前日のFOMCでのパウエルFRB議長の会見終了直後からは、発言内容は若干ハト派で金利は低下したにも拘らず、引けには株価は急落しました。


昨日は更に金利は低下して前日のFOMCの結果を見直す買いが入り、反発して取引を終えました。


引け後のアップルの決算発表は好感され、7時現在、時間外取引では+6%上昇して推移しております。





ドル円は昨夜は為替介入はありませんでしたが、米国金利が低下したことや、為替介入が連発している効果により、7時現在は153円台半ばまで円高に戻ったことにより、日経、TOPIX、グロース250指数先物は続落して取引を終えております。


ドル円が為替介入がなくても円高になってきている要因は、まだ財務相は、あと8回程度為替介入をする資金的な余裕がある、という見方あります。


特に今夜の雇用統計の結果にもよりますが、最も取引が少ない日本時間、来週月曜日の早朝あたりに再度、介入してくる見方があります。


一旦160円まで円安になったので、かなり円高になった印象はありますが、まだまだ為替水準は高いため、140円台まで叩いてくる可能性は十分あると見ております。


それから以前は米国でレパトリ減税が実施されましたが、今後は日本もこれをやり、円高になりやすくしようとする、との報道も出てますので、これが実際に日本でも実施されると、予想以上に円高となる可能性を想定しておきたいところです。


目先の株式市場の値動きはS&P500は三角持ち合いの値動きとなっています。


今夜の雇用統計や再来週の消費者物価指数でどちらに抜けるか?という印象です。


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