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 こちらの続きです。
 5~10分程待ったでしょうか。
 予診室から先程とは違う看護師が出て来て名前を呼ばれました。
 予診室には初めて入ります。

 中に入ると学校の保健室のような感じでした。

 看護師:「看護師の○○と申します。椅子でもベッドでもお好きなところに座ってくださいね。はじめましての私に話すのは話しにくいかもしれませんが。」

 私:「はぁ・・・。」

 看護師:「先程の診察で3点質問されたのですよね?物忘れと痛みと肌。」

 私:「はい。」

 看護師:(最初の部分は何を言っていたか忘れてしまいました)「主治医を変更してほしいとかありますか?」

 私:「はぁ?えー?

 いきなり何を言い出したのかと思いました。
 前回も書きましたが、主治医に悪い感情は持っていません。
 何故ならああいった感じは主治医の通常運転だからです。
 今更何を仰るという感じです。

 そしてこの感じ・・・私を心配しているというよりクレーム防止対応か?
 私、汚れた大人なのでそう感じてしまいました。
 心配してくれているのと半分づつ?
 まぁ、どちらでもよいです。

 私:「そんなことは思っていません。」

 看護師:「物忘れについてですが記憶が抜けてしまうとか。先生は何と仰っていましたか?」

 私:「そういうのは聞いたことがないと仰っていました。」

 看護師:「どう思いましたか?」

 私:「先生がそう仰るのであればそうなんでしょう。そう言われたら私はそれ以上言うことはありませんよね?」

 看護師:「はい・・・。症状を聞いてもよいですか?」

 私:「物忘れが酷いというか、突然記憶が抜け落ちる感じです。年相応の物忘れだと少し歩けば思い出せたりするじゃないですか。そうではなくてスッポリ記憶がなくなるんです。記憶がなくなって立ちすくんでしまうこともあります。あと、自宅を出てすぐに行き先が判らなくなったり、目的地と違う場所に到着していたり。普通ではないと思うんです。」

 看護師:「そうですね。普通ではありませんね。それが病気(多発性骨髄腫)と関係しているか知りたかったということですね?」

 私:「はい、そうです。病気と関係があるのであれば先生に対応していただけると思いますし、そうでなければ他で診ていただくことを考えなければいけません。私にしてみればこの状態を放置出来ませんし、悪化したら困るわけです。記憶がなくなるって怖いんですよ。」

 看護師:「それはそうですよね。自宅に帰れなくなる可能性もありますからね。」

 私:(それは考えたことがなかった。家に戻れなかったら行方不明の人になってしまうチーン

 看護師:「自宅に帰れなくなったことはありますか?」

 私:「それはありません。行きだけです。」

 看護師:「わかりました。消えた記憶は戻ることはありますか?」

 私:「ありません。消えたら思い出せません。」

 看護師:「わかりました。このことは他の先生にもこういう症状があるのか聞いてみて対応を確認します。」

 私:「わかりました。お願いします。」

 看護師:「痛みのことですが、先生は何と仰っていましたか?」

 私:「血液検査の結果は悪くないけどねと仰っていました。」

 看護師:「それだけ?」

 私:「はい。先生がそう仰るのであればそうなんでしょう。ならば私が言えることはありませんよね。」

 看護師:「本当にそれだけ?」

 私:「はい。」

 看護師:「えっ・・・」
(しばし絶句していました。)

 看護師:「痛みのことも他の先生にも聞いてみますね。」

 私:「ありがとうございます。お願いします。」

 看護師:「先生もいろいろとお忙しいし、話を聞けないこともあるのでしょうけど(のようなことを言っていました。記憶が曖昧です)、もし診察の時に何か言いたいことがあったり、言えなかったことがあったり、話を聞いてほしいとかあったら看護師に言ってくださいね。誰でもいいです。そのへんにいる看護師を捕まえて言ってくださってもよいですからね。」

 私:「わかりました。ありがとうございます。」

 話は終わり予診室を出ました。

 そういえば診察室で同席していた看護師はcar-tの病院に行ってどうたらこうたらと言っていましたが、そのことは全く話しませんでしたねうーん

 他の医師に看護師が症状について聞いてくださるということになりました。
 診察室を出てから予診室で対応してくださった看護師を待っている間、他の病院(脳の関係)を受診するかどうするかを考えていましたが、回答を待つことになったので一旦保留です。

 今すぐに今後のことを考えなくてよくなったので少し気が楽になりました。
 と同時に私の言動に対して診察室で同席した看護師か主治医が気を使ってくださったわけで、それは申し訳なく思いました。