本日の日経は中東情勢の激化によるホルムズ海峡封鎖懸念により、物価は再度上昇してしまうのではないか?という懸念で急反落してスタートしました。


引けに掛けてもイスラエルの報復攻撃待ちで、終日上値が重い展開で下げ幅を拡大して取引を終えました。




歴史的に見て基本的には格言通り「遠くの戦争は買い」となるケースが圧倒的多数です。


しかし今朝お伝えした通り、今日は水曜日のため、週末の深夜や早朝などにイスラエルの報復攻撃があるのではないか?と投資家なら誰もが想像しやすいです。


昨夜はドサクサに紛れて掻き消された印象がありますが、ISM製造業景気指数、JOLTS求人件数ともに悪化しており、週末の雇用統計も懸念が残る状況です。


最悪のシナリオであるホルムズ海峡封鎖で物価高再燃という可能性は低いと見ておりますが、上記の通り何かポジティブサプライズでもないと、少なくとも週末中は上値が重くなりやすいのではないかと見ております。


来週以降は中東情勢が自国民に向けての建前上の報復で、いつもの茶番となり、先日お伝えした日米市場ともに選挙ラリーで上昇シナリオなら、今週末に下落したところは絶好の買い場となる可能性はあり、いつだってピンチとチャンスは背中合わせになります!

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