おはようございます。


週末の米国市場はミシガン大学消費者信頼感指数は低下し、1年先の期待インフレ率は横這いで引き続き金利は低下しました。


しかし引き続きFRBのタカ派スタンスを嫌気した向きや、欧州の政局不安が加速したことにより、ダウは4日続落となりました。


引き続き金利低下や半導体期待は継続し、ナスダックは僅かに5日続伸して取引を終えました。


日経先物は東証引け後の植田総裁の会見がタカ派だったことや、フランスのEU離脱懸念報道で金曜日の19時の時点で38300円まで急落しました。


米国市場は欧州市場の下落の影響は限定的だったため、引けに掛けては小幅に下げ幅を縮小して取引を終えました。







◇今週の主要イベント

17日㈪
ニューヨーク連銀
製造業景気指数


18日㈫
米国小売売上高


19日㈬
米国市場休場


20日㈭
フィラデルフィア連銀
製造業景気指数

米国住宅着工件数


19日㈮
米国製造業PMI
米国サービス業PMI

コンファレンスボード
景気先行指数




今週は超重要イベントはありませんが、先週のFOMCではFRBのタカ派スタンスは継続して金利に敏感な状況は継続しております。


各種経済指標は注目されますが、今週のメインイベントは米国小売売上高となります。


これ以外に先週からは新たな悪材料として、欧州の政局不安が株価の重石となりましたので、こちらの状況にも影響を受ける可能性があります。






◇主要指標のテクニカル

日経は先週は僅かに上昇しましたが、引き続き39000円台では上値が重く持ち合いの値動きが継続しました。


今週も38000円台での持ち合い展開継続がメインシナリオと見ております。




米国市場は先週はダウは下落した一方、他は続伸して史上最高値を更新しました。




今週は、そろそろ利食い売りに押される場面があるかもしれませんが、引き続き市場の平均的な値動きとなるS&P500を基準に見て、下値サポートラインを下回るまでは上昇基調継続と見ております。




グロース250指数は先週は日経より底堅い値動きで続伸しました。



引き続き670ポイントをハッキリとブレイクするまでは下降トレンド継続と見ておりますが、今週は引き続き日経が波乱なく横這い継続なら、こちらも底堅い値動きがメインシナリオと見ております。


ドル円は先週も円安基調継続で、今週も円安基調継続展開がメインシナリオと見ております。











◇まとめ
先週は米国市場はインフレ率低下で金利は低下しましたが、FRBのタカ派スタンスは変わらず、ダウは下落しました。


しかし金利低下や半導体期待は継続で、ダウ以外は史上最高値を更新して上昇基調継続となりました。


日経は先週は小幅に上昇しましたが、金曜日引け後の植田総裁の発言が、どの程度の債権購入減額するのか?と記者に質問され、「やるからには相応の規模となる」と返答したことにり、減額の規模は小さくはないんだね、という向きで市場はタカ派の反応を示しました。


その数時間後にはフランスのEU離脱懸念報道で下げ幅を拡大し、先物市場では先週の日経は下落という値動きになりました。


今週は超重要イベントはなく、米国市場は休場が1日ありますので、引き続き日経は38000円台の持ち合い展開継続がメインシナリオと見ております。


各種経済指標でのネガティブサプライズや欧州の政局不安が加速したケースでは38000円台割れの可能性があります。


しかし日経は引き続き金融政策正常化による上値の重さは少なくとも秋までは継続しそうですが、新NISA需要などによる押し目買い物色は強いため、36500〜39500円のレンジ相場継続シナリオには変わりはありません。


グロース250指数は先週は日経より底堅い値動きとなりました。


この要因で1つ考えられるのはバイオ株の動向です。


グロース市場はアンジェスを始めとしたインチキバイオが多数上場しております。


不思議なことにバイオ材料は1つ好材料が出ると、全く違う関連でもバイオ株の好材料が連発するケースが多いです。


今は先々週のIPS材料をキッカケとしてクオリプス【4894】が急騰して、その他は先週末はサンバイオ【4592】が急騰し、上記傾向が発生している印象です。


まだ市場全体的には過去トレンドのままですが、バイオ関連株が全般的に堅調なうちは比較的底堅い値動きになりやすいのではないかと見ております。


◇日経予想レンジ
38000〜39000円


◇情報ソース