小学生の頃、地理の時間に勉強してから
ずっと気になっていた日本平
ずっと行けないまま、イメージだけがどんどん先行して、
ものすご~く感動的な場所なんだという思いだけが走っていた。
その山頂自体は、ほんの小さなスペースで、
その場所そのものが美しいというわけではなく、
そこから見る景色が素晴らしい場所だったんだと気がつきました
空にぽっかりと浮かんだように富士山が見えます。
ありがたやー
反対側にもアルプスの山々が見えるそうです。
(天気がいまひとつで、あまりよく分からずでしたが)
晴れた日に、また訪れてみたい場所です。
そして、何だか小学生の社会科ツアーみたいに
なってしまいました。
懐かしくないですか?登呂遺跡です。
まさに小学生の頃、来て以来です。
その時には、富士山にも登りましたよ。
富士山登山のために、半年以上前から、
家族で、毎日6~10キロマラソンをして体力をつけてました。
なので、体力的には結構行けたんですが、
実は、酸素不足にすごく弱いタイプだったようで、
8合目ぐらいからは、薄くなる空気に息が苦しくて苦しくて、
一人でゼーゼーと青い顔をし、フラフラだった覚えがあります。
そんな思いをしつつ、山小屋を寒い中、深夜出発し、
頑張って登った山頂でしたが、天気が悪くご来光も見られず
帰りは、砂利をすべり落ちるような下山道の方を選んでしまい、
(一足で2mほど?降りられる!でも全身くまなく汚れます~~(>_<))
霧で視界も悪く、周りに人気(ひとけ)も感じず、遭難したかと焦りました。
そんな私たち、幸い、下山はできたものの、
上から下までもう目も当てられないほどのドロドロ状態。
おそらく、「何事?!」と思われるほど汚れていたと思います(汗)
当然、タクシーには何台も乗車拒否され…
親も子も、見知らぬ土地で途方に暮れていた時に、
一台のタクシーの運転手さんが止まってくれました。
そして、どろどろの私たちを乗せてくれただけでなく、
奥様に話をしてくれて、なんと自宅に連れて帰り、お風呂まで貸してくれたんです
子供心に、深く感動した覚えがあります。
今でも、家族で富士登山の話が出ると、
このことは、必ず話題にのぼります。
そして、家族じゅうでまた感謝をするのです。
そのタクシーの運転手さんには、
今でも年に一回ですが、贈り物を欠かしていないようです。
すっかり昔話が長くなりました…
でも、静岡は、そんなステキな思い出のある場所です。
(2006/11/17)