メリー・ポピンズ | まーのブログ

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20世紀初頭のロンドンを舞台に、東風に乗ってやってきた家庭教師メリー・ポピンズと幼い姉弟との交流を描いたミュージカル・ファンタジーで、監督はロバート・スティーブンソン、主演はジュリー・アンドリュース、共演はディック・ヴァン・ダイク、デヴィッド・トムリンソン、カレン・ドートリス、マシュー・ガーバー等です。

1964年度:アメリカ)

ジェーンとマイケルはいたずらっ子の問題児。原因は銀行役員の父親と、婦人参政権運動に熱心な母親がほとんどかまってあげないから。そんなある日、自分たちの理想通りで、しかも魔法使いの家庭教師がやってきたから子供たちは大喜び。二人は夢のような楽しい体験をして、大人の世界の大変さも学び、いい子に成長していきます。その一方で、厳格な父親もメリーの「魔法」にかかり、明るい人物へと変貌を遂げます。実はこっちの方がメリーの重要な仕事だったのかもしれませんね。前半はメリーの友人バートが描いた絵の中に進入し、アニメで描かれた動物たちと「共演」するシーンが非常に楽しく、後半は煙突清掃人たちと繰り広げる愉快なダンスが大きな見所となっています。哀愁を帯びたメロディーのメイン曲『チムチムチェリー』も名曲。幅広い年代の人々が楽しめるハッピーな名作です。ちなみにその昔、おまじないの「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス」を発音する練習をしたので、今でもスラスラと言うことができます(笑)。

 

(NHK-BSで再鑑賞)