お彼岸の連休のため、今週末も実家に居座っておりまする。
花壇めと散歩(あゆみ)のために用意された部屋は仏間の隣にござひます。
その昔は花壇の祖父母(共に故人)が居間として使用してゐた部屋にござひます。
そしてその部屋は東北の、いわゆる「鬼門の方角」でござひます。
東北方向には柳を植えておくと「魔」が入り込んで来ないと言われておりまして、実際ユーレイさんが柳の下にいるのはそこで足止めされるからかも知れませぬね。
昔は公園寺家も桜やらとりどりの木々が庭を埋め尽くしておりました。
そして東北には柳の木が植えてありました。
偶然なのか、そうした事をわかってのことなのか、今ではわかりませぬ。
しかし、それらの木々は、大きくなりすぎ、ブロック塀にひびが入るようなことになってしまったため、塀際の木は全て切り倒されてしまったのです。
そう、鬼門避けの柳の木も…。
そしてそれは今朝のことにござひます。
休日、しかも実家に泊まってゐるという安心感から花壇めは惰眠を貪っておりました。
前日早く寝たといふのに、珍しく散歩もぐっすり眠っております。
いつも寝相が良すぎて布団から転げまわる娘も、北海道のすでに冷涼な気候ゆえ、大人しく布団に納まっておりまする。
時計を見ますると、6時50分。
休日ですから起きるには少々早すぎますね。
平日でしたらとっくに母もわたくしも起きてゐる時間ではござひますが。
もう一眠り…その前にお手洗いに行っておきませう。
動いた拍子に散歩を起こしてしまひました。
「あゆみ、おしっこする」
寝ぼけまなこにて起きる娘とともに廊下へ…。
その時です!
得も知れぬ寒さがぞくりと背筋に走ったのでござひます。
これは…。
娘は構わずおトイレへと走ります。
用を済ませ、わたくしも用を足して出ると散歩がおりませぬ。
あらあら、手を洗わずに戻ってしまったのでせうか?
部屋へ戻りましたがやはり姿が見えませぬ。
おじいちゃまとおばあちゃまの部屋へ行ってしまったやうです。
休日の睡眠を妨げるのは気の毒といふもの。
わたくしは両親の部屋へと参りました。
「父上、母上、散歩が…」
「!」
そしてわたしは
見てしまったのでござひます!
両親の部屋にて、おばあちゃまの布団に潜り込む散歩。
そしてその両親の部屋では!
ストヲブを
焚いてゐるでは
ありませぬか!!! ![]()
昨日までわたくしどもは半袖を着てゐたんですけど…。
しかも散歩…
ぱんつ
はいてません!
散歩、貴女はあの、もう冬の如く寒ひ廊下をノーパンで祖父母の元へ走ったといふのですか、手も洗わずに(←ツッコむとこはそこか?)。
おしり丸出しで布団に潜り込む散歩に、パニクる祖母。
「え?あゆみ、手を洗ってないの!?(←やっぱり同じツッコミ)キャー!!!」
いやもう大変な騒ぎにござひました。
散歩のぱんつとパザマのおズボンは廊下に落ちておりました。
嫁入り前の娘が何てことを…。
(お化けの世界)にゐるパパが見たらさぞ嘆くことでせう。
え?
怪談だなどとわたくし一言も書いておりませんが。
確かに風水的には突っ込みどころ満載の家なのですが、いちいち気にしていたら住めません。
2階は少々まずいことになっておりますが、人がいるスペースは大丈夫だからまあ良しとしませう。
大体離婚前に住んでゐた家なんか、鬼門の方向に葬儀屋さんがあって、それはそうでもなかったのですが、お部屋の中に霊道が通ってて、元ダンナが性格の良く似たおじさん(知らない人というか霊)に憑依されるし、その人に出て行ってもらったら、今度はやっぱりそっくりな性格のおじいさんに憑依されてるし、もう、わざわざ呼ばれてこの家を選んでしまったとしか思へませんでした。
ちなみにこの霊道、お隣にも通っておりましたが、隣のおじさんもやっぱり性格の(悪いところが)良く似た元ヒトに憑かれてまして、やっぱり奥さんに逃げられてました。
…て、あら?いつの間にやら怪談になってしましましまひましたわ?


