おはようございます。


昨日の米国市場は消費者物価指数は市場予想以上にインフレ率は低下しましたが、好材料出尽くしで、ダウは僅かに続伸、ナスダックは急落とマチマチの結果となりました。


消費者物価指数を受け金利は急低下してドル円は一時157円台半ばまで円高となり、ハイテク株安とダブルパンチで日経先物も急落して取引を終えました。


一部報道では為替介入で円高になったと伝えておりますが、個人的には何もしなくても日米金利差は縮小して円高になりやすい状況になったのに、介入をする必要はあったのか?という見解になります。








◇本日の展望
本日の日経は米国ハイテク株の好材料出尽くしや、急激な円高により、急落してスタートすることが想定されます。


メジャーほど影響は大きくないですが、本日はオプションのSQですので、今までの良好だった需給が変化する可能性がありますので、その見極めが必要です。


今までの日経の上昇要因の一つであった円安基調が止まったことや、状況激変で東証は三連休を控えた週末ですので、前場は乱高下しそうですが、引けに掛けては上値は重くなりやすいのではないかと見ております。


東証の蚊帳の外でスルーしていたグロース市場は、確率は低いと見ますが、もしかすると循環物色の可能性があります。


その理由は米国市場のグロース株を2000銘柄集められたラッセル2000指数が金利急低下を受けて爆上げしてますので、もしかすると日本のグロース市場も連動するかもしれない?という理由になります。






◇日経予想レンジ
41400〜42000円


◇情報ソース