スズキがトヨタに業務提携を申し入れる |  左利きの雑記。

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スズキファンとしては見逃せない内容ですね。

トヨタとスズキが業務提携ですか。

 

だってトヨタはダイハツの親会社です。

そしてダイハツの永遠のライバルがスズキなワケで。

何だか複雑な気持ちになってしまいました。

 

ムーさんは別にトヨタのファンではありません。

それは、トヨタの車が嫌いとかそんなんじゃなくて、あまのじゃくであるがゆえ。

万人が認める良いものを素直に喜ばない性格なんです。

 

そんな所と提携を組むなんて!そう思いましたが、ピンとくるものはありました。

それはスズキの後継者問題。

 

ワンマン社長でやってきた鈴木修会長。もう御年86歳ですよ。

いつポックリ逝ったっておかしくない年齢ですから、

後継者ってのを考えにゃならんワケです。

 

現在スズキの社長の位置にいるのは修会長の息子である俊宏氏です。

この人の事ほぼ知らないですけど、まぁ~見ていて頼りないですよね。

スズキが燃費計測で不祥事を起こした時なんて、

最前線に立って行動しなくちゃいけないのに、必ずメディアに出てくるのは修会長。

俊宏社長はただ横にいるだけ。もしくはその場にいない。

 

後継者がそんな感じですから、修会長はこのままじゃスズキが衰退していく一方だと

そう感じて、考えた結果がトヨタとの提携だったんじゃないのかなって思いました。

 

経営難に陥って、シャープみたいに中国メーカーに買収される事態になるくらいなら

誇れる日本の自動車メーカーとしてあり続けたいという願いがあったのではないかと。

 

修会長もまだまだ若ければ、きっとこんな決断をせずとも頑張っていけたんでしょうけど。

背に腹はかえられぬ。苦渋の決断というか、今出来る最善策だったんでしょうね。

 

そしてもう1つ。トヨタの現社長である豊田章男氏。

以前何かのレポートで章男氏の経営方針インタビューを読んだ事があるのですが、

考え方に感動したというか、この人カッコイイって思いましたね。

そんな経営の考え方に修会長も惚れたのかもしれません。

 

 

まぁ、結局どの技術で提携するのかサッパリわかりませんが。

スズキは燃費だけで言えば国内トップの低燃費を実現しているメーカーなので

ハイブリッド技術の最強トヨタと組めば、更にすんごい低燃費車が出来たりするかも。

あとデュアルカメラのレーダーブレーキもスズキはスゴい。

 

ただ、ダイハツとの差別化は欲しいんだけどな~。

ライバルがホンダや日産(三菱)じゃおもしろくない・・・。