丸ごと国全体を買収されそうになった日本を救うべく立ち上がった「鷹の爪団」の活躍を描いた劇場版シリーズ第二弾で、監督・脚本・作画・主演声優はFROGMANです。
(2008年度:DLE)
前作は宇宙が舞台でしたが、今回はネットの中と島根県を舞台に、「鷹の爪団」が日本を買い叩く「ハゲタカ」と抱腹絶倒の激闘を繰り広げます。前作と同様に本作も予算の残りがゲージで目視できるアイデアが採用されていますが、更に本作はサブタイトルのネーミングライツが売り出されるという斬新な試みがなされ、「サントリー黒烏龍茶」がその権利を買い取りました。そしてサントリーの他にも、スバルやオートバックスといった一流企業のスポンサー様が多数付いていて、それらスポンサー様の宣伝がされる度にゲージが回復します。しかし、クライマックスで野沢雅子など、超一流の声優を贅沢にというか、アホみたいな使い方をしたため予算がなくなり、主役の「総統」の作画が子供のお絵描きレベル、更には赤さんの落書きレベルまで下がった件には大笑いしましたよ。本作の面白さは前作の2倍、いや3倍と言っていいほど、次から次に爆笑ネタの大攻勢でした!
(MBSで鑑賞)