相棒 ‐劇場版‐ | まーのブログ

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謎の連続殺人事件が発生。その現場には、不可解な記号が残されていた。警察組織をあざ笑うかのような、予測不能の連続爆破予告。さらに犯人のターゲットは、東京都心部で行われるマラソン大会会場へと向けられる。そこには3万人のランナーと15万人の大観衆が…。刻一刻と近づく爆破のタイムリミット。そして、捜査線上に影を落とす機密文書「Sファイル」。複雑にからみあう、事件と事件、国家の圧力、容疑者たち…。


面白いです! 人気ドラマの映画化作品は力が入り過ぎると、おかしな方向へと向かい、ドラマの良さが消えてしまったり(代表例・踊る大捜査線)、ドラマの良さは残っているものの、わざわざお金を払って観るレベルではなかったり(代表例・トリック)、期待ハズレに終わるケースが多いです(あくまでも個人的な感想です)。しかし『相棒』は一味違いました。ドラマの「相棒ワールド」をそのまま残し、見事にスケールアップしています。元々ドラマ版『相棒』にも毎シリーズ、政治色が強いエピソードや、社会派のエピソードがあるので、こういったスケールの大きいストーリーでも違和感がないことが、映画化成功の一番の理由かもしれません。これはドラマファンの立場からの感想ですが、ドラマを観ていない方でも普通に楽しめる作品です。


興行成績で2週連続1位、公開11日目にして興収20億円突破と、大ヒットとなっているようです。おそらく映画もシリーズ化されるでしょうね。