少しでも多くの女性に気軽に集まってほしいと言うか。
ただ単に作りたかっただけと言うか。
頂いた材料の有効活用法と言いましょうか。
ライテク練習会ご参加の女性限定のプレゼントとして用意した
澁鞣しの生成り革で作ったパスケース。
初回10個作って、もう増産の必要はないだろうと思っていたのに、
早くも1発目にして6つ出払ってしまったという誤算というか奇跡か?
のちに主宰のご息女の通学用として1つご活用され、
早くも残り3つという品薄状態www
こりゃ増産しないと次のラ練開催時には全員に渡らないという可能性もある!
ということで、5個増産する事にしました。
今回は初回のと型紙を変えておりまして。
見た目を損ねず手抜き作業がやりやすいモデルにしましたw
基本構造はほぼ変わりませんが、大きさにゆとりをもたせ、
最初からスムーズにカードが入るよう、5mm幅を広くしています。
カード取り出し用の切り欠きも、あまり凝ったカタチにせず、
切り出し作業や磨き作業に手間がかからないようにしています。
あと縫製の手間も少し軽減するために
ステッチの間隔を4mmから5mmに上げました。
このカードケースを作る上で、いや、革小物を作る上で何が苦労するのかって。
デザインや縫製作業じゃないんです。
コバ磨き作業が苦労する所なんです。
切り出して貼り合わせたのち、コバ(断面)をヤスリで削って
やや丸くなだらかに仕上げるんです。これが苦労する。
そして、コバ磨き剤を使って帆布やら木の棒などでゴシゴシ磨くと
コバにツヤと深い色合いが出てくるんです
で、仕上がった状態がコレ。
(・∀・)あぁいっ!今回も段染め糸使っています!
前回ピンク色だったDカン留め部は
今回は紫色です。
ピンク革はもう無いので作れません。初回生産分のみです。
これで合計8個だから、もうしばらく大丈夫ではなかろうか。
次でたぶん2~3個出払っても、これが丸々残るって事だからね。
(´∀`)そろそろ自分の手持ちの材料も消費しないとな。