吉田カバンの値上がりがスゴい |  左利きの雑記。

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吉田カバン製品を使い始めて6年ちょっと。

いずれ今持っている吉田カバンでも寄せ集めて写真撮ってみようかなと思っていますけどw

そんな吉田カバンに最近思う事と言いましょうか。

いったい何を考えているのだろうと思う事があってキーボードを叩きました。

最近の吉田カバン値段が高いです。

いや、割高なのは今に始まった事ではない事は重々知れ渡っているでしょうけど、近年の価格設定&専門店の雰囲気やコンセプトが、どう考えても一般向きではない。

ちょっと良いものを越えてブランドバッグとなりつつある傾向なんです。

 

それを特に感じたのが、最近新しく生まれ変わった定番シリーズのタンカー。

もうPORTERと言えばタンカーというくらいイメージが定着しているシリーズだと思います。

 

そんなタンカー。たしか2年前?くらいに5~10%くらい値上がりしているんですよね。

そしてたぶん結果的にそれでも売り上げ的に追いつかなくなったのでしょう。

今年1月にマイナーチェンジというカタチで、生地の色やファスナーを変更して新タンカーとして発売したんです。

そしたらすんごい値上がりしてんの!

例えばこのキーケース。購入した時(6年前)は4410円+TAXでした。十分高いですけど。

それか価格改定で4700円+TAXにアップ。まぁこの辺まではギリギリかなって感じました。

が!今回の新型。何と7800円+TAX!結果的に6年前より3390円アップ!(約75%増)

 

一応この異常な値上がりを誤魔化す手段なのでしょう。

新タンカーにはこんな感じの巾着袋が付いてきます。

この巾着は30周年限定カラーのキーケースを購入した時に付いてきたモノです。

当時の値段は忘れましたが、それでも+1500円くらいだったと思いますよ。

 

今はこの巾着が付いてこの値段。となっていますが、いずれそのキャンペーンも終了して、お値段そのまま巾着無しで売り出すプランじゃなかろうか。

 

 

同じく。

ムーさんが現在デジカメポーチとして使用しているコチラ。

購入当初の価格は忘れましたが、旧価格は7500円+TAX。

そして新タンカーでは11000円+TAX!(約50%増)

 

生地が生地だけに、どう見ても高級品には見えないこのシリーズ。

吉田カバンの公式値上げ理由は「材料費と輸送コストが上がったため」としています。

その理由は一理あるでしょう。でも本当の理由ってそこじゃないでしょ~。

 

ま~これはあくまで個人の見解ですよ。リサーチした話じゃないです。

ムーさんが思う、最近のポーターは!欲しいと感じるモデルが少ない!

ムーさんがそう感じるという事は、世間的にもそう感じている人はいるはず。

だから絶対に売り上げは下がっているはずなんです。どこがピークか知らないけどw

それをカバーするための値上げ。要は単価を上げる。

あと職人不足もあると思います。量産が厳しい。

例えば1つの町工場で1日10個製造できた生産力があったとして。

世代(職人)交代で1日5個が限界になってしまったとしたら。売り上げ半分ですよ。

コレじゃ吉田さんの仕事ウチでは賄えません!ってなったら。吉田さんも困るでしょ。

 

売り上げが落ちる→単価を上げる→売れなくなる。

イメージを上げる→ハイブランド化する→一般ウケしなくなる→数は売れなくなる。

 

株とか見ているワケではないので、実際はどうなっているのかマジでわからないんですけど。

正直今の価格帯だと都会でしか通用しないような価格になっているので、まず田舎のカバン屋さんではPORTER取り扱えなくなると思います。でも売れているモデルは順調に売れているので、直営店と専門店だけが生き残り、取り扱い店が減るでしょう。

 

結果規模縮小という流れになると思いますが、創業者はそれで喜ぶのかな・・・。

ホンダ(四輪)もそうだけど、戦略で失敗してるよね。