ハスラー フェンダーミラー取り付けへの道【後編】 |  左利きの雑記。

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あまのじゃくが独特な視点と感性で日常を描いております。
主にバイクとバス釣りがメインの内容です。

つづき。



ではいよいよ!フェンダーへの取り付けに入ります。


今回の最大の敵は「鉄粉」です。鉄粉はサビを助長する原因になるため。

できれば寄せ付けたくないモノですが。

ドリルでフェンダーに穴開け加工をしなくてはならないので、切り粉が発生します。

更に、ヤスリがけもあるので、削り粉も発生します。ダブル鉄粉ですwww

だので、まずフェンダーライナーを外しました。

そしてフェンダー内をビニール養生。



マスキングテープを貼ったフェンダーにミラーを合わせ、ネジ位置に印。

これがズレてたら完全にアウトです。



そして、フェンダーまわりもビニール養生。

飛び散る鉄粉にも厳重警戒です。


そしていよいよドリルで穴開け・・・・。


ニュイイイイイィィィィズゴッ!

(ノД`)あぁぁ~~~・・・


ハッスルくんに穴を開けてしまった~・・・


もう後戻りできない。前進しか道は無い・・・


はい。気が付いたと思いますが。変な穴の開け方していますよね。


字小さくするんで、長~く語っちゃってイイですか?

実は、このフェンダーミラーの止め方。当初はボルトとナットで考えていたんですよ。そしたら、自動車塗装屋の店長が「ジムニーはナッターで留まっていましたよ」って言うもんで。ナッターっていうのはナットリベットの事なんですけど。確かに言われてみれば、湾曲した薄い鉄板にボルトナットを留めるのは危険。フェンダーが曲がってしまう。ナットリベットならまだマシ。ということでナットリベットで考えたんですけど。地味に高い・・・だから、何とかボルトナットで留めようとしていた時。たまたま動画でジムニーのサイドアンダーミラーの取り外しが紹介されていて。そしたら何と!スクリューグロメットでやがんの!店長にダマされたわ~。という事で、スクリューグロメットで留める事にしたのですが。これはこれで問題。丸い穴ではなく、四角い穴を開けなくてはいけない。すぐさま四角い穴の開け方をグーグル先生に聞いてみると。四角い穴を開けられるドリルがある事を発見。が!けったいな装置(汗)。ルーロの三角形理論で変心回転する特殊なドリルなんですよ。だもんで一般家庭では採用できない。やはりココは地道な「ミニ四駆ボディ軽量化流穴開け加工方」作業が必要。プスプスと小さい穴を開けて、その穴をつなげて大きな穴をあける方法。だもんで、こんな変な穴の開け方しました。


そんな小さな穴を金切りバサミでウリウリと切り、ついに


(ノД`)ボディを切り取ってしまった・・・・



もう後は怖いものなど無いぞ。後は進むだけだ!


ガッチャガチャになっている穴を、棒ヤスリでギコギコと削っていきます。



今回使うグロメットが、9mm穴サイズなので。

穴が9mmになるよう調整(↑若干越えちゃっていますがw)



ビニール養生とマスキングテープを剥がすと。

(・∀・)お♪何か純正にあるっぽい感じの穴♪

削った所は鉄板まる出しになってるので、すぐに防錆塗料を塗布。


塗料乾かしている間に、フェンダーライナーを戻していたのですが。


事件でした。フェンダーライナー外さなきゃよかったと後悔しました。

実はハスラーのフェンダーライナー。

フェンダーとフェンダーガーニッシュに挟まれるようなカタチで付いているのですが。

ライナーのヘリがL字に曲がっていて。その隙間に入らないんです・・・。

フェンダーガーニッシュを外す事も考えましたが。それはそれでまた硬いクリップで留まっている。


参りましたよ。

40分くらい悪戦苦闘して、最終的にはパワープレイでネジ込みましたけど。

あまり外さない事をオススメしておきます。




はい。【前編】でミラーの取り付け面をギリギリまで削った事をご紹介しましたが。

何と、グロメットの厚みも入らない、純正ゴムパッキンを挟む事もできないくらい削ったので。


グロメットの頭をベルトサンダーで1mmほど削りました。

素材はナイロン樹脂なんですけど。手じゃほとんど削れないんです。

ベルトサンダー持ってて良かったなって感じです。


もぉムーさんの車&オートバイカスタムには、ベルトサンダーがかかせません!



んで、削ったグロメットをハメ込むと。


ここまで来たら勝ったも同然!



あとはネジでミラー取り付けるだけです。


うっほほっ♪(゚∀゚*)



完成披露は次回。