信仰を超えて、どうしても惹かれ合ってしまう人に出会うことだってあるでしょう。

そんな燃えるような恋に堕ちてしまうこともあるでしょう。

それはそれで素敵なことではないかな。

私なら羨ましいけどね。

ただ実際問題として確かに夫婦で信仰してないと

そりゃ難しいというのはある。せめて信仰を好意的に見てたら違うけど、本来のイスラム教の教義とは違う、その地域の風土がイスラム教の中に取り入れられてしまって、それがあたかも正解のようになっているものが日本人の奥さん(旦那さんでもいいけど)に受け入れ難いものだった場合は

「あたし、そんな変な宗教ムリだから!」ってなるだろう。

例えば、名誉殺人とかね。

あんなのイスラム教じゃないし。

ISとかね。

あれはカルトだし。


記事の中で、このお父さん

「勝手にムスリムになるもんだと思っていた」

って言ってるけど、そりゃ無理でしょ。

その辺もお父さんの知識不足、認識不足。

でも仕方がない。それがこのお父さんの限界だったのだから。



2世問題というのは、非イスラム圏に住むイスラム教徒にとっても大きな問題。

じゃ、イスラム教徒が多い国に移住すればいいとすぐに「かえれよー」という人いるけどさ、誰もがそう出来る訳じゃない。


正直、私自身はイスラム教徒の国に住むのはどうかな?と思ってしまう。

マレーシア、インドネシア、ブルネイ、ギリギリトルコくらいならいいかもしれないけど、他の国は日本以上にメチャクチャ。相当お金があれば暮らせるだろうけど、そうでもないなら本当にキツいと思う。



では、このお父さんが娘ちゃんをイスラム教徒に戻す方法はないのか?


あるんですよ。


その方法とは、

諦めないで、ひたすらドアーするんです。


ドアーとは、アッラーにお願いすること。

神頼みってやつです。


しかし神頼みって侮れません。


願いがいつ叶うかそれはインシャーアッラー

神のみぞ知るです。


そしてこうして記事になったことで

多くのムスリムが目にしたことでしょう。


そうすると親切なムスリムはアッラーに祈ってくれているはずです。


『あの娘ちゃんがいつかイスラムの素晴らしさに気付きますように』と。


一神教って、とにかくなんでも神頼み。

他は知らんけどイスラムだったら神様にお願いするのにお賽銭は要らない。

しかもお願いすればするほど神様は嬉しいらしい。

神様って、めっちゃ太っ腹。




私のように

ヒジャーブしてるときと

そうでないときの落差が激しい

ムスリムもいる。

それが正しいとか正しくないとかは私には分からない。

私は私が一番心地よい方法で信仰しているだけ。


こういうブログを書くことで

多少なりとも

「イスラム教って、結構自由なんだね」とか

「色んなムスリムがいるんだね」と

思ってもらえたらいいなと思う。


あ、でも私は、真面目ないわゆるガチ勢改宗ムスリムさん達も好きです。

ものすごく勉強してくれている人達の知識のおこぼれを私はもらっているからです。

どんどん勉強してもらって

私のようなチャラいムスリムに知恵を授けてもらいたい!

知識を得た人は人に与えることで神様からご褒美もらえるし、知識を得てちょっと賢くなったアホ信者もそれによって善行を積んで神様からご褒美もらえて、さらにそのご褒美は知識を与えてくれた人にもポイント還元されることになってるので超win winの関係ですな。


日本政府もポイント好きですが、

イスラム教のポイント好きはもっと徹底しているので笑ってしまう。