「野菜を食べても意味がない?」
市販ドレッシングの裏に隠された
“添加物の罠”とミネラル泥棒
「健康のために毎日サラダを食べている」
「野菜をたくさん摂りたいから
ドレッシングにはこだわっている」
そう思って手にとっている
市販のドレッシング。
実はその1本のボトルの中に、
20種類以上の化学物質が
詰め込まれているかもしれないとしたら、
どう感じますか?
健康のために食べているはずの野菜が、
かけるドレッシングのせいで
かえって体に負担をかけている
そんな現代の食の落とし穴について、
少し深掘りしてお話しします。
「pH調整剤」と「リン酸塩」
たった数文字の裏に
隠された大勢の添加物
パッケージ裏面の原材料名を見ると、
「pH調整剤」や「乳化剤」といった
短い言葉が並んでいます。
一見すると数種類の
添加物しか入っていないように見えますが、
ここに日本の食品表示ルールの
「罠」があります。
「pH調整剤」や
「乳化剤」「増粘多糖類」などは
一括表示が認められているため、
実際には3種〜5種以上の化学物質を
混ぜ合わせて使っていても、
表示上はたった一言で済んでしまうのです。
さらに、
一括表示の陰で多用されているのが
「リン酸塩」です。
日持ちを良くするためのpH調整剤
水と油を分離させないための乳化剤
とろみをつけるための増粘多糖類
うま味を
補うための調味料(アミノ酸等)
これらを1物質ずつ数え上げていくと、
1本のドレッシングの中で
20〜30種類もの化学物質が
混ざり合っているケースは
決して珍しくありません。
体に必要なミネラルを奪う
「ミネラル泥棒」の正体
特に注意したいのが、
加工食品全般に広く使われている
亜硝酸ナトリウムや
「リン酸塩」の働きです。
リンは本来
、体に必要な必須ミネラルですが、
添加物として使われる
リン酸塩(無機リン)は
非常に吸収率が高く、
過剰に摂ると体内で
恐ろしい挙動を示します。
リン酸塩は、
一緒に食べた
カルシウム、鉄、亜鉛、
マグネシウムといった大切なミネラルと
強力に結びつく性質(キレート作用)を
持っています。
結びついたミネラルは
水に溶けない形に変化し、
体に吸収されないまま便として
排出されてしまうのです。
つまり、
どれだけ栄養豊富な野菜を
食べていても、
リン酸塩たっぷりの
ドレッシングをかけてしまっていては、
ミネラルの吸収が阻害されてしまう
「本末転倒」な状態に陥ってしまいます。
異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)と
人工甘味料のダブルパンチ
ドレッシングの裏面でよく見かける
「果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)」や
「アセスルファムK」
「スクラロース」といった甘味料にも
注意が必要です。
果糖ブドウ糖液糖:
ブドウ糖の約10倍のスピードで
「糖化(体の焦げ付き・老化)」を
進行させます。
また、肝臓で代謝されるため、
内臓脂肪や脂肪肝の原因になりやすい
特徴があります。
人工甘味料:
少ないカロリーで甘味を出せる反面、
腸内細菌叢(フローラ)の
バランスを乱すリスクや、
強い甘味によって味覚が
鈍化する影響が指摘されています。
「ノンオイル」や「カロリーオフ」と
書かれたドレッシングほど、
油のコクを補うためにこれらの
甘味料や添加物が大量に
投入されている傾向があります。
本当の
「健康的な食」を取り戻すための、
小さく簡単な一歩
「じゃあ、どうやって
ドレッシングを選べばいいの?」
答えはとてもシンプルです。
1. 「分離する」ドレッシングを選ぶ
置いておくとオイルと水分が二層に
分かれる商品は、
強力な乳化剤や増粘多糖類が
使われていない(または少ない)証拠です。
2. 原材料の
「/(スラッシュ)」以降が
少ないものを選ぶ
スラッシュ以降にずらりと
カタカナや専門用語が並んでいないものを
選びましょう。
3. たった30秒で手作りしてみる
基本のドレッシング:
良い油
(オリーブオイルやエゴマ油、胡麻油)
+ お酢(レモン汁)+ 塩・コショウ
醤油ドレッシング:
醤油 1:お酢 1:油 1
食べる直前にシャカシャカと振るだけで、
添加物ゼロの
最高のドレッシングが完成します。
本来、食事は体を整え、
豊かな味わいを楽しむためのもの。
市販品の便利さに頼りすぎず、
原材料の裏側に少しだけ目を向けてみる。
そんな小さな工夫から、
本当の意味での
健康的な食生活を始めてみませんか?


