GPR300 インプレ サーキット |  左利きの雑記。

 左利きの雑記。

あまのじゃくが独特な視点と感性で日常を描いております。
主にバイクとバス釣りがメインの内容です。

たまたま、イエローサンダー号の次期タイヤを探していた時にひらめいたというか。

意外と少ない事に気が付いたので、書いてみようと思ったんです。


ダンロップ GPR300の使用インプレッション。

はい。もちろん履き始めの頃にインプレは書いている んですけど。

今回はその集大成というか。サーキットインプレも含められるので。

1年5ヶ月使用してきた感想をザクッと感じたままに書いてみようと思います。

ちなみにコレ、履き替えてすぐの時の写真です。アメブロの画像フォルダーから見つけました。

(・∀・)アメブロって写真管理媒体としても使えるね♪クラウド?クラウドって言っていいのかな?



はい、一応ダンロップさんのGPR300のアピールとしては。

ストリートで際立つ軽快なハンドリングと快適な乗り心地。

高次元でバランスするドライ&ウエットグリップ性能とロングライフ性能で

街中からワインディングまでをカバーするオールラウンドツーリングラジアル。

まぁこんな感じでですね「ワインディング」という表現は入っているものの。

スポーツ的なアピールは特にありません。



ですが。ムーさんはコレをサーキットで使用しているワケです。


どこの何で見たか聞いた覚えていないんですけど。

〝今どきのツーリングタイヤは、ひと昔前のハイグリップタイヤよりグリップする。〟

そんな言葉が頭に残っております。


ひと昔前ってのは、ナロータイヤと呼ばれていた時代だと思いますが、

GPZ900とか、カタナが発売された時代より前の時代(~90年代)ですかね。

そんな時代でハイグリップタイヤ履いてサーキットを走っていた人がいたワケじゃないですか。

だったら普通に考えて、今どきのツーリングタイヤなら普通にサーキット走れますよね。



ムーさんね。実は一気にイイタイヤを履かない理由があるんです。

まず理由①スゴいタイヤを履いてしまうと、それ以下のタイヤが選べなくなりそう。

これはつまり、それ以上がなくなってしまうって事で。高性能化させる楽しみが無くなっちゃうんです。

ほら、よくいるでしょ。オートバイのイジるトコ無くなっちゃうと飽きちゃう人。アレと同じ。

いきなりイイヤツ使っちゃうと、それ以上が無くなって楽しみが無くなっちゃうんです。

だからいきなり高性能タイヤは履かない。徐々にステップアップしたいんです。


そして理由②何かの新車インプレのウェブ記事で、こんな写真を見てしまった。

これ、新型VTR発売当初(約7年前)の記事の写真です。

VTRのノーマルタイヤ(ブリヂストン エクセドラG602・601)で、こんだけやっちゃっているんです。

プロライダーだからって理屈は確かにありますけど。

理由はどうあれ、ノーマルタイヤでこれだけ出来ちゃうって事なんですよ。

だから何でもすぐ車体が寝かせられない事をタイヤのせいにしたくないってのがあるんです。



はい、現にムーさん、ノーマルタイヤでサーキット走った人のタイヤ見ていますよ。

この写真探し出すの大変でしたw

ほら!スゴくない?www

VTRのノーマルバイアスタイヤでもこれだけの事が出来ちゃうって事なんですよ。

これを実際に見ちゃったんです!目の当たりにしちゃったんですよ!

ある意味嫉妬ですよ。出来ない理由をタイヤのせいに出来なくなりましたよねwww


だから、ムーさんの中の1つの理論として。

スゴいタイヤ履いて、スゴい走り出来る人って、間違いなくクレイジーなんですけど。

普通のタイヤで、スゴい走り出来る人の方が、もっとクレイジーだと思うんです。

未だにムーさんがサーキットのタイムに貧欲なのはそのせいもあって。

速い事よりも、どんな意味でもイイからカッコイイ要素がある事が好きなんですね。


前に袖フォでドノーマルのドカちんスクランブラーで走っていた人いましたけどね。

正直遅かったです。遅かったですけど、ノーマルタイヤだったんです。

スゴいと思いましたね。ムーさんは速度で勝って、気持ちで負けていました。




そんな感じで、まったくインプレ書いてないですねwww

はい。もう溶け方で何となくわかる人にはわかると思いますが。

溶け方だけは立派にハイグリップタイヤと同じような溶け方に見えます。

ただ、フチに付いてるハナクソがやや小さいですよね。

ハイグリップタイヤって、消しゴムで言う「まとまるくん」みたいな感じなので。

削れカス、つまりハナクソがもうちっと大きくなるんです。又は付かないか。

でも一応グリッと立派なハナクソ付いていますから。それだけまとまるくらいの

ゴムのベタ付き感って言えばイイのかな。が、あるって事は言えます。


そして1つの問題としては、この形状ですね。

サーキット走行を想定したようなカタチじゃないです。完全にツーリング形状。

ゆる~いアールのトレッドは、全バンク角度で安定したハンドリングを生み出す一方。

最大接地面積が変わらない分、バンク角度を付ければ付けるほど、接地感が薄くなっていきます。


でもこのタイヤのスゴい所はですね、そのバンクが止まる(止められる)所なんです。

どこまでも倒せそうな感じがするタイヤってたしかにあるんですけど。

それ以上倒したらマズいって所でピタっと角度が止められるんです。

ん~何て言えばイイかな。磁石の反発みたいな感じですよ。

倒していくごとに倒しにくくなってくる感覚。そして決めた角度で止められる安定感。

手放し運転でユル~いコーナー曲がるとわかります。

必要以上にタイヤが切れ込まないんです。曲がりすぎないんです。


以前履いてたピレリのスポーツデーモンは、どこまでもイケる気がするタイプで。

手放しで曲がると、まっすぐに戻せないような感じのタイヤでした。


(・∀・)まぁつまり、イージーなタイヤって事ですね♪



・・・・あぁ、グリップ力ですか?グリップ力は~

これくらいの走りができるくらいですwww

コレが一番わかりやすいでしょ!ヒザが擦れる程度のグリップ力。

(・∀・)つるりんぐタイヤでもヒザが擦れると証明してやりました!

って言ってもサーキットですけどね。ステップも擦らない程度の角度ですけどね。

公道でやる場合は○○スカイライン的な名前が付いているような、

広いキレイなワインディングロードがあればね。できると思います。




んじゃまとめ。

GPR-300は、ツーリングタイヤというよりも、にわかハイグリップと呼んでもいいような

プロフィールからは想像できないようなポテンシャルを持ったタイヤです。


(・∀・)ん~でもS20と比較したら、ぜんぜんグリップしないタイヤだと感じたので。

やっぱり〝ハイグリップタイヤ〟と比較すれば性能は雲泥の差ですよ。