おはようございます。


昨日の米国市場は世界的なパニック売りの反動により反発はしましたが、引けに掛けては再度リスク回避ムードが優勢で上げ幅を縮小して微妙な雰囲気で取引を終えました。


引け後のスーパーマイクロコンピューターの決算発表は、そこまで悪くない印象ですが、時間外市場では8時現在-12%下落して推移しております。


国内要因は日銀、財務省、金融庁の3社会談があり、先々の利上げ懸念は、やや後退した印象ですが、サプライズ的な株価対策はなかったため、日経先物の反応は悪く、現物比では-1000円以上下落して取引を終えております。








◇本日の展望
本日の日経は先物なりに-1000円程度反落してスタートすることが想定されます。


一昨日はパニック売りで一旦は売られ過ぎて、昨日はその反動で買われ過ぎた値動きとなりましたが、キリ番大台の35000円以上は上値が重かった印象でした。


下値は33000円台を今日はキープできるか?に注目しておりますが、キープできないと32000円割れを試す可能性があるのではないかと見ております。


もう一つ意識されることは、中東情勢は大きくは悪化しておりませんが、改善もしておりません。


週末は日本市場は三連休を控えておりますので、週末に掛けてはリスク回避売りが加速する可能性がありますので、これを考慮したポジション調整を早目にしておくべきではないかと見ております。


◇日経予想レンジ
31500〜34500円


◇情報ソース