タイ株でめざせ1億円!~パイレーツ・オブ・タイ株やん!~

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

サービスアパートメントとは?

世界の株式市場の混乱にあたふたしてました。
ようやくアジアは落ち着いてきたようで、タイ株レポート再開です。

がばい暑い(祝佐賀北高!)夏が始まったある日、お世話になっているプランナーからこんなメールが届いた。

「サービスアパートメントってご存知でしょうか?
高級マンション、家具付、南青山を100万程度で月借りするというものです。
これがヒットしているそう。
8/8よりモニターで体験するのですが、体験レポートのようなものをやらせていただけないでしょうか?」

サービスアパートメントとは家具・清掃付き賃貸マンションのこと。
ホテルのコンドミニアムを思い浮かべれば近い。
月100万円のマンションが人気だなんて、景気のいいヤツはいっぱいいるんだなー。

人をやっかみつつ思い出したのが、以前テレビで観た、老後アジアに住む日本人が増えているというレポート。
その時に、日本人が選んでいたのがコンドミニアムというサービスアパートメント。
日本では考えられない安さで、豪華な部屋を借りれてしまうのだ。

「あー、オレも行きてー!」

正直そう思った。
このブログ企画は「日本円が高いうちにアジアに投資してお金持ちになっちゃおう」というのが趣旨。
すでにたっぷり退職金をもらって、年金の心配もない団塊勝ち組は、悠々アジアで老後を過ごせてしまうのだ。

タイにも「コンド」という賃貸マンションを扱っている会社が多くあり、外国人の富裕層などを相手に儲かっているようだ。
その大手企業である、クオリティハウス(QH)を訪問した。

バンコクの中心地のどでかいビルに「QH」の文字。
さすがにすごい自社ビルだ。
高層階にあるオフィスからはバンコクの街が一望できる。

「あそこに見えるのがうちのオフィスビル。あれがサービスアパートメント……」

窓から自社物件がいっぱい見えるなんて、王者の風格漂う会社であります。

サ-ビスアパートメントとオフィスビル、住宅の賃貸および販売が主な事業部門。
バンコク内の最もアクセスのよい場所に集中的に展開しているのが強み。
住宅でも企業でも、高所得者層、トップ企業を多く顧客に持っている。

業績は昨年は20%増収増益。今年は爆弾テロの影響で減益の予想だが、売り上げは4.8%増益予想だ。
鷹揚とした上品そうな社長が、ゆったりと業績を解説してくれた。

帰り際、セッティングしてくれたユナイテッド証券の社長が仕切りと感心していたのが印象的でした。

「いやー、やっぱり余裕ありますねー。
うちはガツガツ稼がなくても、王道で行けば勝てるんだよ。
そんな感じですね」

横綱相撲、そんな言葉が頭に浮かんだ帰り道でした。
タイ株で稼いで、QHのサービスアパートメントに住む野望が芽生えた昼下がりでした。

タイの自動車部品メーカー

アマタの取材で感心した工業団地。
アーピコ・ハイテック(AH)という自動車部品メーカーを訪問する際に、実際に訪ねる機会がありました。
アマタの手がけるものではありませんでしたがd、タイの古都、アユタヤ郊外にある工業団地です。


バンコクから車で小1時間。
東京からでいえば埼玉南部くらいの距離感にありました。

門から入ると、広大な敷地に日本メーカーのロゴが並びます。
キャノン、ニコン、トヨタ、ホヤ、ホンダ‥‥日本企業全部が引っ越してきたような勢いです。

スーパーや住居のような団地もあります。
ここだけでひとつの町という表現は大げさではないようです。
日本人が多いから、赴任家族も安心でしょう。

また、この距離でしたら、バンコクにすんで通うこともらくらくだと思われます。
まあ、悪名高いタイの交通渋滞に巻き込まれなければですが。


僕的にはアーピコは自動車関連で以前から注目していた部品メーカーです。
自動車生産量が増えれば、部品の需要も増えるからです。
案内してくれたのはオーストラリア人マネージャー。
ほかのマネージャーも日本人、マレーシア人など、インターナショナル・マネージメントを実施しています。


企業説明で印象的だったのは、徹底した社員の福利厚生です。
食事は無料だし、交通費も無料。子息のための奨学金制度まであります。
まるで、かつての日本の家族的大企業のようです。
家族も含めて一生の生活を保障する代わりに、会社に絶対の忠誠を尽くす。
今思えば、それは最大の経営効果を保障する制度だったのかもしれません。
もちろんその前提として、社員のスキルの向上、モラルの高さが必要ですが。


取材の中で注目は、日産がタイでの生産を大幅に増やすという話です。
これは以前、このブログでも書いた、ピックアップトラックの生産拠点移動のことでしょう。
日産の進出は、日産には競争ですが、アーピコにはチャンスです。
競争よりも得意分野での分業が得意なタイの特徴をここにも感じました。
アーピコの売り上げにも大きく貢献しそうです。


工場も見学させていただきました。
徹底した看板方式で、部署ごとに部品の届く時間が掲示されています。
在庫を限りなくゼロにする、効率的なシステムです。
社員の笑顔の写真がそこかしこに飾られています。


工場を出る頃、恒例のスコールもあがっていました。
幸せそうな会社にはいいことがあるんだね。
バンコクに戻る車の中で、タイ経済の明るさがうらやましくなるのでした。

タイの工業団地は至れり尽くせり

トーマスーフリードマンの名著「フラット化する社会」は、世界の仕組みの変化を私たちに教えてくれました。


「世界は平らだ!」


コペルニクスやガリレイ以来のパラダイムの大変換が、経済の世界には起こっている。
それはどういうことなんだろう?
気づいている企業は大きく飛躍しているのではないか?

そんな思いがタイの企業を回るうちに、ひとつの仮説が僕の中で固まっていきました。


「世界は分業である」


アマタ・コーポレーション(AMATA)という会社を訪ねました。


バンコクのビルの6階を訪れると、そこに広がっていたのは、ビルの屋上とは思えない見事なタイ式庭園。
その奥に優雅なタイの住居が立てられていて、そこが事務所になっているのです。
部屋の中には由緒ありげな仏像や彫刻が飾られ、ゆったりした空気が流れています。


取材に対応してくれたのは、一橋大学で博士号を取得したというタイ人マネージャー。

アマタは工業団地を展開する会社です。
タイ国内には「アマタ・シティ」「アマタ・ナコン」の2ヶ所。
95年にはベトナムへも進出しています。
日本でも話題になった、大田区との提携で実現した中小企業の海外進出の大田テクノパーク(OTP)もあります。


タイの工業団地の最大の利点は、ロケーションです。
2箇所とも、空港、港湾、バンコク市内から程近い県内にあります。
製品の輸出、部品の輸入などに便利です。


元々、タイ経済の強さは国の立地条件にあります。
北に中国、西にインド、南にマレーシア、シンガポール、東にベトナム、東北に日本、東南にはインドネシアからフィリピン、オセアニア諸国まで。
そのすべての中心にあるのがタイなのです。
今回、ラオス国境に橋が完成し、ベトナムへの陸路も大幅に短縮されたのは依然書いたとおりです。
タイで作れば流通に乗せるのがすごく便利なのです。


その生産の拠点になるのが工業団地。
タイ国内には工業団地が60ありますが、敷地面積で40%を誇る、文句なしのトップです。

海外の企業が安心してタイに進出できるよう、電力、水道などのインフラはもちろん、学校、病院、コンビニ、学校、レクリエーション施設まで充実させています。


タイに日本企業が進出して50年。
今でもタイに進出する海外企業の半数以上が日本企業です。
タイが「アジアのデトロイト」と呼ばれるのは、日欧の自動車メーカーがこぞって進出しているからです。


「タイの自動車メーカーはないのですか?」


僕らの素朴な質問に、マネージャーはあっさり答えました。


「ありません。それに、ない方がいいんじゃないですか?」


その言葉の背景に「タイがするべきことはほかにある」という深い洞察を感じました。

もし世界がひとつならば、すべての国にすべての産業がある必要はありません。
農地に恵まれた国は食料を作り、技術力のある国は生産を担い、資源のある国は資源を供給すればいいのです。
車を作るのでも、部品を作る国、工場を供給する国、輸出を担当する国など、分担すれば効率的なのです。

もちろん国内産業の保護など、複雑な問題は多くありますが、自分の強みをわかっている会社だけが今の時代を生き残れることは確かです。
日本企業でも、部材産業など、世界トップの技術を持つ企業は業績も株価も安定しています。


「競争から分業へ」


タイ経済が好調な原因のひとつは、このキーワードにあると思います。
競争の果てには価格競争、乗っ取り、負のリストラなど、経済の不安要因が多くあります。
それが、自分の得意な分野で世界でトップであれば、経済状況に左右されなくてもすむのです。


そのひとつの例として、タイのピックアップトラック産業があります。
ピックアップトラックとは、軽トラをかっこよく豪華にしたみたいな車です。
世界ではタイとアメリカでしか作られておらず、しかもアメリカのはほとんど大型車なので、中小型はタイでしか作っていないのです。
バーツ高で輸出競争力が下がっても、タイでしか作っていないのですから、影響はありません。


話をアマタに戻しましょう。
工業団地は売ってしまえばそれまででは?
この質問には、こんな答えが返ってきました。


「周りにいくらでも土地を買うことができます」


港湾に近い土地は塩害などがあり、元々農地に向いていないそうです。
だから農民も売りたがっている。土地はまだまだ広がる。
また、レンタルファクトリー(貸し工場)にも力を入れ、収益構造は安定に向かう見込みです。


中国、インド、アセアンとのFTAを結んでいるタイに進出する企業はまだまだ増えるでしょう。
ライバルとなるベトナムにも、アマタは着々と進出しています。
スコールでちょっと涼しくなった夕方のバンコクの風に吹かれながら、アマタの株を買いたいと強く思うのでした。


マネージャー、今度は東京で焼肉いきましょうね!

タイの携帯電話事情

タイは若い国です。
人口統計上から見ても、2050年くらいまで労働人口は延びるはずです。
そのことは、経済発展には非常に重要であることは明白です。
働く人が多く、老人を扶養する社会負担が少ないからです。


高度成長に沸いた、かつての日本もそうでした。

そういう経済統計上の話とは別に、街では若者たちが元気です。
ファッションを楽しみ、外食や映画が好きで、週末は夜遅くまで遊びます。
そういうニュー・ジェネレーションがバンコクに生まれています。


今回お世話になったユナイテッド証券の女子新入社員を見て、30代のタイ人社員が


「ニュー・ジェネレーションや」

とつぶやいたそうです。


その彼女は10万円近くする携帯電話を持っていました。


「そんなに給料払ってへんのにな」


大阪出身の社長が言いました。


その女の子は月賦で買っているのでしょう。
僕が子供のころの日本人も、高価なものはみんな月賦で買っていました。
月収の5倍もするカラーテレビや、10倍もする自動車を、みんなせっせと月賦で買っていたのです。
そりゃ景気がよくなるわけですよ。稼ぐ以上にお金を使っていたんだから。


僕が就職したころでも、ローンを組んで卒業旅行に行き、高額な生命保険に入り、オーディオを買い、車を買い、スキーを買い、ゴルフクラブを買い。
彼女ができればファッションをイタカジで決め、クリスマスにはシティホテルを予約し、ブランド物をプレゼントし、海外旅行にも行きました。


結婚すればホテルで披露宴&新婚旅行。
家財道具も輸入物でそろえ、子供ができればブランド子供服に早期教育。
締めにマンションを買って35年ローンで一生のお金の使い道が決定しました。


すべては未来は今よりも豊かになると信じていたからできたことです。


いま、フリーターの若者にはこんなことはできません。
せいぜいが携帯電話を買って、安い居酒屋で酔うくらいです。


では、いまの日本の若者とタイの若者とどちらが豊かかといえば、金額的には日本だと思います。
でもタイの若者は月給の2倍以上の値段の携帯電話を買えてしまうのです。
それはタイ経済の明日が明るいと、タイの若者が肌で感じているからだと思います。


タイの消費は物が非常に売れやすい状況にあるといえるでしょう。
みんながものを買いたいし、買いたいものがいっぱいある。
若者の消費はスピーディーで爆発的です。
広告すれば、物が売れる段階に今のタイ社会はあると見ました。


そういう視点で注目したのが、携帯電話タイ国内最大手のアドバンスド・インフォ(ADVANC)。
携帯電話キャリアと同時に、端末の販売も手がけています。


タイの携帯電話は日本と違って、同じ端末ですぐに携帯会社を変えることができます。
逆に新しい端末に乗り換えることも簡単です。
自分のチップを差し替えるだけでいいからです。


もっとも、これが世界標準。日本のようにキャリアごとに端末が違うほうが特殊なのです。


ということで、前にメジャーのシネコンがあると書いた、サイアム・パラゴンにあるショップを訪ねました。
最新機種が並ぶ店内はピカピカです。
日本と違って、折りたたみ式の機種が少ない傾向にあるようです。
その分、小型の機種が多いようです。


タイの人は新し物好きで、2,3年で買い換える人が多いとのこと。
タイの携帯電話普及率は07年3月末で68%。10年までには80%まで普及が進むと見られています。
買換え需要と新規需要で、売り上げ増が見込めそうです。


面白いのは携帯料金をショップに払いに来る人が多いこと。
日本で言えば、昔、丸井のカードの支払いを若者が丸井に払いに来ていた風景と似てます。
銀行振り込みの手数料が高いことと、コンビニなどでの振込みが普及していないのが理由だそうです。
しかし、ショッピングセンターの中にあるショップに払いに来れば、またそこで買い物をする人もいるでしょうから、うまい商売です。


実際に丸井は、支払いカウンターをわざわざ最上階に作って、エレベーターで帰る客の購買意欲をそそる作戦で成功しました。
「シャワー効果」といいます。


アドバンスド・インフォの今期の利益の伸びは12%の予想。
PER15倍、配当利回り6%以上は、なかなか魅力的かも。
前首相のタクシン氏傘下のイメージでダウンしていた信用も回復基調。
意外にいぶし銀銘柄かもしれません。

外国人が押し寄せる病院

「タイでは病院も上場しているんですよ」
「えー、日本では聞いたことないですねー」


ユナイテッド・ワールド証券のチャーリーさんに、こう聞かされていて、興味深々で訪れたのが、バムルンラート病院(BH)。
フィリピン、ミャンマー、バングラディシュでも病院を経営する、外国人患者受入数では東南アジア最大の私立病院です。


玄関でまず驚いたのが、名前に「バムルンラート・インターナショナル」とだけあって、どこにもホスピタル(病院)の文字がないこと。


「まるでホテルじゃん!」


そう思って中に入ったら、中はもっとホテルでした。


吹き抜けの広いロビーにエスカレーター。1階2階にはスターバック、マクドナルド(ドナルドが手のひらを合わせて、タイの挨拶をしている!)に和食店など、まるでショッピングビルのよう。
消毒液のにおいもなく、ここが病院だなんて信じられません。

案内をしてくれた広報の日本人女性(偶然にも、僕の会社の先輩の同級生でした!)は、こう言い切りました。


「ライバルは5ツ星です」


病室に案内されてまたびっくり。
まるでスイートルームのようなVIPルームが3食付で3万円前後。
広いリビングにベッドルーム、バスルーム(危険なのでバスタブはありません)。
食事はタイ・洋・和食、半月替りの一流シェフのメニューから選べます。
ケータリングも自由なので、見舞い客や家族も一緒に食事を楽しめます。
ある意味、ホテルより使い勝手がいいかも。
普通の個室なら日本円で1万円ちょっとからあるみたいです。
はっきり言ってこの内容なら、日本よりかなり安いです。
僕も入院したいくらいです!


小児科に言って、またまたびっくり。
まるでTDSのトゥーン・タウンです。
かわいい遊具があるスペースでは、待っている子供たちが遊んでいます。
診察室の入り口にはかわいいキャラクターの看板がかかり、看護士の制服も、動物のキャラクターでかわいくデザインされています。
これだったら子供も怖くないです。
「またあの病院いくー!」
子供のこんな声が聞こえてきそうです。


病院を歩いていて目立つのが外国人、特にアラブ系の方々。
実はタイはヘルス・ツーリズム(治療をしに訪れる外国人)がインドと並んで盛んな医療大国。
9,11以降、アラブ系の人が欧米に行きにくくなったことも追い風となって、タイへのアラブ諸国からの患者が増えました。


国別に外国人患者で一番多い国はUAEで、2位は日本です。
もっとも日本人はほとんどがタイ駐在のビジネスマンとその家族、それに観光客。
日本からのヘルス・ツーリズムはまだほとんどないということです。
その理由は、日本の健康保険制度が充実しているから。
でも、タイの医療はレベルも高く、日本では認められていない薬も使えるので、そういう患者もこれから増えるのではないかと思います。
実際、僕は移植などの難治療が必要になったら、タイに行く気満々です。


創業は1975年ですが、97年の通貨危機ではこの病院も経営危機に陥りました。
そこで目をつけたのが、外国人患者の誘致です。


「外国の患者に認められれば、タイの富裕層も戻ってくる」


そう考えて、外国人患者の受け入れに力を入れました。
経営にも欧米人を入れ、今の経営陣はほとんどが欧米系のインターナショナル・マネージメントを導入。
タイ人主体の医療部門と二輪体制となっています。


555のベッド、1日当たり来院数3500人ですが、受け入れ能力5500人に増やす新館を建設中です。

30ヶ国語の通訳がいて、日本語、中国語に関しては専用受付もあり、いつ来ても診察を受けることができます。
街医者の紹介状がなければ診察すら受けられない日本の大病院とはえらい違いです。


これからの展開としては、経済発展著しいドバイにも新病院を建設予定。
今年は売り上げ、利益ともに20%近い伸びが予測されています。
これに新事業効果が加われば、業績の拡大期待は大きいです。
PERは30倍程度と割安感はありませんが、成長を考えれば魅力的な銘柄です。

最近はタイの一般患者も増えているということで、タイの中間層も豊かになっているようです。


でも取材の帰り際、案内してくれたユナイテッド証券の女性新入社員のリンちゃんはぽつりと言いました。


「私たちには高すぎます」


やっぱりそうなんだろうねー。
でも、リンちゃんはきっと、頑張ってえらくなっていい病院に入れる人になると思います。
僕もタイ株を買って儲けて、いい病院に入院したいと心に決めたひと時でした。

タイ株はユナイテッドワールド証券で!
http://www.uwg.co.jp/

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>