本日の日経は先週末のPCEデフレーターを好感して続伸してスタートしました。


引けに掛けても重要イベント通過の安心感により、高値圏での持ち合い展開で、大幅続伸して取引を終えました。


今日は日経寄与度が高い半導体セクターが軟調でも、先週に続いて金利上昇がメリットとなる金融セクターを中心としたバリュー株に資金が入り、良好な循環物色での上昇の印象でした。


グロース250指数は買いが続かずに小幅に反落して取引を終えました。



今週は雇用統計ウィークですので、最注目は週末の雇用統計となります。


週間展望でお伝えさせて頂いた通り、個人的には直近の労働指標は低下傾向でネガティブサプライズの可能性は低いと見ております。


今夜のISM製造業景気指数を無風で通過出来れば、米国市場は上昇基調継続の可能性が高まり、日経もレンジの上限となる39500円台をトライする可能性が高まるのではないかと見ております。