本日の日経は米国ハイテク株下落を嫌気して小幅に反落してスタートしました。


しかし昨日から半導体セクターから資金が抜けても、それ以上にバリュー株への循環物色の動きが加速して、引けに掛けては39000円台を回復して続伸しました。


バリュー株の中でも先日取り上げた銀行セクターは本日は爆上げでした。


グロース250指数へも半導体から抜けた資金が流入し、こちらも循環物色で大幅上昇しました。






昨日の米国市場はエヌビディアや半導体指数は暴落してもダウは上昇して、東証と同じ様にバリュー株への資金流入は継続し、市場全体の雰囲気は、それほど悪くなかったです。


エヌビディアや半導体指数は直近の急落で25日移動平均線水準まで一気に下げたため、青の75日移動平均線水準まで下げる可能性は残りますが、そこまで下値余地は大きくないのではないか?という印象を受けました。


今は誰もが日経は39000円以上は上値が重いと思ってるため、そこを付いて日経先物は空売りの踏み上げを狙っての買い仕掛けが効きやすい状況になってきた印象でした。