楽器(音楽瞑想) | KABUTOミュージックセラピー

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こんにちは、KABUTOです。(オフィシャルブログ)
ここでは音楽、作詞・作曲のこと、セラピーのこと、またヒーリングエッセイを書いていきますね!
ヒーリングミュージックライブ、安心と幸せの「音楽の絵本」の配信日程もご案内させていただきます。

みなさま、こんにちは
今朝の「音楽の絵本」(53)、ありがとうございました。

以下のURLでご覧いただけます。
https://youtu.be/F5UUzkwBxtI

 


KABUTO 音楽の絵本

Story-53 楽器

「目を閉じます。子どものころは誰もが音楽の授業でハーモニカや笛を勉強しました。音楽室にはピアノもありました。
初めて自分でハーモニカや笛を音譜通りに演奏できたときのうれしさ、ピアノの鍵盤を指で押して、音がなったときの喜びを経験した方は多いと思います。カスタネットやタンバリンを叩いても自然と笑顔になります。
今朝は最初に、子どものころに勉強した楽器を1つ思い出して、演奏しているご自身を想像して、ひととき過ごしたいと思います。その演奏している楽器の感触というのも思い出してみてください。

いかがでしたしょうか。楽器を演奏して、何か楽しい気持ちになれたでしょうか。

楽器は英語でInstrument(インストルメント)、歌のない楽器だけの演奏をInstrumental(インストルメンタル)と言います。日本語の「楽器」は「楽しい器」と書きます。器は道具という意味です。日本語には「楽しい道具」「楽しむ道具」という、英語にはない「楽しい」「楽しむ」という意味が道具という意味に付加されています。

なぜ楽しいのでしょうか。それは「メロディ」という旅へいざなう流れ、リズムという自然と手や足を動かしたくなる鼓動、ハーモニーというメロディやリズムが組み合わさってできる和音の心地よさ、美しさが「夢の旅」をつくっているからだと思います。

楽器は、世界を見渡したら何百種類もあると言われています。楽器は衣食住ではないけれど、生きていくのに必要としたから、世界中にあるのだと思います。
音を出すことで喜びを感じて笑顔になれ、幸せになれるのは、我々の身体も60兆の細胞が振動している「楽器」で、共振共鳴しているからとも思えます。
みんなで楽器を演奏したらまるで会話をしているかのように仲良くなれます。

楽器にはそれぞれに個性があります。音色も違い、音の出る音域も違います。オーケストラの作曲で、主旋律を木管楽器のフルートが吹いていたとして、もう少し上の高いメロディで、小鳥のさえずりを表現したいと思ったらピッコロという楽器に演奏してもらうこともできます。楽器同士が助け合って、さまざまな音の組み合わせで、時に荘厳な、時に優しい「夢の旅」に連れて行ってくれます。

心が今とても穏やかです。安心と幸せの中にいます。

日本のトップクラスのサックスプレーヤーの男性が「もっと上手くなりたいんです。」とTVで話していました。
世界中にファンがいる高齢の演奏家がこのように話す。歌うように、泣くように、微笑むように続く、緩急のある演奏は、演奏している側も、聴いている側もライブ会場で笑顔になる。
「なんて素晴らしい演奏なんだろう」と思う聴衆に、「もっと上手くなりたい」と思う。新たな表現のゴールを思うとき、心は「可能性」という大海に足を踏み入れる。きっと微妙な指使いでも演奏は格段に違ってくる。迷い、悩み、その葛藤が新たな演奏を見いだしていく。その演奏は、聴衆にさらなる「夢の旅」を実現する。

地球のあちこちで楽器の音がする。無数の「夢の旅」がある。演奏する人たちも、踊る人たちも、聴く人たちも、みな幸せというエネルギーで、ひとつになっている。すべてがひとつという喜びに包まれている。

ゆっくりと、もともとのあなた自身を感じていきます。
目を閉じたまま、だんだんとご自身に戻っていきます。
自分自身を感じていきます。全身を左右に少し動かしてみてください。
手の平を広げてください。

「楽器が夢の旅に連れていってくれる」という思いを今ご自身に感じています。「歌うように、語りかけるように演奏する。日々の会話も楽器の演奏と同じ。笑顔が生まれる。」その幸せを感じています。ご自身がかけがえのない存在であることを思い、安心と幸せに包まれていることを感じます。

ゆっくりと目を開けてください。
ありがとうございました。
今、素晴らしいエネルギーに包まれ、満たされています。
すべてがひとつということは、あなたはすべての命「ひとつひとつ」であるということです。
良い一日をお過ごしください。」