本日の日経は米国ハイテク株の好材料連発により大幅続伸してスタートしました。


朝の買い一巡後は今夜の消費者物価指数を控えて、終日高値圏の持ち合い展開で42000円台に乗せて取引を終えました。




セクターでは半導体中心の上昇となりましたが、内需やバリューも弱くはありませんでした。


日経は一体どこまで上昇するのか?


あくまで目安ではありますが、1月の上昇が34000円ブレイクして高値37000円。


2月は37000円ブレイクして高値40500円。


今回は39500円をブレイクしてどこまで上がるか?


こう見ると43000円前後は妥当ではないか?


という印象です。


今夜は今週のメインイベントである消費者物価指数の発表があります。


週間展望でお伝えさせて頂いた通り、発表直前まで大幅上昇した場合は、市場予想通りにインフレ率が低下したケースでも、一旦は好材料出尽くしで利益確定売りが優勢になる可能性が出てきます。


それから直前のパウエルFRB議長の発言も若干タカ派寄りで辛口な印象でした。


個人的には今日は半導体セクターを一部利確して、昨日お伝えしたバリュー株の三菱商事やNTTは循環物色待ちのホールドとしました。




先日取り上げた百貨店セクターも堅調で、本命のJフロントは本日は2000円の節目をブレイクして年初来高値更新。


消費者物価指数が良くなかったケースでは金利が上昇して半導体が売られて、バリュー株へ資金が入りやすくなることも想定して、このような戦略とさせて頂きました。