ドゥブロブニクのホテルを出発し、
一路スプリットへ
実は、行って初めて知ったのですが
クロアチアのアドリア海沿岸は、ずっとクロアチアではありませんでした！
上の地図を見ると分かるように、
プロツェとドゥブロブニクの間に一部途切れているところがあるのです。
9kmだけ、隣国ボスニア・ヘルツェゴビナが
海側に飛び出していて、クロアチアを分断しています！
そのため、ここを陸路で通る時はパスポート要です！
この短い距離の間に、
クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチアと
2回国境を越えます
今回は、そのアドリア海沿岸の
ボスニア・ヘルツェゴビナの町「ネウム」までの旅行記となります。
ホテルを出て程なくして、
ドゥブロブニク港を通りました。
ブルーの下線のところが ドゥブロブニク港
（そこから南に車で15分ぐらいで、ドゥブロブニク旧市街です）
緑の〇印のツィジマン橋を渡り、
しばらくは、アドリア海を眺めながらのドライブです。
赤い〇印が、ボスニア・ヘルツェゴビナの町
Neum(ネウム)
ツィジマン橋
ツィジマン橋ができたのは、比較的最近のようです。
それまでは、入り江の奥までぐるっと入り、回って来なくてはならず、
この橋ができることで、かなりの時間短縮になったそうです。
ツィジマン橋を渡ったところで
少しだけバスは停車し展望タイム。
そこからは、今走って来た方向
大型客船も停まるドゥブロブニク港の風景が見えました。
その奥に広がる街並みを見ながら
これでドゥブロブニクともお別れかと思うと
少し寂しい気持ちに
そして、しばらくはアドリア海の沿岸ドライブ。
対岸のイタリア人も羨んだという
クロアチアの美しい海の風景が続きます。
起伏に富む、入り組んだ海岸線。
島も多く、まさに風光明媚な美しい風景の連続でした
ボスニア・ヘルツェゴビナへの国境の所は
写真撮影はダメかと撮っていませんが
高速道路の料金所みたいなイメージでした。
いつも国境付近は渋滞していて
30～60分ほど待ち時間がかかることも多いそうですが
この日は空いていて10分程で通れました
国境越えも、いろんなパターンがあるらしく
係員がバスに入って来て、1人1人チェックすることもあれば
今回のように、まとめて全員分のパスポートを預けてスキャンするだけという場合も。
何より日本人の団体だと言えば、
ほぼノーチェックで済むのだとか。
国際的に信用度が高いのは嬉しいですね
国境を越えてやって来た
ボスニア・ヘルツェゴビナの飛び地
Neum （ネウム）
ここでスーパーに立ち寄りました。
ここでは、ボスニア価格で購入できるため、
クロアチアで買うより、何でも安く買えるとのこと。
レストランもあります。
こんな遠い異国で、
スーパーの入口に大きく日本の国旗が飾られているのが不思議な気分。
よく見ると、国旗の下に日本地図もありますね。
短い買い物時間のため
添乗員さんおススメのものをサクサクっと購入。
ヴァージンエクストラオリーブオイル
クロアチアの赤ワイン「ディンガッチ」
この辺の家庭で一般的に使われているという
野菜ダシ調味料 VEGETA
クロアチアのチョコ Bajadera～バヤデラ
結構甘いチョコですが、冷やすと美味しかったです。
通貨はボスニアマルクですが、クーナやユーロでも支払い可。
ボスニアマルクの値段表示を4倍にしたら、
大体クーナ価格ぐらいの数字になるのだそう。
と言われても、クーナにもまだ慣れてないわけで
しかも私はクーナも手持ちがもうなくて
ユーロで払いました。
全部で 34.8ユーロ（＝約4,400円）
時間がなくて慌ててたし
値段表示見てもピンと来ないまま
紹介された物をどんどんカゴに突っ込み！
あっという間にお会計
レシートももらってなくて
何がどうだったのかよく分からずなお買い物。
まぁきっと
お得に買えたんだろうと思います
