お燗同盟本気編
一通り試飲が終わったのでいよいよお燗開始!
いつものように鍋に水をはり温めてからチロリをセット!
「何お燗しようか?」
「そりゃあもちろんこれでしょ!」
そう、私が手に取ったのはSP大吟醸。
こんな貴重な物を燗酒にするのは日本でも我々だけではないだろうか。
やめろ、もったいない、無駄だよ、
と皆さんがいたら非難轟々であろう(笑)
でも自分で買ったのだからどう呑もうと関係ないわけで。
よくそんないいお酒お燗にするなんてもったいないだとか呑まなくてもお燗にしたらダメなのがわかるとか言うお方がいらっしゃいますがいい酒ほどお燗にするべきだと私は考える。
吟醸酒ブームによって冷やして味わう風潮がことごとく広まってしまい、安酒は燗にしなきゃ飲めないという便宜的な扱われ方のため「燗=安酒」という意識が根強く残ってしまった。
もちろん吟醸酒や生酒は燗には確かに向いていない。
でも美味しくなくなる、失敗すると決めつけるのはよくないのではないかと思う。
不確定性原理から言えば呑まなくてもわかるでは不確定だ。
お燗にして呑んでみるそうすることによって初めて確定するのだ。
だって日本酒も素粒子だもんWWW(意味わかんない人ゴメンね笑)
話しがそれましたので戻します。
「でも大吟醸をお燗にするのむずいよね」
「ええ。もちろんぬる燗にしますよ。最近自分はぬる燗にはまってるんですよ。ちょっといい温度帯を発見しましたのでWWW」
お燗好きにとって越えなくてはならない壁がやはり吟醸系です。
香りが命の吟醸系は温めれば香りは吹っ飛びますからね。
山廃、生もと系はだいぶ適当にやっても燗上がりしますし燗ビギナー向けです(言い過ぎ)
「自分がいいなと思った温度はですね、「ぬるすぎるぬる燗。熱すぎる人肌燗」これなんすよ!温度で言えば37度~40度の3度間です」
基本五度づつお燗の名称が変わっていくが細かく言えば一度ずつの変化でさえ味は変わるし厳密にいえば0.5度でさえ変わる。
なんで五度づつとかザックリしてんだと疑問をもち色々試してみた結果の三度間だ。
この三度間を私は勝手に思春期と名付けた。
雑味や酸味がまだ残るが、ほのかに温かく角が丸み帯びてきているが芯は残っている。
そんな味の揺れ動く様が思春期の大人の階段を登り始めたころのような、
不器用だけどどこか純真な心揺れ動く様に似ていたので
勝手に名付けましたWWW
「ではお燗付けスタート!!!」
ふたり真剣な眼差しでチロリを見つめます。
私のねらいは39度です。
しかし39度で鍋から上げてはいけません。
本当のねらいは39.5度です。
説明すると鍋からチロリを上げた瞬間はチロリの熱伝導により40度まで到達します。
さらにぐい呑みにつぐまでの間のインターバル、
注いだときぐい呑みの陶器に触れることによっての温度の低下、
部屋の気温など色々考慮したうえで自分の口の中によりよい温度で迎えるための温度設定なのです。
なのでまさにこれは時間との戦いなのです!
そして時は来た!
すぐにぐい呑みに注ぎ
「はいっ!今っ!すぐ呑んで!!」
ヽ( ゚ 3゚)ノホラヨ
「むむっ…絶妙…」
KGさんも唸ります。
香りを失うことなくお燗付けできました。
が、ふたりの結論は…
「これはやっぱり冷酒の方がうまいっすね…」
「そうだね…これは冷酒だねWWW」
まあやってみなければわかりませんし!!(強調)
(>▽<;; アセアセ
その後ふたりとも記憶がなくなるまで呑んでしまったのであまり覚えていないのでございます(笑)
気が付くと帰ろうと思っていた時間はとうに過ぎていて
Σ( ̄ロ ̄lll)
「やべぇー帰んなきゃ!」
実は吐きそうですWWW
「タクシー呼んでくらはーい」
「あいよー」
もはや自力で電話する気力も無かったのでKGさんにテルしてもらった。
「…はい…はい…」
「KGさん何分くらいで来るって?」
「う~ん、混んでるみたいで1時間かかるって」
Σ( ̄ロ ̄lll)
「はぁ?!なにいってんすか!こちとら気持ち悪いんすよ!そんな待てねーっす」
別のタクシー会社に電話をかける。
もちろんKGさんが!(先輩を使いすぎWWW)
「はい…はい…」
「KGさん!どうでした?!」
「すぐ来るって☆」
キタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!
私はそのまま無事帰還!
KGさんは後日聞いてみると…
「鍋洗った記憶ないんだけど、洗ってしまってあるんだよねー(笑)」
と無意識に鍋を洗い収納していたらしい…
そんなこんなでグダグダなまま呑み会は終了したのでした☆
一通り試飲が終わったのでいよいよお燗開始!
いつものように鍋に水をはり温めてからチロリをセット!
「何お燗しようか?」
「そりゃあもちろんこれでしょ!」
そう、私が手に取ったのはSP大吟醸。
こんな貴重な物を燗酒にするのは日本でも我々だけではないだろうか。
やめろ、もったいない、無駄だよ、
と皆さんがいたら非難轟々であろう(笑)
でも自分で買ったのだからどう呑もうと関係ないわけで。
よくそんないいお酒お燗にするなんてもったいないだとか呑まなくてもお燗にしたらダメなのがわかるとか言うお方がいらっしゃいますがいい酒ほどお燗にするべきだと私は考える。
吟醸酒ブームによって冷やして味わう風潮がことごとく広まってしまい、安酒は燗にしなきゃ飲めないという便宜的な扱われ方のため「燗=安酒」という意識が根強く残ってしまった。
もちろん吟醸酒や生酒は燗には確かに向いていない。
でも美味しくなくなる、失敗すると決めつけるのはよくないのではないかと思う。
不確定性原理から言えば呑まなくてもわかるでは不確定だ。
お燗にして呑んでみるそうすることによって初めて確定するのだ。
だって日本酒も素粒子だもんWWW(意味わかんない人ゴメンね笑)
話しがそれましたので戻します。
「でも大吟醸をお燗にするのむずいよね」
「ええ。もちろんぬる燗にしますよ。最近自分はぬる燗にはまってるんですよ。ちょっといい温度帯を発見しましたのでWWW」
お燗好きにとって越えなくてはならない壁がやはり吟醸系です。
香りが命の吟醸系は温めれば香りは吹っ飛びますからね。
山廃、生もと系はだいぶ適当にやっても燗上がりしますし燗ビギナー向けです(言い過ぎ)
「自分がいいなと思った温度はですね、「ぬるすぎるぬる燗。熱すぎる人肌燗」これなんすよ!温度で言えば37度~40度の3度間です」
基本五度づつお燗の名称が変わっていくが細かく言えば一度ずつの変化でさえ味は変わるし厳密にいえば0.5度でさえ変わる。
なんで五度づつとかザックリしてんだと疑問をもち色々試してみた結果の三度間だ。
この三度間を私は勝手に思春期と名付けた。
雑味や酸味がまだ残るが、ほのかに温かく角が丸み帯びてきているが芯は残っている。
そんな味の揺れ動く様が思春期の大人の階段を登り始めたころのような、
不器用だけどどこか純真な心揺れ動く様に似ていたので
勝手に名付けましたWWW
「ではお燗付けスタート!!!」
ふたり真剣な眼差しでチロリを見つめます。
私のねらいは39度です。
しかし39度で鍋から上げてはいけません。
本当のねらいは39.5度です。
説明すると鍋からチロリを上げた瞬間はチロリの熱伝導により40度まで到達します。
さらにぐい呑みにつぐまでの間のインターバル、
注いだときぐい呑みの陶器に触れることによっての温度の低下、
部屋の気温など色々考慮したうえで自分の口の中によりよい温度で迎えるための温度設定なのです。
なのでまさにこれは時間との戦いなのです!
そして時は来た!
すぐにぐい呑みに注ぎ
「はいっ!今っ!すぐ呑んで!!」
ヽ( ゚ 3゚)ノホラヨ
「むむっ…絶妙…」
KGさんも唸ります。
香りを失うことなくお燗付けできました。
が、ふたりの結論は…
「これはやっぱり冷酒の方がうまいっすね…」
「そうだね…これは冷酒だねWWW」
まあやってみなければわかりませんし!!(強調)
(>▽<;; アセアセ
その後ふたりとも記憶がなくなるまで呑んでしまったのであまり覚えていないのでございます(笑)
気が付くと帰ろうと思っていた時間はとうに過ぎていて
Σ( ̄ロ ̄lll)
「やべぇー帰んなきゃ!」
実は吐きそうですWWW
「タクシー呼んでくらはーい」
「あいよー」
もはや自力で電話する気力も無かったのでKGさんにテルしてもらった。
「…はい…はい…」
「KGさん何分くらいで来るって?」
「う~ん、混んでるみたいで1時間かかるって」
Σ( ̄ロ ̄lll)
「はぁ?!なにいってんすか!こちとら気持ち悪いんすよ!そんな待てねーっす」
別のタクシー会社に電話をかける。
もちろんKGさんが!(先輩を使いすぎWWW)
「はい…はい…」
「KGさん!どうでした?!」
「すぐ来るって☆」
キタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!
私はそのまま無事帰還!
KGさんは後日聞いてみると…
「鍋洗った記憶ないんだけど、洗ってしまってあるんだよねー(笑)」
と無意識に鍋を洗い収納していたらしい…
そんなこんなでグダグダなまま呑み会は終了したのでした☆