本日の日経は引き続き日銀金融政策正常化懸念や欧州の政局不安で前場は下げ幅を拡大しました。


しかし後場からはナスダック時間外市場は堅調で半導体期待が上回り、下げ幅を縮小してプラ転して取引を終えました。


グロース250指数は売り枯れ自立反発しました。








日経は上記の通り、米国の半導体期待は株価の下支え要因の一方、日銀の金融政策正常化や欧州の政局不安は株価の重石で、売り買い交錯しております。


テクニカル的にも38000〜39000円の持ち合い展開が継続しておりますが、次第に上値は切り下げ、下値も切り上げ、煮詰まった値動きとなっております。


それゆえ個別株は売り買いどちらでもチャンスはありますが、どちらも優位性は乏しく、一歩間違えると往復ビンタの可能性があります。


レンジ相場は損失は一定でも値幅は大きく取るのは難しく、売り買いどちらで狙っても期待値は低いです。


今は休むも相場か、それか世界で最も優位性がある市場である、米国市場の強いセクターの強い銘柄で取引するべきだと思います。


国内株では、これはチャンスだった、と思えたのが伊勢化学【4107】です。


伊勢化学はペロブスカイト関連株でマネーゲーム化しました。




しかし17日の引け後には増担保が発表されてマネーゲームが終了しました。


増担保になっても更にマネーゲームが継続するケースは度々あります。


しかし伊勢化学は最低取引金額が大きいため、増担保の影響を受けやすく、株価が下がれば下がるほど影響度は高まります。


株式市場は「歴史は繰り返す」の様に似たようなケースが再度起こることは多いです。


1株の最低購入金額が大きい銘柄に増担保が入った時は売り、と覚えておくと、いつか同じ様なケースで大儲けできる可能性が高まります。