G大阪 | 1 | 0 | 前半 | 0 | 0 | 柏 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 0 | ||||
0 | 延前 | 0 | ||||
1 | 延後 | 0 | ||||
播戸竜二(延後11分) | 得点 |
|
元旦恒例の天皇杯決勝戦が東京国立競技場で行なわれ、ガンバ大阪が延長戦の激闘の末に柏レイソルを下し、見事に優勝を果たしました。ガンバは松下時代から数えると18年ぶりの優勝で、Jリーグ発足以降では初優勝です。これで国内3大タイトル(リーグ戦、天皇杯、ナビスコ杯)は一通り制したことになります。名実ともに日本を代表するクラブチームとなりました。
今日の試合もベストコンディションには程遠いガンバが前半はレイソルに押される展開となりましたが、準決勝で戦ったマリノスに比べたらレイソルの攻撃に迫力がなく、意外と安心して観られました。それでも何度かあったピンチはGK藤ヶ谷のファインセーブで防ぎ、後半の中盤以降はガンバのペースとなりました。交代枠を早々と使い切ったレイソルに対し、ガンバはじっくりと構え、試合は延長戦へ。そして延長戦も後半に入り、今日の試合の切り札・播戸を投入。この西野監督の采配がズバリと決まり、播戸が決勝点となるシュートを決め、ガンバの劇的な優勝となりました。まさに選手の頑張りとベンチワークが見事にかみ合った結果です。
ガンバはアジア王者としてクラブW杯に出場したため、超過密日程を強いられた上での天皇杯制覇となりました。チーム全体が満身創痍の状態でしたが、これは奇跡ではありません。もちろんACLにまた出たいという執念も優勝の原動力になったと思いますが、世界の強豪との戦いを経験し、驚くほどチーム力がアップした結果だと思います。疲れが限界に達していても勝つ術を持ち合わせていました。これでアジア連覇という目標ができたので、来シーズンも楽しみです。もちろん国内リーグでも4年ぶりの優勝を目指してほしいです。これでガンバの長いシーズンがやっと終わったので、まずはゆっくりと休んでほしいです。おめでとう、そしてお疲れ様、ガンバイレブン!