ディア・マイ・フレンズ
観終えました。
70代になり、未亡人、離婚、未婚など
環境は様々ながら、幼なじみとして集う老人たち。
親戚や家族の生活の面倒を見なきゃいけなかったり
夫からモラハラを受けていたり
親子関係がうまくいかなかったり
認知症やガンを患ってしまったり。
日常に起こるリアルな現実の数々。
人生にはそんな悲しいことや苦しいこともあるけれど
その不安や悲しみを分け合って
時には笑いに変えながら支え合う友情に
私も一緒になって、泣きながら笑いました。
こんな心許せる友達がいるのって、ほんと宝物!
「今すぐ皆で旅に出ましょ」
「どうってことない人生 これなら上等だ」
人生がどうってことないなんて
なかなかそこまで達観できる日は
まだまだ近くはなさそうだけど。
年を取っても、近くにこんなにたくさんの
心分かち合える友達がいるって本当に羨ましい!
心理面はもちろんだけど
物理的に距離が近いのも貴重。
私の仲いい幼なじみたちは全国各地に散らばっていて
しょっちゅうしょっちゅう会えないから余計にそう思う
そんな素敵な仲間たちと一緒に
今を精一杯生きている登場人物全員の人生が
何だか愛おしく思えます。
老人たちのリアルな現実を見るストーリーは
近い将来の自分の姿とも重なって見え
自分の老後についても、ふと考えてみる機会にもなったり。
私的には、とても心に響くいいドラマでした。
もうひとつの見どころとも言える
美しいスロベニアの風景も、印象的なドラマでしたね。
スロベニアのロケ地についてだけ書いた↓