本日の日経は昨夜のFRB高官のネガティブサプライズ的なタカ派発言を嫌気して急落してスタートしました。


引けに掛けても今夜の雇用統計を控えてリスク回避ムードが加速して、終日上値の重い展開で大幅反落して取引を終えました。




東証のゴミ箱市場であるグロース250指数は4月全敗の5日続落で取引を終えました。


昨夜の米国市場は株価が急落するほどの超タカ派発言でしたが、米国金利は低下してドル円は円高になりました。


この要因はタカ派発言以上に地政学的リスクの影響が強く、有事の円買いが上回った、という値動きになります。


それゆえ今夜の雇用統計は為替介入の可能性は低下したと思います。


しかし週間展望でお伝えさせて頂いた通り、先日のFOMCでのパウエル議長の発言では『失業率が5%以上になればインフレ率が低下しなくても利下げできる』言ってましたので、失業率が0.1%でも低下してしまうと、今夜も続落しやすいのではないかと見ております。


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